アメリカで妊娠・出産準備

アメリカの妊婦に推奨されるTdap (ティーダップ) ワクチン。赤ちゃんのために夫婦で、予防接種を受ける

アメリカの妊婦に推奨されるTdap (ティーダップ) ワクチン。赤ちゃんのために夫婦で、予防接種を受ける

アメリカ移住ブログ【リブアメ】、和ごころLAです。

アメリカ出産で、27〜36週目ごろに妊婦にすすめられるのが「Tdap(ティーダップ)」という三種混合ワクチンです。

Tdap(ティーダップ)とは?

Tdap(ティーダップ)は、Tetanus:破傷風、Diphtheria:ジフテリア、Pertussis:百日咳の、三種混合ワクチンのことです。

中でも特に問題なのが「百日ぜき」。Whooping coughとも言われます。

病院からの資料によると、アメリカでは2012年に、48000件以上の「百日せき」の感染報告があったそうです。感染力が強く、咳の空気感染でうつることがわかっており、ワクチンを受けていない場合は、感染力は90パーセントといわれています。

大人の場合、感染すると、その名のとおり3ヶ月近い(100日)咳が続くのが症状ですが、新生児がかかると命にかかわることがあります。アメリカでは約1パーセントの赤ちゃんが、百日咳で入院または亡くなるケースがでているそうです。

新生児のワクチン摂取は、生後2ヶ月〜(病院によっては1歳のあいだ)に、このワクチン摂取をすることになるため、それより以前に感染しないよう、周囲の大人がワクチンを受けることが推奨されています。

参考:CDC

Tdap(ティーダップ)を受けるべき人

  • 妊婦本人
  • 旦那さん
  • 赤ちゃんに触れる機会の多い人
  • 日本から手伝いに来てもらう家族

1歳未満の時期に会うことが多いだろう、両家の家族(親)にも、Tdapを受けてもらうことにしました。

家族の場合、過去10年に受けていない人は、少なくとも赤ちゃんが生まれる2・3週間前までには予防接種を終えておきます。

Tdapワクチンは妊婦でも安全か

Tdapワクチンの中身は、破傷風とジフテリアはバクテリアが含まれておらず、百日咳は、Inactive(不活発)なワクチンなでできているため、副作用が少なく、妊婦も受けてOKということになっています。

アメリカ産婦人科学会 (TheCDC)では、27週目から36週目の間に予防摂取を受けることが推奨されています。

それは、妊娠中に胎児への免疫をつけることを期待して摂取するという意味もあるそうです。

産婦人科の先生いわく「Tdapワクチンは、何度受けても体制が強くなるだけ」なので、妊娠をするたびに受けるよう、推奨していました。

Tdapワクチンを受けて来た

Tdapワクチンの摂取をアメリカで受けるべく、産婦人科から紹介されたのは、Walgreens(ウォルグリーンズ)の薬局でした。

特別なアポイントメントはとらず、ウォークインで薬局にいくと、簡単に手続きができました。

費用の支払いのあとに、ウォルグリーンズのベンチで、プスっと1発。

一瞬で終わりました。

そのあと、夜まで少し痛いかな?という気にはなったものの、具合がわるくなるようなことはありませんでした。

Tdapワクチンの費用

産婦人科では$25/人くらいかなーと言われていたけど、

ひとりあたりの金額は、$63.99

夫婦二人で、$127.98でした。

病院からのリファーラル用紙があったけれど、保険はきかず、全額実費でした。

通常は、保険適応外になることが多いそうです。

思ったより高くてびっくりです。

日本にはTdapワクチンがない

出産時には、日本から母が来てもらうことになっています。

ワクチンは効果が出るまで2−3週間かかるため、母には、渡米前にワクチン受けてきてもらいたいと頼みました。

しかしながら日本の場合、百日咳の混合ワクチンは、主に小児用で、大人用に用意している病院は少ないようです。

そこで近所中の病院に電話してみるも、取り扱いなしの回答。

Tdapは、輸入ワクチンになりますが、ひとつの病院だけ取り寄せができました。輸入なので、1万円近くかかることもあります。

都市圏には「トラベルワクチン」として提供している病院もあるので、確認してみてください。

まとめ

日本ではあまり流行していない「百日せき」ですが、アメリカではとても流行しているようです。

アメリカでは感染予防のために、アメリカ留学の際や、グリーンカード申請のときも、Tdapのワクチン摂取を要求されることがあります。

Tdap(ティーダップ)ワクチンを受けておくことで、少しでも赤ちゃんへのリスクが減らせるなら、受けておこうとおもいました。

© 2021 【リブアメ】和ごころLA