ロサンゼルス観光ブログ、和ごころLAです。
海外旅行でアメリカのホテルに宿泊するときは、日本のホテルと仕組みが異なるため、ドキドキしてしまう人もいるのではないでしょうか。
先日、初海外の友人とハワイ集合したら、「アメリカのトイレットペーパーは固すぎて拭けない」とネットで見たから、日本のトイレットペーパーをたくさん持ってきた!と言われ、びっくりしてしまいました。(慣れればそこまででも無いですよ…w)
初めての海外・アメリカ旅行が心配な人に伝えておきたい、ホテルの宿泊方法をご紹介します。
ホテルのチェックイン
ホテルの予約は済ませている前提でお話します。
(ちなみに、今話題のトリバゴは、アメリカのホテルも比較できておすすめ。)
ホテルに到着したら、まずホテルのカウンターでチェックインをします。
Can I check in? とか、Check in, please. などの、簡単な表現で大丈夫です。
カウンターで名前を伝えると、受付の人が予約を確認します。
聞き慣れない日本の名字は、タイプミスで予約一覧に出てこないこともあるため、IDを見せると伝わりやすいです。
予約番号などが書かれている紙をプリントアウトしておくと、間違いがありません。
Wifi
アメリカのホテルでは Wifiが提供されていることがほどんど。パスワードは、ホテルの室内にあるか、受付で手渡されるので、使いたい人は要確認。ハイスピードは有料かどうかも確認したいポイントです。
駐車場
ホテルによって、宿泊者でも駐車料金がかかるケースがあります。バリデーションがある場合は伝えましょう。
チェックアウト時間
ホテルによってチェックアウト時間が異なりますが、アメリカは10時〜12時ごろまでのホテルが多いです。レイトチェックアウトを無料でできることも結構多いので、ゆっくりしたい人は聞いてみてください。
取り替えてほしいタオルは床に
連泊する際、クリーニングの方がお部屋に入って掃除をしてくれますが、その際、
タオルを壁にかけていると、取り替えてもらえません。
日本のホテルでは、壁にかけられたタオルでもすべて取り替えられるケースが多いのですが、アメリカの場合は、壁やタオルかけにかけたタオルは「このまま替えなくて結構です」という意味。
几帳面な日本人の感覚では、タオルを床におくなんて・・・と思いますが、
取り替えて欲しいタオルは、これでもかっというくらい、床にぐしゃ〜とおいてください。
初海外の友人はそれを知らず、連泊中ずっとタオルを変えてもらえず怒ってました。
アメリカのホテルに無いもの
アメリカのホテルは、ランクによって差があるのですが、
通常(一泊 $300まで程度?)の場合、
- 日本式のバスタブは無い(シャワーのみ)
- ドライヤーが壁埋め込みではない(洗面所や、クローゼットの中にある)
- トイレとシャワーが同じ場所にある
- ホテルアメニティが少ない(シャンプー、リンス、石鹸程度)
- スリッパが無い(高級ランクはあるかも)
- パジャマが無い(バスローブも無い場合も)
- ウォシュレットが無い
とくに日本感覚でいくと、寝る時の服が無いのでパジャマ持参はマストです。
歯ブラシは無い部屋も多いので、長期滞在の際は持参がベター。
シャンプーリンスも、アメリカのものは合わない人もいるので、気に入っているものを持っていくのがいいと思います。
メイク落とし&洗顔料&化粧水&乳液は、基本的に置いていないので、女性は持っていくほうがいいですよ。
文化的に、つかれるバスタブは無いです。ジャグジー付きの部屋なら、湯船につかれるでしょう。
↑ドライヤーがクローゼットの中の白い袋にある例。
アイロン&アイロン台がある部屋は、ビジネスマンには嬉しいですね。
コーヒーは無料?お水は無料?
部屋によっては、お水のボトルがおかれていたり、コーヒーがおいてあることが多いです。
基本的には無料のことが多いのですが、ラスベガスなどの場合、よく見ると小さく金額が書いてあったりすることも。
Freeや、 Complimentaryと書かれているものは「無料」の意味なので、自由に飲んでも大丈夫です。
有料のドリンクやスナックを利用した場合、チェックアウトの際に申告するか、もしくはチェックアウト後に、自動的に清算され、クレジットカードに請求課金されます。
↑こちらは料金の記載がなく、無料のコーヒー。
↑よく見ると$3.50と書かれたお水。
冷蔵庫は使っていいの?
空きスペースがあれば冷蔵庫は使ってOK。インテリア上、パッと見が冷蔵庫とわからないものも最近多いです。いろいろ扉をあけてみてください。
冷蔵庫がない!どうしよう
冷蔵庫が無い部屋は、アイスマシンが、ホテルの宿泊階のどこかにあります。部屋にあるアイスボックス(ビニール袋を入れるちいさなケースがコップ類の近くにある)をもって、アイスマシンから氷を入れ、飲み物を冷やすことができます。
↑アイスボックス。ビニールをかけて氷を入れます。
アメリカのホテルでのチップ
ホテルのチップについては、The American Hotel & Lodging Associationのチップガイドを元に、ご紹介します。
参考 The American Hotel & Lodging Association’s Gratuity Guide
ホテルの無料シャトル | ひとりにつき、1〜2ドル/人 または ひとグループにつき4〜5ドル |
バレーパーキング | 車を止める時は、自由。車を持ってきてもらう時は、1〜 5ドル |
ベルスタッフ | ベルボーイに、部屋まで荷物を運んでもらったら、1〜5ドル。特に荷物が重い場合などは多めに。 |
ドアスタッフ | タクシーを拾ってくれたら、$1-2ドル。荷下ろしの際も、重い物を手伝ってもらったときなど。 |
コンシェルジュ | 相談内容に応じて $5-10ほど。レストランを予約してもらう、入手しにくいチケットをとってもらう等。 |
ハウスキーピング | 一泊につき、 $1-5ドルのチップを、ベッドサイドのテーブルにおく。封筒に入れるか、メモで、for housekeepingとはっきり書いておくのが望ましい。 |
特定の依頼 | 追加のブランケットやスリッパを持ってきてもらう際、1品につき $2ドル、品数が増えるごとに1ドルの追加。ただし、設備が壊れていた等の、ホテル側のミスの場合はいらない。 |
ルームサービス | チップは 15-20% |
バーテンダー | チップはドリンクのお会計の15-20% |
ウエイター・ウエイトレス | チップはお会計の15%ー20% |
通常の場合は、上記のケースで問題ないと思います。
私の経験では、アメリカ人はハウスキーピングの際の、ベッドサイドへのチップは払う人が少ない傾向にあるようです。チップを払わなかったからと言って、掃除をしてもらえないとかは特にありません。しかし、日本人の多い観光スポットにあるホテル(ハワイやラスベガスなど)では、チップは置いておくのがベターだと思います。
日本はこれが全部タダ!と思うとすごい国だなと思いますね。“FREE – OMOTENASHI”
覚えておくと良い英語
tab お会計
gratuity 心づけ・チップ(チップの丁寧な言い方で、レシートはgratuityの記載が多い)
ハウスキーピングをしたくないときは?
連泊中は、日中にホテルの部屋に滞在することもありますよね。ハウスキーピング(クリーニング)は、早いと朝8時くらいから始まるホテルもあります。
今日はゆっくり部屋にいたいから、お掃除いらないなというときは、
”Do not disturb”(起こさないでください)
の札を、外のドアにかけておくとお掃除がはいりません。
ルームキーとチェックアウト
最近のほとんどのホテルは、かざすだけで開く、カードタイプのルームキーが主流です。ホテルによっては、チェックアウトの際にカウンターに寄らずに、ルームキーを部屋に置いてチェックアウトできる「ルームチェックアウト」もあります。
いかがでしょうか?他に気になる点があればメールください!
アメリカのホテルも、慣れると結構楽しいですよ^^