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アメリカ国内線の乗り方【知っておきたい注意点】

ロサンゼルスからニューヨーク、ラスベガス、シカゴ、フロリダなど、アメリカ国内の空港間の移動や、出張、旅行をするさいは、アメリカの国内線に搭乗することになります。

アメリカの国内線の乗り方と、知っておきたい注意点をご紹介します。

目次

アメリカ国内線の特徴

アメリカの国内線は、国際線の飛行機に比べると小さな飛行機が多いです。なかにはプロペラ機もあります。

  • コンパクトで狭い
  • 座席のモニターが付いていない事がある
  • スナック・ドリンクが有料の航空会社あり
  • イヤホンが有料
  • 荷物が有料(※下記くわしく)
  • 自由席の航空会社がある

国際線はモニターがありますが、アメリカの国内線の小さな飛行機では、座席のモニターが付いていないことがほどんどです。また、スナック類、ドリンク類、イヤホンも付いないため、必要なものは持参するのがおすすめです。とくにモニターがないと、機内での暇つぶしを用意しておくの良いです。

エミリー

イヤホンは、座席前ポケットには入っておらず、着席後に搭乗員が配布に回ります。この際に有料になる場合は、$3くらいで、クレジットカードで支払いをします。

グローバルエントリー(TSA PRE)

米国市民や米国でグリーンカード(永住権)を取得されている場合、グローバルエントリープログラム(Global Entry Program)に加入していると、搭乗手続きのセキュリティが簡素化されます。

夫は、グローバルエントリーに登録しているため、優先レーンへ。子供は夫と一緒に優先レーンへ行けました。しかし取得していない私は、通常レーンでしか入れませんでしたー。

グローバルエントリーの場合、身体検査のときに、iPadをかばんから取り出したり、靴を脱ぐ必要がありません。

アメリカの国内線:『預け入れ荷物』『機内持ち込み手荷物』が有料の可能性あり

日本から国際線でアメリカへ来ると、つい忘れがちですが、アメリカの国内線は『預け入れ荷物が有料の場合がおおいです。さらに、格安国内線になると「機内持ち込み荷物も有料になります!驚き!!

国際線でアメリカに入国した場合、スーツケースは2〜3個持っている場合があります。その量のまま、国内線を予約し、都市を周遊すると結構お金がかかってしまうかもしれません。

2022年の預け入れ荷物の平均価格:$30〜$100

エアライン機内持ち込み( Carry-on )預け入れ荷物 (Checked bag)
スピリット$35-100 / 個$35-100 / 個
アラスカエアライン運賃に込み$30 / 個

航空会社によっては、預け入れ手荷物1個に料金が発生するうえに、2個目以上は単価が高くなることがあります。

航空運賃は安くても、けっきょくトータル的に高くなることもあるので、注意してくださいね!はっきりと料金がかかれていないサイトでは、当日追加支払いをしなければいけないこともあります。

アメリカの国内線は、預け入れが有料なので、『機内持ち込み荷物』で乗り込む人が、ものすごく多いです。そのため、飛行機へ搭乗が最後のほうだと、ダッシュボードの荷物入れはすでにイッパイで入れられない・・・という状況はあるあるです。できるだけ早めに乗り込むのがおすすめです。

※もしダッシュボードの荷物がいっぱいで入らない場合は、自分の席から離れた場所の空いているところに入れます。最初から、当日はダッシュボードにいれる手荷物の量が多いと想定される場合、フライトアテンダントから、飛行機搭乗の直前(ドアの前)で、預け入れ荷物スペースに持っていってもいいか?と、お願いされることがあります(その場合は、追加料金はかかりません)

手荷物まですべて有料!悪名高い、スピリットの感想

さらに注意しておきたいポイントは、「機内に持ち込む個人的な手荷物も有料の航空会社がある」ということです。

アメリカの格安航空会社・スピリット(Spirit)航空は、飛行機運賃が他社より安い分、とにかくなんでもなんでも追加料金がかかります。スピリットでは、指定サイズ以上の荷物は、課金されるシステムになっています。

無料機内持ち込みOKの範囲:
ノートパソコンのバッグもしくは、18インチX14インチX8インチ(45cm X 35cm X 20cm)以上のバッグの手荷物

それ以上の手荷物には、別途BAG費用が加算されます。

夫は仕事で他州への出張の際、スピリット航空しか取れず、仕方なく搭乗しました。有料の預け入れ荷物をひとつ、手荷物としてはほとんど持ち込めないので、パーカーの前ポケットに、財布と携帯とイヤホンだけを入れて搭乗しました。

そのほか、座席希望のアレンジメントは最大$50、前が広い座席の希望は最大$250。登場券は、自宅で印刷すれば無料ですが、空港係員による搭乗券の印刷は1枚10ドル。スナックは$1〜$10、飲み物は$1〜$15と、なにからなにまでとにかく追加料金。年間のメンバーシップ会員になると、チケットやバッグ料金などが安くなります。

アメリカ国内線:スピリット搭乗の感想

乗車の際、座席指定などは有料なので、とくに指定せず登場。窓側の席でした。

サイズ感はかなり狭い。座席もほぼ倒せないので、直角でのフライトでした。背の高い男性にはかなり居心地わるいかも。。通路側のほうがよかったかもしれません。

アメリカの国内線に、燃油サーチャージはない

アメリカの国内線には、『燃油サーチャージ(特別付加運賃)』というものはありません。そのため、費用は表示された料金に含まれています。燃油サーチャージは日本の制度で、日本発着便が対象です。

アメリカ国内線では、荷物費用(Bag Fee)が別途かかる場合があるので、チケット購入時にチェックしましょう!

アメリカの国内線、自由席の航空会社

アメリカの国内線には、最初から席が決まっていない、自由席の航空会社があります。

自由席の航空会社:サウスウエスト航空

席の指定の必要のない、「open seating」制度を採用しています。

このようなオープンシートの場合、搭乗順序で良い席がとれます。後になって搭乗すると、同乗者と隣どうしで座れない可能性があります。

搭乗順序は、チケット種別と、前日のチェックイン順でグループ分けされます。まず、Aグループに、アップグレード座席・障害などの優先搭乗グループ。その後、ミリタリー、子供同乗者。Bグループ以降が搭乗可能になります。

旦那くん

チェックインはオンラインで可能。いつも時間ぴったりにチェックインするようにしているよ

アメリカの国内線に搭乗する流れ

今回はロサンゼルス国際空港から、ラスベガスの空港へ、Virgin America(ヴァージンアメリカ)という航空会社を利用して行きました。

(1) LAX空港のDeparture(出発ゲート)に向かう

参考:LAXから飛行機の乗り方・迎え方

(2) Virgin Americaのカウンターへ

カウンター前にある発券機で、確認番号や名前を入力して、飛行機のチケットを発券します。

(3)預け入れの荷物がある場合は、カウンターへ

手荷物料金の追加の支払いがある場合は、カウンターに行き預けます。

(4)預ける荷物がなかったら、そのままエスカレーターで搭乗ゲート方面へ

エスカレーター上るとき係員さんに搭乗券をちらっと見せます。案内される方向へ進みます。

(5)IDもしくはパスポートと、飛行機の搭乗券の確認

セキュリティの前は人がたくさん並んでいます。アメリカ国内旅行の場合は、アメリカの免許書のみで飛行機に乗れます。

(6)手荷物と自身のX線検査

日本同様、液体の持ち込みはNGです。食べ物はOKです。

(7)搭乗ゲートへ向かう

時間が来たら搭乗します。

小さい飛行機であっても、搭乗は前方のファーストクラスの人からです。
そのあとは、チケットに書いてあるグループごと(Aグル―プ、Bグル―プ…)の順で、搭乗してくださーいとお声がかかります。外国人だからといって順番無視して無理やり入ったりしないように!笑

LAからラスベガスまでは、車では5時間ほどかかるのに、飛行機だったら1時間もかかりません!ラクラク!
ゆっくり寝る暇もなく、45分ほどで到着。

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ラスベガス行きの機内では、飛行機内で、ビール・白ワイン・赤ワイン・お水の無料サービスがありました。ID聞かれなかったし、ソフトドリンクが水しかないって面白いですね。

機内液晶パネルを通して、ドリンクを注文すると有料ですが、一度だけCAさんがドリンクのサービスを聞きに来るので、その場合は無料のようです。

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バージンアメリカの席についているテレビ画面が以外とよくできていて、おもしろい。アメリカ中の観光地(ロサンゼルス、ラスベガス、シカゴ、サンフランシスコなど)の街案内のムービーがあったり、飛行機の中で、他の座席の人と、チャットができる機能なんていうのもありました。
(気づいたら、座席どこどこの何番さんから、チャットのお誘いがありますが、参加しますか?なんていうのも出て。びっくり!笑 新手のナンパw)

Virgin AirlineのNew Safety Videoが可愛いすぎる!
どの飛行機に乗るときも、トラブル時の安全対策ビデオが流れると思いますが、バージンエアラインの新ビデオはとっても可愛かった!ミュージカル調になっていて見いっちゃった! 機内のライトも、ややブルーライトががっていて、クラブっぽい?若者向けにフィーチャーされてるのかなっという気もしました!!

アメリカの国内線は、イヤホンが有料なので、自分でもってくるか、その場で購入します。(3ドル)
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国際線は、映画はなんでも見れたりするけど、この飛行機は有料でした!スナックもね!
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エミリー

節約するとこ節約して、運賃を下げてあるのがアメリカの国内線だなぁー。

飛行機持ち込み荷物は、規定のサイズ内であれば、無料で持ち込めますが、 早めに機内に入らないと、入れる場所がなくなっちゃうので注意です!

この記事を書いた人

エミリー

アメリカ在住ママ

ロサンゼルス在住12年目。アメリカの観光・生活・育児情報をリアルな視点で発信中!インスタグラム(エミリーinアメリカ)はおかげさまで1.4万人

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