アメリカで結婚しました!アメリカで結婚(入籍)・結婚式をする方法をご紹介します。
半年の語学留学予定が、アメリカで結婚するなんて、人生何があるかわかりません
アメリカの結婚式の方法:ロサンゼルス編
アメリカでの結婚式の方法は、州によって違うのですが、私が実際に行った、ロサンゼルスでの結婚式の方法をご紹介します。
アメリカでは、日本のように紙に記入し、「入籍」だけで済ます、ということができません。
アメリカでの結婚は、Marriage License(マリッジライセンス)を取得し、Ceremony(セレモニー)を行い、牧師の前で宣誓することで、婚姻が認められます。
その後、
セレモニーを行ってから、1ヶ月半(約7週間後くらい)に、Marriage Certificate(マリッジサーティフィケート・婚姻証明書)の郵送されて届き、アメリカで正式に「結婚した」ことになります。
そのMarriage Certificate(マリッジサーティフィケート・婚姻証明書)をもとに、ビザの申請や名前の変更などをします。
1)マリッジライセンスを取得
ロサンゼルスでのMarrige Licenseの申し込みはこちらからでした。
オンラインで情報入力し、費用を支払います。Marrige License(マリッジライセンス)は、その名のとおり、「これから結婚するので”許可”をもらう」というものです。まず”許可”を取得してから、90日以内に、セレモニー(結婚式)に進む必要があります。
90日をすぎると、その”許可”は有効切れになり、再度お金を払って取得し直すことになります。
2種類のMarriage License(結婚許可書)
そのMarriage License(結婚許可書)の取得金額は、マリッジタイプによって違なります。
タイプ1/Public License is $91
パブリックだと一人以上のwitness(立会人)が必要。永住権の手続きを依頼した業者さんによると、パブリックだとレコードが公共に閲覧できる状態になるとのこと。そのため、できればConfidentialでいいんだよ、と教えてくれました。
タイプ2/Confidential License is $85
コンフィデンタルだと、立ち合い人は不要です。マリッジサーティフィケートがひとつの住所に送られてくるので、同じ住所に住んでいる必要があります。
私たちがあげたチャペルでは、こちらのConfidentialのみの取り扱いでした。
重要*
結婚して名前(ラストネーム)を変更する場合、このMarriage Licenseの申し込み時に入力します。それ以降の変更には数百ドルかかるらしいですよっ!
例:旧姓を、ミドルネームにつけるetc
ラスベガスでは、当日に結婚できるのですが、彼のラストネームに奥さんが変更できないことが多く、自分の州に帰ってから、ラストネームを変更しようとすると700ドルくらいかかったそうな・・・
ミドルネームはつけるべきか?
日本では、ラストネームだけですが、アメリカではミドルネームを付けることができます。付けなくても、好きにつけてもオッケーなのですが、私は旧姓を引き継ぎました。
理由は、アメリカの手続きでは飛行機の乗り継ぎなどで、所持しているIDの名称との差があると、いろいろ面倒なことになるからです。。
「これが旧姓だから」と言っても、なかなか融通きかないことも多いので(先輩談)。
旧姓がミドルネームに入っていると、「これが旧姓だから」というときに証明しやすいそうです。
2)夫婦そろってライセンスの引き取り
オンラインで、マリッジライセンスを申し込んだら、まず夫婦そろってライセンスを引き取り(ピックアップ)に行きます。
3)セレモニーを行う
Marriage Licenseを受け取ったら、そのまま役所内でセレモニー(挙式)を行うことができます。忙しい人は、ライセンスのピックアップとセレモニーを同日に行う、Civil ceremonyをやる人が多いようです。
【Civil Ceremony】役所で結婚式をする場合
役所でライセンスをもらって、そのままその役所内にある、チャペルと書かれた部屋で、セレモニーをすることができます。
Civil ceremonyの費用は、$35(2017年11月)
ととってもリーズナブル。
こちらの写真は、友達のCivil セレモニーに立ち合い人として参加したときのものです。
役所のチャペルとはいえ、普通のオフィスビル内の部屋の一角です。
牧師さんが来て、二人の結婚の近いを見届けます。ものの10分くらいで終了し、服装も自由です!
映画SATCでも、キャリーが最終的に選んだのは、このタイプのCivil Ceremony。
日本で本格的な結婚式をするので、アメリカでは派手にしなくてもいい、という人は、アメリカの結婚式はこのタイプを選ぶことが多いです。手続き上のために、先にCivil Ceremonyはやっておいて、別の日に大きな場所を借りて、ウエディングをやるアメリカ人カップルも多いですよ。
アメリカのチャペルで結婚式
アメリカでは、チャペルでやったり、レストラン、図書館、ガーデン、、、自分たちの好きな場所で結婚式を行うことができます。
地域にウエディングプランナーさんがいるので、そこに連絡して、手配してもらうことも可能です。
私たちは、日本で本格的な結婚式を予定しているので、アメリカでは簡易なものでいい。だけど、
せっかくだし写真もとりたくて、、
なおかつ、
仕事が忙しく、わざわざ平日に二人の予定を合わせてPick up Marriage Licenseに行くことが難しかったので、
役所に行かなくても、セレモニーとライセンスの発行を同じ日にやってくれるところを選びました。
土日もやっているので、会社を休まなくても結婚できます。
Cute Little Wedding Chapel
3740 Atlantic Ave #201, Long Beach, CA 90807
https://cutelittleweddingchapel.com/
小さいチャペルっていうほどのステキな建物じゃないんだけど、牧師さんがすごく面白かった。
誓いの言葉も、カタコトな私でも言いやすく、自分たちらしい結婚式になったな、とおもいました。
笑いが絶えない結婚式!
その後、結婚が決まっていた友達もそこでやりましたw
ちゃんとした大きな結婚式/披露宴/パーティは別で、と考えている人にもお勧めです。
お花(ブーケ・花飾り・新郎ブローチ)は、結婚式の二日くらいまえに急に「欲しい!」って思いたって、急きょの手配しました。他の花屋さんは間に合わなかったのですが、トーランスのMitsuko Floralさんに事情を話したところ、快く対応してくださりました。
もう少しアメリカっぽいウエディング会場であれば、日本人に人気の海外ウエディングとして有名で、いろんな映画、90504(新ビバリーヒルズ青春白書)にも出てくる、パロスバルデスにある、ガラスの教会(Wayfarers Chapel)も人気です。
結婚式のあと、マリッジサーティフィケイトが郵送されてくる
その後、7-8週間ほどで、ロサンゼルスカウンティからサイン付きでMarriage Certificate(婚姻証明書)が郵送されてきました。これで、晴れてアメリカで正式な夫婦となりました。
このサーティフィケイトをもとに、永住権の手続きや名前の変更ができるようになります。