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知っておきたい!アメリカの基本情報と、アメリカ生活の現実

これからアメリカへ移住・留学・駐在・海外赴任などで、アメリカ生活を始める方のために、最低限知っておきたい、アメリカの情報と、アメリカ生活の現実をまとめました。

目次

アメリカ合衆国って?

「アメリカの合衆国」は、英語で、United states of Americaです。現在50の州で構成されており、本土以外に、アラスカ州・ハワイ州も含みます。

連合した州の集まりの国という名の通り、州ごとに固有の法律があり、各州の行政や基礎自治体の体系もそれぞれ異なるのが、アメリカの特徴です。

  • 州によって銃・大麻・同性婚・人工中絶などの法律が異なります。
  • 職業上のライセンスなども、州が変われば無効になってしまうものもあります。
  • 税金も、州に支払う税金(State tax)と、連邦政府に支払う税金(federal tax)があります。

アメリカ合衆国の海外領土Territories of United States)としては、グアム、北マリアナ諸島、プエルトリコ、米領ヴァージン諸島などがあり、これらをまとめて51番目のアメリカの州と表現することもあります。しかし、実際には、アメリカ合衆国の州の一つではなく、あくまでもアメリカ領。グアムは、「準州」扱いであるため、住んでいる人はアメリカ国籍であるが、大統領選挙権を持っていないそうです。

アメリカの国旗

「アメリカの国旗」は、英語で、Flag of the United Statesと表現します。

赤の7線・白の6線の合計13本の線は、1776年の建国当時の州の数を表し、50個の星は現在の州の数を表しています。

アメリカの国歌

「アメリカの国歌」は、英語で、National Anthemと表現します。

国歌の曲名は、The Star-Spangled Banner。国歌斉唱は、スポーツや式典などで歌われることが多いです。

エミリー

日本人の場合、無理して歌う必要は無いですが、敬意を評して他のアメリカ人と同様、立ち上がるのがいいでしょう。

アメリカの面積

アメリカの国土は、約962万8000㎢と広大。日本の約25倍の大きさです。

カリフォルニア州は、約40万3932㎢なので、約37万8000㎢の日本がすっぽりはいってしまう広さです。

アメリカの人口

アメリカの人口は、約3億271万人。(2018年:出典)

日本の人口は約1億2700万人ですから、面積を考えるとひとりあたりの面積比が随分ちがいますね。

アメリカの人種構成

アメリカの人種構成は、CENSUSの2021年の調査によると、

白人系 76.3%
アフリカ系 13.4%
先住民系 1.3%
アジア系 5.9%
その他 2.8%

※ラテン系アメリカ人とは、英語でHispanic and Latino Americansといいます。
ヒスパニックが「スペイン語圏出身者」(狭義でメキシコ出身)を指すのに対し、ラティーノはスペイン語圏に限らずブラジルなど非スペイン語圏出身者も含み、ラテンアメリカ全域の出身者を指す

州によって人種構成はずいぶん異なります。
移民の多いカリフォルニアの場合は(出典)、
白人系 38.4%
ヒスパニック系 38.1%
アフリカ系 5.9%
アジア系 13.9%
その他 3.8%
と、ヒスパニック系の割合が非常に高くなっています。

アメリカの言語とアクセント

アメリカでは、英語が使用されています。

しかし、カリフォルニア等のヒスパニック系移民の多いエリアでは、英語とスペイン語の両方が記載されていることがあります。

一様に「アメリカ英語」といえど、地域や人種グループによってもアクセント(イントネーション)は、ずいぶん異なります。

アメリカの宗教

主にキリスト教。
キリスト教(プロテスタント、カトリック、モルモン教など含む)が、70.6%
ユダヤ教 1.9%
イスラム教 0.9%
仏教 0.7%
など
都市部ではユダヤ系アメリカ人が多く、ニューヨークやロサンゼルスでは、黒の小さな円形のフチなし帽子を被っている、男性のユダヤ教徒を見かけることもよくあります。

アメリカの祝日は、11日しかない

実はアメリカ国全体での祝日は、意外と少ないです。アメリカ合州国議会(the United States Congress)によって、決められている祝日は以下の11日のみ。これらはFederal Holidaysと呼ばれ、州によっては特定の日が祝日になる場所もあります。

New Year’s Day1月1日
Inauguration Day4年に一度の1月20日
Martin Luther King, Jr. Day1月の第3月曜日
George Washington’s Birthday2月の第3月曜日
Memorial Day5月の最終月曜日
Independence Day7月4日
Labor Day9月の第1月曜日
Columbus Day10月の第2月曜日
Veterans Day11月11日
Thanksgiving Day11月の第4木曜日
Christmas Day12月25日

政府関連の仕事や、銀行はこちらのフェデラルホリデーに準じて休日になるることが多いです。

上記に加えて、4年に一度は、大統領の選挙があり、翌年1月に就任式(Inauguration Day)があります。

アメリカのイースターは祝日?

イースターとはキリストの復活祭のことです。クリスチャンの多いアメリカでは、重要な祭日ですが、法律上の祝日ではありません。(州によって異なる。)

  • Good friday (イースター前々日の金曜日)はキリストが処刑された日
  • Easter (キリスト復活)
  • Easter Monday (イースター翌日の月曜日)

以上の3日間にわたって、教会などで催しが行われたり、エッグハントなどを行います。

アメリカの正月休みは1日だけ

多くの企業にとって、アメリカのお正月休みは、元旦の1月1日だけ。ほとんどの企業が2日から通常営業をします。アメリカの場合は、12月の半ばからクリスマス・ホリデー休暇をとっているため、正月は休みが短いです。

有名なカウントダウンイベントといえば、ニューヨークのタイムズスクエアで行われるカウントダウンイベント。毎年世界中から100万人以上集まるとも呼ばれるビックイベント。

そのほかでは、ホテルなどもカウントダウンパーティイベントに参加してみると楽しいですよ。

この記事を書いた人

エミリー

LA在住ママブロガー

アメリカ生活12年目。英語力ゼロで単身渡米し、留学・就労ビザ/出版社勤務・国際結婚・海外出産を経験。アメリカの生活・育児情報をリアルな視点で発信中(累計1000万PV)
インスタグラム(エミリーinアメリカ)では1.5万人のフォロワーさんとつながってます
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