アメリカ生活10年目の筆者が、アメリカでの誕生日のお祝いの方法をご紹介します。
アメリカの誕生日の祝い方
アメリカでは多くの家庭で、ケーキ&ろうそくに「ハッピーバースデー」の歌うたって誕生日をお祝いします。

私自身の経験ですが、会社でも積極的にお祝いしてくれることが多く、職場でも誕生日にケーキを出してもらったり、同僚からプレゼントや風船をもらうことがありました!
中でも以下の年齢のときは、盛大なイベントになることが多いです。
1歳:赤ちゃんの初めての誕生日


アメリカの1歳の初めての誕生日には「スマッシュケーキ」という行事が行われます。赤ちゃんに盛大にケーキをスマッシュ(潰す)させます。
16歳:スウィートシックスティーン
16歳の誕生日は、Sweet Sixteen(スイートシックスティーン)と呼ばれ、普通の誕生日パーティよりも盛大にお祝いします。教会でのミサや、宗教的儀式も含まれることがあります。
21歳:お酒が飲める年齢
お酒が飲めるようになる21歳のバースデーも盛大です。パーティバスを貸し切って、お酒を飲みながらバーやクラブをはしごする、っといったパーティも!お酒が飲める年齢ならではのパーティも楽しいです。
アメリカで誕生日パーティに呼ばれたら
アメリカでお誕生日パーティに呼ばれたときのゲストとしてのマナーをご紹介します。
期日以内に招待状の返事をする(R.S.V.P)
カジュアルで小規模なパーティであれば、メールや口頭でお呼ばれすることが一般的です。人数が多いようなパーティの場合、インターネット上の招待状を使うことが多いです。そのサイトを通して「参加・不参加」を連絡します。
アメリカの誕生日パーティのプレゼント:大人むけ
大人の場合は、関係性にもよりますが、美味しいお菓子やお酒などを贈ることが多いです。ギフトカードを送り、好きなものを買ってもらうことも一般的です。メッセージカードと一緒に、ギフトカードを渡します。
アメリカの誕生日パーティのプレゼント:子供
高学生以上であれば、好きなものが買えるギフトカードにする場合もありますが(関係性により異なる)、通常小学生以下の子供むけの誕生日の場合は、プレゼント(物)を購入し持参することが一般的です。



小さい子は、ギフトカードもらっても、その場で楽しめないので、嬉しくないですもんね(親は嬉しいけど)
バースデー柄の紙袋に、ラッピングまたはラッピング用ティッシューを加えたものを入れ、メッセージカード(ギフトレシート付き)を入れておけば完璧!名前を書いたものを入れておかないと、誰からの贈り物かわらなくなるので、忘れないようにしましょう。
子供からティーンの誕生日におすすめのプレゼント
年齢が低学年のお子さんで、相手の好みがわからないときは、相手の親御さんに「どんなキャラクターが好き?」「サイズは?」など聞いてみるのもOKです。もしくは、ギフトレジストリ(アマゾンの欲しいものリスト機能)が無いか聞いてみましょう。
それでも「何を買えばいいのかわかない」という場合は、以下のページをチェックしてみてくだい。アメリカで人気のおもちゃなどが、年齢別にまとまっていますよ。
\ アメリカのアマゾン /
プレゼントに「ギフトレシート」添付をお忘れなく
メッセージカードと一緒に、ギフトレシートも挟んでおきましょう。
ギフトレシートとは、受け取り側が返品や交換ができるようにしたもので、購入する際におおくのお店で発行してもらえます。通常、ギフトレシートには金額は記載されません。





アマゾンでもギフトをチェックすると、ギフトレシートが一緒に届きます
アメリカで子供の誕生日パーティを主催する
アメリカで、子供の4歳のお誕生日パーティを実際に開催してみました。
アメリカのお誕生日パーティ会場
子供のパーティ会場は、
- 自宅または友人宅
- レンタル会場
- 公園
などがあります。
幼児向けのパーティ会場は、プレイエリアとパーティ会場が併設した場所がたくさんあります。Yelpなどで検索してみてくださいね。





私はLAのショッピングセンターの中にある、『Dig it!』という、工事現場がテーマのプレイルームで開催しました
招待状の発行
オンラインの招待状:Evite (https://www.evite.com/)を利用しました。ほとんどの機能を無料で利用できます。



他にも類似のサービスがありますが、私の周りがEviteを使う方が多いです。
参加・不参加の連絡を入れてもらうことで、参加人数を確認できます。
グッディバッグの準備
アメリカのパーティでは、来てもらったゲストに、帰り際にちょっとしたギフト「グッディバッグ」を渡します。
アマゾンでグッディバッグセットがあったので、そちらを購入しました!
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そこに日本のお菓子も一緒につめてグッディバッグにしました
ケーキ・食事などの準備
ケーキは、LAのケーキ屋さんで顔を入れたデザインのものを注文。


食事は、ドミノピザにしました。ドミノピザ初めて注文しましたが、HPのクーポン を使うとめっちゃめちゃディスカントされたので助かりました!
ペーパートレイや、ナプキンなどもテーマに合わせたものを用意。
会場の飾りつけ準備
アメリカのお誕生日には、大きなバルーンも定番!
バルーンは、Partycityやスーパーマーケットで販売されています。事前にバルーンパックを購入しておき、ダラーツリーなどでエアーだけを有料で入れてもらうこともできますよ。
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アメリカのお誕生日会のミニイベント
アメリカのパーティでびっくりなのが、お誕生日会の中でちょっとしたイベントを行うことが多いこと。来てもらったゲストも楽しめるようなプラスαのことを用意していることがあります。



私が実際に体験した例をご紹介しますね!
プリンセスやヒーローに来てもらう


女の子のお誕生日会にひっぱりだこの「プリンセス」。実際にディズニーにも働いているというプリンセスが、主役の女の子と一緒に歌をうたっておどったりしてくれます。
男の子バージョンでは、スパイダーマンなどを呼ぶのも人気です。そのほか、マジシャンなども楽しいですよ。
ピニャータ(pinata)


「ピニャータ(pinata)」は南米発祥のお祭り(誕生日など)に使われる、中にお菓子やおもちゃなどを詰めた紙製のくす玉人形のことです。日本のすいか割のように、目隠しして周囲の声をもとに、棒で叩いて中身を壊します!中に入ったお菓子が出てくると子供たちは大喜び!お庭や公園など外でのパーティにぴったりです。
いろんなデザインのピニャータが売られていますよ!
フェイスペインティング


アメリカで子供たちに人気のフェイスペイント。好きな柄(プリンセスなど)をリクエストすると、顔に書いてくれます。絵具は洗って落ちます
わたあめ作り
みんなでできるお楽しみのひとつとして楽しいのがわたあめ作り!もっとも費用負担が少なく開催できるのもグッド。
ジャンプハウスを設置
子供が小さい場合は、ジャンプハウスをレンタルできます。自宅や公園などの指定の場所に業者が来て設営してくれますよ。


【セレブリティのお誕生日パーティ】
アメリカの中でもセレブリティの家庭のパーティだと、さらにミニイベントがすごかったです。
レストランのケータリング(2社)、生バンド演奏、フォトブース、バルーン、ゲームコーナー、ジャンプハウス、似顔絵サービスの設置など!ちょっとしたお祭りか、というほど盛大でした。
アメリカの誕生日の祝い方:まとめ
アメリカの誕生日は、とってもダイナミックで楽しいイベントがもりだくさんです。開催するほうも、ゲストでいく方もアメリカ式をぜひ楽しんでみてください〜。