◆妊娠出産準備

将来、赤ちゃんを授かりたいなら!今から知っておきたいアメリカ妊活事情

アメリカ移住ブログ【リブアメ】、和ごころLAです。

日本の友人は、20-30代が結婚&出産ラッシュ。自分は海外で生活し、やりたいことを優先させているけれど、心のなかで少しだけ焦りを感じる・・・そんな海外在住の女性も多いのではないでしょうか。実際、私自身がそうでした。

共働き世帯の多いアメリカでは、30代・40代での妊娠出産は珍しくありません。海外で、キャリアや学業を積むことに一生懸命になっていると、20代のうちの結婚は早いような気さえ感じるもの…。

しかし出産適齢期に近づき、なかなか授かることができずに悩んでいる人の話を聞くと、「いつかは私も赤ちゃんを授かりたい」という気持ちを不安にさせます。実際に妊娠をして初めて感じた、準備の大切さをご紹介したいと思います。

今から知っておきたい妊活事情

日本在住の人には驚かれるかもしれませんが、私のまわりの在米日本人の女性の多くは、30代後半〜40代前半で出産している人が多いです。日本では「高齢出産」にあたりますが、そんなことを感じさせないくらいパワフルに元気なお子さんを育てています。

そんな光景を目にしていると、「私も年齢関係なく産むことができるのでは?」と正直思います。

その一方で、年齢とともに妊娠しずらくなるという現実もあり、なんらかの事情で、20代で妊活にはげむ人もいます。

そして流産という経験をしている方が非常に多いというのも知りました。まわりの人たちが、「実はわたしはこんなことあったのよ。だからもしこんな症状があったら気をつけるんだよ」と教えてもらうことで、知りました。これは自分が妊娠するまでは、思いもよらなかったことです。

 

Australian Breastfeeding Projectの記事で、こんなものを見つけました。

「1 in 4 of your friends will have lost a baby and 1 in 6 will be suffering with infertility.(出典)」

あなたの友達の4人にひとりは赤ちゃんを亡くし(流産など)、6人にひとりが不妊に悩むでしょう。だから、エイプリルフールだからといって妊娠をネタにした冗談はやめようというポストです。

もしかしたら知らないだけで、身近に悩んでいる人はおおいのではないでしょうか。

アメリカの不妊治療

アメリカでは不妊治療のことを、Fertility treatmentsといい、各地に不妊治療の専門クリニックがあります。不妊治療クリニックでは、タイミング法・人工授精・体外受精などを受けることができます。

そのほかにも、アメリカでは、日本では認められいない治療:ドナーからの卵子提供や、代理母出産が可能です。日本人が多いロサンゼルスやハワイには、卵子提供エージェントも多くあり、不妊治療の一環として渡米する方が増えています。そこでは日本人やアジア人の卵子を提供してもらう治療があります。

アメリカでは、国の制度としての不妊治療に対する補助がなく、保険適応外になることも多いため、患者にかかる自己負担はケタ違いです。不妊治療をおこなっている友人は、1回の治療に$2000ドルはかかると言っていました。

実際に、アメリカで数百万円かけても授かれることができなかった友人夫婦は、金銭的負担に悩み、日本へ移住することを決意。アメリカよりも安く不妊治療が受けられる日本で治療を続けて、赤ちゃんを授かることができました。アメリカでは8年近くかかりましたが、日本では1年ほどでさずかることができたのは、治療費の負担のことも大きかったようです。

つまりアメリカでの不妊治療は、オプション(選択肢)としては十分にあるけれど、お金がないと続けられない治療ともいえます。

アメリカで卵子凍結保存

卵子凍結保存のことを、英語でEgg freezingもしくはOocyte cryopreservationといいます。
Facebook・ Apple・ Google・Netflix・Snapchat・Intel・eBayなどの大手企業が福利厚生の一環として、卵子凍結保存費用の補助をはじめました。シリコンバレーでのトレンドとなりつつあり、アメリカでバリバリ働く女性にとっては、将来の選択肢のために、凍結しておく人が増えているそうです。

卵子凍結には少なくとも$10000(日本円で100万円〜)以上かかり、保存年数に応じて保管費用もかかります。長期保存による問題はないと言われていますが、UCLAの研究では、現在までは保存期間が4年までのデータしか無いという側面もあります。

こちらも、お金がないと続けられない治療だといえます。

検診を忘れないことが大切

妊娠を希望するなら、健康であることが一番です。医療費の高額なアメリカですが、「子宮頸がん」「乳がん」などの女性むけ予防検査は、年に一度無料となっているプランがほとんどです。ご自身の健康保険の内容をチェックしてみてくださいね。

また、アメリカの医療サービスNGOであるPlanned Parenthoodでは、無料または低費用で性感染症などの検査を受けることができます。

妊娠は数年後に…ピルで不妊予防

留学やキャリアを優先したい時期は誰しもあると思います。彼氏がいる・いないにかかわらず、そんなときこそ、「ピル(Birth Control)を飲んでおく」ことを、(私は個人的にですが)強くおすすめします。

避妊が主な目的の「低容量ピル」は、日本ではイメージがわるいかもしれません。

ですが、低容量ピルは、生理を規則正しく発生させ、卵巣を休める効果があるため、不妊の原因となりやすい子宮内膜症などのリスクを減らしてくれることがわかっています。

ピルは避妊のための薬です。しかし今は赤ちゃんはいらないけれど、赤ちゃんは欲しい!と思っているかたにこそ使っていただきたい薬です。なにか矛盾しているようですが大切なことです。近年不妊症に悩むご夫婦が増え続けています。子宮内膜症やクラミジアなどによる骨盤内感染症は不妊症のおもな原因のひとつですが、ピルを服用することはこれらのリスクを軽減するため不妊症の予防効果があるといえます。また望まない妊娠による中絶手術も不妊の原因となり得ます。

引用:掘産婦人科

私自身、数年間、ピルを飲んでいました。もともと生理不順で、ある日子宮に炎症があることが病院でわかり、自然治癒させるためにもピルを飲むように、と言われて飲んでいました。それから嚢腫は消え、ピルを飲むのをやめてすぐに妊娠することができました。

参考卵巣のう腫が心配だったけど、無事に妊娠できた体験談

ピルをやめてすぐ妊娠することは、よくあることで、不妊治療の一環としても利用することもあるそうです。

 

アメリカでは、低容量ピルを飲むことはとても一般的です。日本よりも身近な存在です。

和ごころLA
飲んでいる人が多い国だからこそ、アメリカの人は高齢出産でも妊娠率が高いのかな、とさえ思います。

ピルはクリニックで処方してもらえるほか、無料でピルを入手できる方法や、忙しい会社員の方でも郵送でピルを受け取れるサービスなどがあります。

最初はまず医師に相談してから初めてみてくださいね。

妊娠のための体づくり

アメリカでは、妊娠するとドクターから妊婦むけのサプリメントが処方されます。そのサプリには、葉酸をはじめ妊娠に最低限必要なビタミンなどが配合されています。妊娠判明後から飲むのも大切ですが、妊娠超初期には葉酸がとても重要です。妊娠をのぞむ3ヶ月ほど前から飲み始めておくのがおすすめです。

One A Day Women's Prenatal

One A Dayシリーズは、妊娠前サプリメントとして人気のシリーズです。マルチビタミンとして1日1錠のタイプもありますが、こちらはDHA、鉄分、葉酸がはいった1日2錠タイプ。アメリカの妊婦はとくに魚の消費が少ないため、意識してDHA(Omega-3 fatty acid)の摂取が必要になります。

FAT-FREE(低脂肪乳製品)をさける

妊活中には、バランスのとれた食事、砂糖をとりすぎないことなどはもちろんです。最近では、太ることを心配して、低脂肪製品を選ぶことが多いですよね。しかし、Harvard school of Public healthの研究によると、低脂肪乳製品を、毎日2つ以上摂取する女性は、ovulatory infertility(排卵生不妊症)になるリスクが高いそうです。low fat milkではなく、なるべく加工の少ない、Whole milkなどを選ぶようにしましょう。

妊活のはじめ・排卵日を知ること

子供を授かりたいと思う人が、まず最初にとる方法が「タイミング法」です。妊娠しやすいといわれている、排卵日の前または直後をめざして、性交を行う方法です。

産婦人科でまず推奨される排卵日を測定する方法としては、基礎体温の測定がありますよね。毎朝、寝起きのタイミングで測るのが少しおっくうですが、最近では、スマートフォンに連携して自動で記録をつけていく便利な(Smart Basal Thermometer)商品も登場しています。

毎日の測定だけでなく、もっと簡単に排卵日を予測するアイテムをご紹介します。

排卵日予測チェッカー「Ovulation test」

Clearblue Digital Ovulation Test, 20 Ovulation Tests

Ovulation Tests」とは、排卵検査薬のことです。排卵日まえには、尿の中に黄体形成ホルモン(LH surge)が多く含まれるようになります。その増加を検知して、最も妊娠しやすい日を判別します。

クリアブルーの排卵日予測薬は、LH surgeが検知されると、デジタルでスマイルマークが表示されます。その48時間以内に性交渉を行うことで、自然妊娠の確率が高まる仕組みになっています。

尿検査が25回分できて、約$42なので、1回あたり$1.68とコストパフォーマンスが高いのもポイント。

妊娠したかもと思ったら、早期妊娠検査薬

妊娠したかも?と思ったときには、アメリカで発売されているファーストレスポンスの早期妊娠検査薬がおすすめです。

生理予定日経過の6日前から検査ができる、アメリカで最も早い早期妊娠検査薬です。
99%以上の正確さがあり、尿をかけるだけ、3分で判定結果がわかります。

そのほかのおすすめは以下にてご紹介しています。
参考アメリカ製おすすめ妊娠検査薬<いち早く検査できる&複数回使える>
こちらもチェックしてみてくださいね。

まとめ

子供を授かると、改めて「妊娠とは奇跡的なこと」だと実感します。私にはまだ早いかもと思っていても、いつか授かる日のための、準備はしておきたいですね。

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