アメリカでも、生食可能な卵「Pasteurized eggs」をつかえば、夢の「卵かけごはん」が食べられます!
Pasteurized eggとは、サルモネ菌のリスクを減らすために、低温殺菌された卵のことです。
アメリカで一般に売られている卵は、低温殺菌されていません。そのため、加熱せずに生食すると、感染のリスクがあるため、箱の注意書きに、しっかりと火を通して食べるようにと書かれています。
しかし、マヨネーズや、エッグベネディクト、ポーチドエッグ、そして卵かけご飯には、生のまま食べられる卵が必要です。
そんなときに利用するのが、低温殺菌たまご(Pasteurized eggs)。
自家製アイスクリームやプリン、マヨネーズ、オランデソースなどにも安心して使えますよ!
アメリカで低温殺菌卵(Pasteurized eggs)が買える場所&値段
ロサンゼルスのさまざまなスーパーを探しましたが、低温殺菌の卵として売られているのは、こちらのブランド「Davidson’s Safest Choice Davidson’s Eggs」しか見たことがありません。
ロサンゼルスの日系スーパー・マルカイでは12個$4.99〜$5.99で販売されています。
ホールフーズやトレーダージョーズには売られていません(※以下注意)
もう少し高級路線の、Gelsons(ゲルソンズ)には売られているようです。
間違えた!Pasture-Raised eggsを生で食べてしまった
「Pasteurized」とは、低温殺菌の意味ですが、すごく似た言葉で「Pasture raised eggs」というのがあるんです。
「Pasture raised 」は”放牧育ち”という意味です。この卵は、少なくとも108スクエアフィート以上の広さで、豊富な芝生や餌のある環境で育てられていて、濃厚な味わいがおいしい卵ですが、低温殺菌はされていません。
ホールフーズ、トレーダージョーズには、低温殺菌(Pasteurized)は売られておらず、放牧卵「Pasture raised eggs」は売られています。
パッ見よく似ていたので、「ホールフーズやトレジョ にあるじゃん!」と勘違いして、3ヶ月くらい、「Pasture raised eggs」で、卵かけご飯してました。笑
インスタ(@lalifeinfo)で、フォロワーさんに間違いを指摘していただき、気づきました!10回以上食べちゃいましたが、ラッキーだったのか、食あたりはしませんでした(絶対マネしないでください笑)
自分で卵を低温殺菌する方法
実は、低温殺菌(Pasteurized)は自分でも行うことができます!こちらのYoutubeでは、自宅で卵を低温殺菌する方法が紹介されています。
ただ、茹で上がってしまわないように気をつけながら、60度以上を一定時間キープするのは結構難しい。
そんなときに便利なのが、一定の温度を保てるアノーバの低温調理器!!だったのですが・・・!!
今はアメリカ在米の主婦はほとんど持ってる、インスタントポットで卵を低温殺菌できます!
詳しいやり方はこちら▶︎インスタントポット活用レシピ★低温殺菌たまごの作り方。アメリカ生活でも生卵、卵かけご飯をチェック!
アメリカで生卵!「卵かけご飯」に挑むには
アメリカで「卵かけご飯」を食べるには、安全なPasteurized eggs(低温殺菌済卵)を使用しましょう!
ちょっとややこしいのですが、
放牧育ちの卵(Pasture raised)のたまごを、低温殺菌(Pasteurized)すると、ものすごい美味しいです!!
放牧卵の卵かけご飯、本気で美味しいです。
在米歴が長い人は、Pasteurized の卵でなくても、卵かけご飯を普通にしている人もいます!
- 買ってすぐなら大丈夫
- 熱湯を殻にかければ大丈夫
- 日系(ニジヤやマルカイ)の卵ならなんでも大丈夫
と思っている人もいるようです。笑
でもそれは、”たまたま”当たらなかったのでラッキーだったというだけで、自己責任になってしまいます。
医療費の高いアメリカでリスクはとりたくないですし、卵かけご飯は、低温殺菌して、安心して楽しみましょう♡
ちなみに醤油は、キッコーマンの「生しょうゆ」を使ってます。アメリカでも売ってます!
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