アメリカで人気のライドシェアサービス(配車サービス)、Lyft(リフト)の乗り方をご紹介します。
リフトってなに?という方は、Uber(ウーバー)とLyft(リフト)の違いは?の記事も参考にしてください。
簡単にいうと、タクシーよりも安く、移動ができる配車サービスで、とくにロサンゼルスでは24時間使えるので便利です。
Lyftの使い方・インストール方法
アメリカのライドシェアサービス・Lyft(リフト)をアメリカで利用するには、スマートフォンと、アメリカの電話番号・アメリカのクレジットカードが必要です。
予め利用前に、アプリをダウンロードし、電話番号の確認します。
乗車・下車時に、ドライバーへ現金では支払うことがないため、支払い用のクレジットカードの登録をしておきます。
アプリをインストールして、セットアップが終わったら、アプリを立ち上げてみましょう!!
アプリを起動すると、利用可能な車のタイプが表示されます。
Line | 他人と目的地まで相乗りする車種。乗車料金は安くなりますが、時間がかかる場合も。 |
Lyft | 通常のタイプ。4人乗車可能。自分たち専用車。 |
Plus | 6人乗車可能な少し大きめ。自分たち専用の車。 |
Premier | 4人乗車可能な高級車タイプ。自分たち専用の車。BMWのX6シリーズや、Maserati のQuattroporteなど |
Lux | 4人乗車可能な車で、黒の外装、内装がレザー仕様の高級感があるもの。自分たち専用車A。cura MDX, RLXなど |
Lux SUV | 6人乗車可能な車で、黒の外装、内装がレザー仕様の高級感があるもの。自分たち専用車。Cadillac ATSなど |
こちらはロサンゼルスの表示なので、利用可能な車は場所により異なります。
車のランクは選べますが、どの車がいい(たとえばAcuraに乗りたい)というような、細かな車種の指示はできません。
通常の移動は、Lyftで利用し、誕生日パーティなどではLuxの大きなタイプでバーへ行くというのも楽しいです。
Luxタイプは、ブラックカーがかっこよく、運転手さんもスーツや黒い服装をしているので、セレブになった気分で出かけられますよ。
次に、Pickup location(迎えにきてもらう場所)を選びます。
GPSが利用できれば、そのまま現在地を利用(Current Location)で設定できます。
都会のホテル等の建物が大きな場所や、建物が密集している場所の場合は、乗車場所(ピン)を打つのが難しく、ずれてしまうこともあるので、住所を直接入力するのが最も確実です
次に、Destination(降車場所・目的地)を選びます。
住所を直接入力するか、観光名所などは名前で一覧に表示されます。
今回の例では、シアトルのホテルから、シアトルの空港を目的地として入力しました。
目的地を空港に指定すると、どこのエアライン(航空会社)を利用するか尋ねられます。
この場合は、アラスカエアラインのDepartures Level(出発階)を指定します。
ちなみにロサンゼルス国際空港の場合、ライドシェア利用の乗車場ができました。ライドシェアを利用する場合は、EXITまで移動してから呼び出す必要があります。
えの場所、降りる場所を入力したら、内容を確認してRequest Lyftを押します。
乗車料金やチップはすべて、登録したカードへ請求されるので、降りるときに財布を用意する必要はありません。
ETA とは、Estimated time of arrivalのことで、到着予定時刻です。今リフトを呼んだら、だいたいこれくらいに到着する、ということがわかります。
リフトをリクエストすると、CONTACTING NEARBY DRIVERSが表示され、近くのリフト対応ドライバーに「迎え行ける方いますか?」と、連絡が入る仕組みになっています。
近くに待機している車が多い場合、早すぎてこの画面は一瞬で見れないと思います。
ロサンゼルスの場合は、たいてい24時間・3〜5分程度で来てくれる車が見つかります。
朝の5時半にもかかわらず、ドライバーが迎えにきてくれました。
マップ表示で、フリーウェイを降りてホテルへ向かってきていることがわかります。あと何分で到着するかがわかるので、それまでにホテルのロビーに降りて、入口付近で待機します。
ドライバーの名前、車の種類(今回は、トヨタのプリウスでシルバー色)、評価レート(今回の人は4.9ポイント)、
そのほかのプチ情報として、出身地、音楽、性格が書かれています。
▲車が到着すると、テキスト(ショートメッセージ)で到着のメッセージが送られます。
リフトのドライバーってどんな感じ?
私の経験では、男性ドライバーのほうが多かったです。やさしい人が多くて、ドアを開けてくれたり、荷物をトランクに積んでくれたりする場合が多いです。(タクシーではないので、本来はしなくてもいいのですが)空調調整してくれる人もいますし、なかには、お水をくれる人、充電器を貸してくれる人、ドライビングレコーダー付けて事故防止に入念な人など、いろいろいて面白いです。
GPSをつかってどのルートを通っているのか、確認しながら移動できます。
到着したら、荷物を持って降りるだけ。支払いは登録済のクレジットカードで支払います。
タクシーのチップは15-20%で支払うことになっていますが、リフトのチップは利用者が自由に決めることができます。チップは任意ですが、現在のアメリカのマナーでは必要になっていますので、自分の気持ちがよいレベルで払っておきましょう。
Lyftのポイント:忙しい時間帯や場所は、値段が変わる
朝の5時半にリフトを起動させました。深夜早朝などのピーク時間は値段が割り増し料金になります。
↓↓
20~30分のあいだでも、こんなに値段の変動がありました。最終的には、実際に乗車したときの時間帯での料金設定で課金されたため、もう少し安かったです。
ポイント:Pickup time (迎えを呼べる時間も設定できる)
リフトの嬉しい機能に、迎えの時間を設定できる機能があります。都心部だと、ほぼ確実に数分で車を呼べますが、心配な人は、迎え時間を設定しておくこともできます。
ポイント:ピンクのサインだけじゃない
リフトを利用する人が多い、空港のピックアップ場所などでは、どの車が誰を迎えに来ているのかを、わかりやすくするため、ネオンサインが、自分とドライバーがマッチする色に変わります。フロントガラスに置かれたリフトのサインはネオンカラーなので、薄暗い場所でも見やすいです。
▲リフトマークがグリーンになった例
Lyftの利用方法:まとめ
リフトは一度乗ってみると、すごく簡単で利用しやすいサービスです。ロサンゼルスや都市部は、対応しているドライバーが多く、時間を気にせずに利用できるので重宝しますよ!