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アメリカで妊娠!初診の流れ[6w5d]と妊娠2ヶ月目のようす

アメリカで妊娠・はじめての産婦人科検診

アメリカで結婚をし、はじめての妊娠。妊娠検査薬で、妊娠していることがわかってから、「すぐに産婦人科に行かなきゃ!」とおもったものの、どうすれば良いのかわからない!複雑なアメリカの健康保険に、四苦八苦。妊娠発覚から2週間かかって、やっと産婦人科へたどりつくことができました。

目次

アメリカで妊娠!初診を受けるための保険の確認

アメリカでは受診する前に、行きたい産婦人科が、自分の加入している保険に対応しているかどうかを確認しなければなりません。

PPOの場合は、産婦人科へ直接かかれる場合が多いですが、私の場合当時はHMOの保険でした。HMOの場合、ホームドクターにまず受診し、その後専門医を紹介されます。そのため、まず、ホームドクターにかからないといけないというちょっとめんどくさい状況でした。

複雑なアメリカの健康保険!希望の病院に受診できるようにする方法

旦那に、保険の確認をしてもらい、産婦人科のクリニックに受診予約の電話をお願いしていました。しかし、営業時間にかかわらず何度かけても電話が繋がらない…。(実は、保険会社のサイトに記載されていた営業時間がまちがっていたのですが。←アメリカあるある)夫がは仕事を抜けてクリニックへ直談判。次の日の受診の予約をとりつけてくれました。

アメリカでは、男性/夫も産婦人科に同行するのは一般的なので、当日は一緒に受診しました。

日本の友人に聞いたら、「日本では産婦人科の診察室は、男性禁止で、一緒にエコーすら見られない」と聞いてビックリ。

アメリカの産婦人科・初診は、通常8週目以降

アメリカでは一般的に、妊娠発覚後の最初の産婦人科受診は8週目を過ぎたころ。日本式でいうと、妊娠3ヶ月で初受診です。それより早いと、胚のうが確認できないことが多いため、受診を遅らせるよう言われることがあります。

エミリー

妊娠3ヶ月での初診って、ちょっと遅いと感じますよね

しかし、私はもともと生理不順で、周期が不安定であるため、「何週目なのか?」と聞かれてもわかりませんでした。そのため、そのことを受付の人に伝えると、保険の確認がとれ次第、産婦人科にかかれるようにいわれ、すぐに行きました。胸が張って痛く、胃が常にムカムカする、食欲のアップダウンがある…と、つわりの症状は出はじめていました。

アメリカ式つわり対策・妊娠初期のアドバイス(体験談)

まず、受付で問診票を記入しました。

名前、住所、緊急連絡先、SSN、保険内容のほかに、

  • 最終月経日・月経期間
  • 妊娠、出産、中絶歴
  • 既往症(家族の病気なども)
  • 手術歴
  • アレルギーの有無

などが聞かれるので、英語で準備しておくのがおすすめです。

知っておきたい!アメリカで妊娠・出産・育児をするための英語

アメリカの病院で使われる医療英語は、馴染みがないと難しく、聞き取りづらいです。受付のあとは、尿検査をおこないましたが、「尿=urine」という単語は最初は何かわからず戸惑いました。笑

尿検査を行い、ほんとうに妊娠反応が出てでているかどうか、尿たんぱくや、バクテリアの検査がされます。これ以降、毎回妊婦健診では「尿検査」がありました。

アメリカで妊娠発覚後の初めての超音波検査

尿検査で妊娠が確認されてから、ウルトラサウンド(超音波検査)を受けました。

妊娠発覚からかれこれ2週間、ついに待ちに待った赤ちゃんとの対面です!!

  • ちゃんと胎嚢があるか
  • 子宮外妊娠などでなくちゃんと子宮内にいるか
  • 心拍が確認できるか

が、とても心配でした。

検診台にのって、お腹の上に超音波のジェルを塗られ、ナースの人が、エコー検査をしてくれました。

私の場合は腹部の上からの超音波検査のみでした。

アメリカで出産した友人は、医師が直接子宮を内診する、クスコを使った検査があったそうです。病院や年齢によっても、超音波検査のやり方は少し違いがあるのかもしれません。

アメリカで産婦人科初受診。妊娠初期の超音波検査

▲胚のうが子宮内にうつっています

超音波検査で、胎嚢が確認できました。サイズは7.7mm(なぜかアメリカなのに、ミリ表記)と、すごく小さい。だけど、子宮内にしっかりと存在しています。

(※アメリカの医療現場では、ミリやグラムの単位が使われていることが多いと判明)

超音波検査をしてはじめて、赤ちゃんのサイズ(週数)がわかるとのこと。この時わたしは、6週5日で、出産予定日もこの時点でわかりました。

心拍が確認できると、流産の可能性もグッと下がると言われています。まだ6週にもかかわらず、心拍が確認でき、「力強い心拍だね」と言われて安心しました。ドド・ドド・ドドっとちょっと早めの、自分の心臓音とはちがう心音でした。

エミリー

正直、つわりもあって「本当に自分が母親になれるのだろうか」と、不安で憂鬱な気分も出ていたのですが、この音を聞いた時「ほんとうに、自分のお腹の中に、命があるんだ」と感動した瞬間でした。

血圧・体重測定・血液検査

尿検査・超音波検査がおわると、

  • 血圧の測定
  • 体重の測定
  • 血液の採取(3本)

がありました。

検査の内容は、鉄分検査(Iron test)、血中濃度の検査(Blood levels)、感染症(Infection)、免疫検査(immune)、HIV検査)で、次回の受診に結果がでるとの連絡でした。

その後、再診のさいに日英版の母子手帳に記載してもらった項目は、こちらです。
・血液型(RHポジティブか、マイナスか)
・梅毒血清反応
・HBs抗原
・HIV抗体
・ふうしんウイルス抗体
・クラミジア抗原

※アメリカの他のブロガーさんを見る限り、多くの病院では、ここに「子宮頸がん検査」(Pap test、Pap smear test)が含まれるようです。しかし、私の病院では検査がありませんでした。アメリカではPAPテストは3年に一度受けることが推奨されているので、期間が空いている場合や、HPV感染の経験がある人は、受けたいということを先生に伝えたほうが良いかもしれません。

血液採取をしてくれたナースが、血液採取にビビる私にとってもやさしくしてくれました。そして、「初めての妊娠なのね。おめでとう」と言ってくれました。産婦人科に行き、正しく妊娠できているか確認するまでは、旦那以外の人に、妊娠を言えなかったので、人から「Congratulations!」と声をかけられると、なんだか嬉しくて、泣けてきました。

エミリー

妊娠中って涙もろくなっちゃう!

初めての産婦人科医と対面

その後、初めて私たちを担当してくれる産婦人科医の先生と対面。日本のように、触診での内診はありませんでした。(ただ話すだけ)
私たちはアメリカでの妊娠&出産について知らないことだらけで、不安と謎でいっぱい。

あらかじめ、質問をリストにまとめておきました。

私たちが質問したのは、
▶︎妊娠の状態の確認・赤ちゃんは大丈夫か
パワフルな心拍で良好です。

▶︎どこの病院で出産するの?
受付で加入している保険を確認してもらいました。出産までは、産婦人科のクリニックで診察し、出産当日は近くの大きな総合病院・ホスピタルで出産するということでした。

参考:アメリカで産院・出産スタイルを探す方法(メリット・デメリット)

参考:アメリカでベビーシャワー付き!ホスピタルツアーで出産前の病院見学に行ってきました

▶︎誰が子供をとりあげる先生になるの?
夜間などの時間外であれば、ホスピタルに常駐の産婦人科医が取り上げる。しかし、間に合うようであれば、クリニックの産婦人科医も、ホスピタルに駆けつける。帝王切開になる場合は、2名のドクターが必要になるため、クリニックの産婦人科医もどのみち同行することになる。

▶︎アメリカの出産までの流れはどうなる?

▶︎妊娠中どうしても具合がわるくなったら、Ugent careか、Emergencyどっちにいくの?

▶︎熱が出たらどうすればいい?

などです。

詳しくはこちらでまとめました。

参考:アメリカ式・つわり対処法!食べ物と妊娠初期のアドバイス

まだ数週が6週間と、アメリカでは少し早めの受診になってしまったので、4週間後の10週目に受診して、超音波検査・血液検査・尿検査を行いましょうという話になりました。

次の記事はこちら↓
妊娠3ヶ月の超音波画像!2回目のアメリカ産婦人科検診[10w5days]

この記事を書いた人

エミリー

LA在住ママブロガー

アメリカ生活12年目。英語力ゼロで単身渡米し、留学・就労ビザ/出版社勤務・国際結婚・海外出産を経験。アメリカの生活・育児情報をリアルな視点で発信中(累計1000万PV)
インスタグラム(エミリーinアメリカ)では1.5万人のフォロワーさんとつながってます
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