アメリカ移住ブログ、和ごころLAです。
アメリカへの旅行や、留学、単身赴任などで、「たくさん荷物を持っていきたい」というときがありますよね。私も国際線で飛行機に乗るたびは、大量の荷物です。日本へ一時帰国した際は、ついついたくさん購入し、帰国のさいは荷物があふれんばかりに。この記事を書いている今日も、別の国に来ることになり、長期休暇に合わせて多めの荷物で飛行機に乗りました。
そんな私が海外にいくたびに毎回おこなっている、海外旅行で「無料範囲内で最大に荷物を持って行く方法」をご紹介します。
国際線で持っていける荷物の量はどのくらい?
航空会社によって、飛行機に持ち込める荷物の大きさは違います。事前に各航空会社のサイトで確認しましょう。「機内持ち込み」や「機内預け入れ」、英語なら「Carry-on baggage(機内持ち込み)」や「Checked bag(機内あづけ入れ)」などのキーワードで探します。
アメリカの国内線はあづけ入れ荷物が有料であることが多いですが、国際線には無料範囲が適応されることがほとんど。しかし、アメリカで国内線の乗り換えが入る場合は、その際も無料になるのかどうかを、あらかじめチェックしておいたほうがいいですよ。
飛行機のチケットの座席のクラス(ビジネスクラスや、ファーストクラスなど)や、持っているクレジットカードやマイルによって、無料であづけられる荷物の量は異なります。
日本発着を考えると、ANAかJALのマイレージには加入しておくのがおすすめです。クレジットカードでなくても、マイレージ会員になることは可能です。
基本的に、エコノミーでの国際線の場合は、スーツケース1個あたり23kgまでが無料であることが多いです。下記の単純比較でいうと、JALのほうがスーツケースサイズが若干大きく、たくさん運ぶ人には嬉しいですね。
ANA(全日空)の場合
東京とロサンゼルスをむすぶ飛行機は、ANAの直行便が毎日運行しています。
ファーストクラスは、32kgが3つ持ち込めますが、ビジネスクラスとなるとひとつ減って、2個になります。エコノミークラスは、23kgまでのスーツケースを2個です。
(最新情報は公式サイトで確認)
JAL(日本航空)の場合
大阪とロサンゼルスをむすぶ便は、JALの直行便が運行しています。
JALの場合は、ファーストクラスでも、ビジネスクラスでも、32kgが3つ持ち込めますが、ビジネスクラスとなるとひとつ減って、2個になります。エコノミークラスは、23kgまでのスーツケースを2個であるのは変わりません。
JALにのるなら、JALカードは持っておいて、マイルはためるだけ貯めておいた方がお得。JMB FLY ONステイタス会員・JGC会員の場合でファーストクラスに搭乗すると、32kgを4個も持ち込むことが可能です。
(最新情報は公式サイトで確認)
参考 初めてJALビジネスクラスに乗った話 。エコノミー席と徹底比較!
飛行機への預入荷物のポイント
無料で機内にあづけ入れできる量は上記の通りです。
しかし、実際のところ、23kg分の重さを持ち運ぼうとすると、なかなかの重さです。海外の空港では、20kg以上のスーツケースには「Heavy」のタグがつくこともあります。スーツケースだけでなく、段ボールに荷物をいれても、あづけ入れ荷物にできますが、実際は段ボールでは23kgは耐えられません。しかも空港まで運びにくく、重さも測りにくいので、安いスーツケースを段ボール代わりにしたほうが、たくさん持ち込めます。
私は、スーツケース自体が軽いファスナー式スーツケースと、しっかりしたフレーム式のスーツケース2個を使い、適宜わけて利用しています。
ファスナー式スーツケース | 軽いもの、衣料品、消耗品など |
フレーム式スーツケース | 大事なもの、重さがあるもの |
スーツケースの中身のバランスを、ひとつは重いもの・もう一つは軽くて多いもの、とすることで、より多くの荷物をいれることができます。長期滞在用のLLサイズのスーツケースだと、フレーム式は4kg〜7kgほどの重さがあり、ファスナー式だと、3kg-5kgの重量があるので、入れられる最大の重さがかわります。
おすすめのお手頃スーツケース
高級なスーツケースは上をみればキリがないのですが、もし日本で買うなら、質が良くて軽くて丈夫な「日本製のスーツケース」がおすすめです。
私はフレーム式のスーツケースには、サンコーのスーパーライトを愛用しています。何度も日本とアメリカを行き来していますが、全く壊れていません。アメリカ国内を含めると、もう何10回飛んでいるかわかりません。
もうひとつの、段ボール代わりに使っているのが格安で購入した5000円以下のファスナー式スーツケース。万が一壊れても、後悔しない金額のスーツケースに大量の荷物を入れて持っていきました。ファスナー式スースケースは、スーツケース自体の重さが軽いので、たくさん入れることができます。しかし、重すごるとファスナーへ負担がかかるので、衣類を主にいれました。
パッキングのさいは、ラゲッジスケールがあると便利です。事前に荷物の重さがはかれるので、カウンターで荷物超過にドキドキする必要がありません。スケール自体が100gほどの軽量なので、海外旅行の際はかならずもっていくようにしています。
機内に持ち込み可能な手荷物の上限とは?
機内にあづけ入れる荷物の他に、海外に荷物を持って行く方法といえば、「手荷物」です。その「機内に持ち込み可能な手荷物」の上限とは、どれほどなのでしょうか。
JALの公式HPでは、お一人様1個にてお願いいたしますとは書かれているのですが…
【ANA】
機内へ持ち込める手荷物は総重量10kg以内で、身の回り品(ハンドバッグ、ノート型パソコン、カメラ、傘など)のほか、下記の条件の手荷物1個となります。★三辺の和が115cm以内でかつ、W55cm×H40cm×D25cm以内
*付属品部分(ハンドル、車輪など)を含む
【JAL】
機内に持ち込むことができるお手荷物は、身の回りの品(ショッピングバッグ、ハンドバッグなど)1個のほか、下記の条件の手荷物1個とし、また、両者の合計重量が10kg(22ポンド)を超えないものとします。★三辺の和が115cm以内でかつ、W55cm×H40cm×D25cm以内
両航空会社ともに、持ち込めるサイズは同じです。ここでポイントなのは、「身の回りの品、1個のほか」という言葉です。つまり、基本的には、おひとり様ひとつでお願いしますよ〜とはなっているのですが、財布などを入れるバッグと、機内持ち込み可能なサイズの、合計2個の荷物までは、持って入れるとうことです。
【最大範囲】機内持ち込み荷物1個と身の回り品1個、スーツケース2個
上記のサイトでの指示を含めると、エコノミークラスのJALまたはANA国際線では、機内持ち込み荷物を1個と、身の回り品1個と、預入荷物にスーツケース2個が、無料で持ち込める、最大の大きさということになります。
つまり、エコノミークラスの無料範囲で、最大まで荷物を持っていこうとすると、こんな感じです。
23kgのスーツケースを2つと、機内持ち込みサイズのスーツケースに、身の回り品です。
さらなる、ツワモノはここに免税店で大量購入したものや、ストールやジャケット、服の重ね着、キーホルダーのように付けるetcなどするので、手荷物で持って入る荷物はかなりのものになります。笑
私はいつもだいたいこんな感じです↓
【身の回りバック】
*財布やパスポートなど
*飛行機内セット(フライト耳栓、マスク、イヤホン、機内暇つぶし、お菓子、携帯充電器、ペンなど)=飛行機の座席にすわったときに、前方の座席下に入れることができるサイズで、中身が飛び出さないようにチャックがあるエコバックを、バックインバッグにしています。機内で関税用紙を書く際も、ペンをパッと取り出せる準備ばんたんで乗ります。
+
【機内持ち込みスーツケース】もしくは【リュックサック】
*パソコン、iPad、カメラなどのスーツケースにいれられないもの
*免税店で購入したもの
*ジャケットやストールなど
上記だけでも結構な荷物量を持ち込んでいます。
預け入れ荷物は、カウンターで荷物の重さのチェックがありますが、手荷物に関しては、総重量10kg以内となっていますが、実際にチェックされたことが未だに一度もありません。
重さに関しては自己責任ですが、「機内持ち込み手荷物」の範囲をうまく利用することで、すこしでも多くもっていくことができますよ!
まとめ
荷物を無料範囲内でたくさん持っていくには、
・スーツケースの中身のバランス(ひとつは重く、もう一つは軽くて多いにする)
・”機内持ち込み可能”の荷物をうまく利用すること
バランスを取って入れることで、たくさん荷物がはこべます。
また、海外赴任プランや、飛行機のマイレージをとっておくと、サービスで荷物追加ができるので、ぜひ活用してみてください。