アメリカ移住ブログ、和ごころLAです。
日本の空港の自動販売機にある、プリペイド式SIMカード(日本用)を、一時帰国の際に利用してみました。
実際に使ってみて、気づいた点や注意点があったので、レポートします。
プリペイド式SIMカード(日本用)を購入する
先日一時帰国した際に、関西国際空港でプリペイド式SIMカードを購入し、使ってみました。
私の携帯・・・アメリカで購入した、iPhone7 (SIMフリー端末)
※プリペイド式SIMカードを差し替えて使うには、携帯がSIM FREE(シムフリー)端末であることが条件です
最近日本では、格安スマホなるものが登場し、月々1980円~でスマホが使えるようになっています。こういったサービスは、長期帰国や完全帰国組には重宝しますが、開通手数料や契約期間があるので、
短期の旅行者向け/一時帰国の人は、「プリペイド式」「シムカード差し替え」もしくは「モバイルWifiルーターレンタル」が選択肢になります。
関西国際空港のSIMカード自動販売機の設置場所
関西国際空港では、国際線到着出口すぐに(出て左へまがった一角に)SIMカード販売自動販売コーナーありました。
▲SIMカード販売コーナー
ドリンクの自動販売機のようですね。
日本で発売されているプリペイドSIMの種類
2017年3月時点で、関西国際空港の自販機で発売されていたプリペイドSIMは、この3種類でした。
So-net Prepaid SIM | ||
利用期間 | 30日 or 60日 | |
データ容量 | 1.2GB /期間 or 2.4GB /期間 or 3.2GB /期間 | |
販売 | 自動販売機。その期間全体で使えるデータ量。 | |
U-mobileプリペイド | ||
利用期間 | 7日 or 15日 or 30日 | |
データ容量 | 200MB /日 | |
販売 | 自動販売機。一日のデータ量を超えると遅い通信速度になる | |
NTT Prepaid Sim For Japan | ||
利用期間 | 7日 or 14日 | |
データ容量 | 100MB /日 | |
販売 | 自動販売機。一日のデータ量を超えると遅い通信速度になる |
※プリペイド式SIMは他にも売られていますが、OCNやIIJimoは別途、開通事務手数料が必要&住所登録が必要です。
今回わたしは、30日以上の滞在になので、So-Netのプリペイド式SIMを使ってみました。
SIMのセットアップにはインターネットが必要
So-net Prepaid SIMの、60日の間に3Gまでデータ通信が使える、5500円のSIMカードを購入しました。
乗り継ぎの電車で急いでいたので、
「携帯へSIMカードをさして設定するのは、電車の中でしよう!」
そう思ったのが、間違いでした・・・
なんと、このSIMカードは、
開通作業をするのにインターネット環境下でセットアップしないといけないのです!
「日本についたよ」とか、「迎えの連絡」が取りたかったのに、インターネット環境がないと、連絡が取れない。
そのため焦って、駅などの公共のWiFiを一生懸命探したのですが、
こういった日本の公共の無料のWifiにつなぐには、Eメール登録が必要とのこと。
送られてくるメールからアクセスすることで、登録完了し、使えるようになります。
って、
インターネネットが繋がらないんだから、メールの受信ができないダロ((+_+))!!
ひどい! 日本のWifi事情は、めちゃめちゃ旅行者に優しくない・・・
電車移動中はトンネルの電波状況も悪く、結局インターネットにつなぐことができませんでした。
2017年のこの時代に、公衆電話を探して迎えを呼ぶハメに・・・w
最終的に、シムカードをアクティベートできたのは、家のWifiにつなげられてからです。
So-net Prepaid SIMのアクティベートする流れ
1)電源を切って、SIMカードを携帯にセットする
→ SIMスロットを開ける、ピンは同梱されていないので、クリップの先などのとがったものが必要
2)プロファイルをダウンロード
→ iPhoneの場合、プロファイルをダウンロードしますか?と表示が出た。Androidは手作業で設定が必要。
3)専用サイトにアクセスし、SIMの電話番号とパスワードを入力
こうすることでSIMカードが使えるようになります。
空港には無料Wif(パスワード不要)とんでいるので、旅行者の人は空港でセットアップしてください。
So-net Prepaid SIMの使用感
SIMカードの使用は、問題なく利用できました。
ドコモ回線を利用したデータ通信サービスになるので、駅の地下構内にいても、電波がつながりました。
※ただし、このプリペイドSIMはデータ通信のみなので、音声での着信はできません。
60日の期間を合計して3Gしか使えないので、なるべくデータを使わないように注意しました。
携帯のモバイルデータ通信を、制限しました。
- 基本はLINEだけ
- 電話発信・着信は、人の携帯を借りる
- メールチェックはWifiがあるところだけ
- マップや電車の乗り換えは、アプリ起動時だけに利用可能に
データ残量がなくなってしまわないように、気を付けました。
かなり節約して使ったので、通信量は2Gくらいですみました!
ただし、一時帰国中の帰る場所(実家など)にWifiが無い場合は、全期間でデータ量3Gは結構キツイというのが正直な感想です。
データ量が多い人は、確実にWIFIレンタルのほうがおすすめです。
海外旅行には、Wifiレンタルといつも使ってるあのアプリの機能がおすすめ!
So-net Prepaid SIMの使用後にすること
1)SIMカードの返却郵送
説明書きに小さく、
「SIMカードは当社からお客様への貸与品になりますので、破損や切断を行わないでください」
ということと、公式HPには、SIMを使用後の郵送返送先が書かれています。
ほかの2社のHPも同様で、プリペイド式SIMの使用後は、メーカーに返却する必要があるようです。
2)プロファイルの削除
アメリカに帰国してから、なんだか外出先でデータ通信がうまくいかず、インターネットが止まったり、かなり遅い速度になったりと、不調なエラーがでました。
おかしいなと思い調べたところ、一時帰国のときに使った、このSo-NetのSIMカードを使用したときに、自動的にダウンロードされたプロファイルを、削除したらもとにもどりました。
プリペイド式SIMの使用後の、携帯の不調に悩まされている人は、上記をチェックしてみてください。
HPや説明書には、プロファイルの削除が書かれていないので、要注意です。
日本のWifi事情は、旅行者には優しくない
SIMカードの話は別として、
日本では観光客向けに提供している、Japan Connected -free Wi-Fiというアプリがあります。
”これは一度利用登録をしておけば、日本全国のフリーWifiに簡単に接続できます”
というコンセプトのものなのですが・・・
正直言って、カバーエリアがすごく少ない。
今回私は、大阪と東京の都市部に行きましたが、中心部でも「全然つながらない」という印象。
新大阪の新幹線の駅では、「改札の1〜2Mのエリアだけ」がつながり、別のところへ動くと接続できない状態。
これでは利用できると言えたものではありません。
SIMの用意や、WIFIルータのレンタルは実際は必要だと思います。
大阪の都市部でも、使えるスポットはパラパラある程度。
ほとんどがNO WIFIの状態です。
まとめ
まとめると、空港販売の自販機は一週間程度の旅行者なら、さっと帰るので楽かもしれません。
ただし、空港でセットすること、1日のリミットがあること、使用後の設定解除とSIMの返却があることを忘れずに〜!
SIMフリー端末でない携帯の人、データ量のリミットの心配をしたくない人は、WIFIレンタルがおすすめです。
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