ハロー!和ごころLAです。
最近、アメリカのクレジットカードを、やーっと入手しましたよ!
しかもなんと、気づいたら、クレジットヒストリーは[Excellent = 700超え]!
※2018年現在もずっと700越えです。
日本で長年、気楽に便利に使っていたクレジットカード。なぜアメリカでは、こんなにも入手するのが難しいのでしょうか?
アメリカのクレジットカードを作るのに必要なもの
アメリカでクレジットカードを取得するには;
*アメリカの銀行口座があること
*SSN(ソーシャルセキュリティナンバー)があること
*クレジットヒストリーがあること
大きくはこの3点が必要です。
【留学生の場合】
銀行口座は開けることができますが、SSN(ソーシャルセキュリティナンバー)がありません。
→学校でのアルバイトをすると、SSNがもらえます。その番号をつかって、セキュアカードでヒストリーを構築する。
【赴任者(及び家族)、Hビザ、Jビザの人などビザ保持者】
銀行、SSNがあっても、クレジットヒストリーがありません。
→日系のクレジット会社(プレミオ http://www.premio.com/ または、JAL USA CARD http://www.jalusacard.com/jp/など)では、米ドルだてのクレジットカードが作れます。
しかし、アメリカのカードを持ちたい場合は、まず銀行でセキュアカードをつくり、クレジットヒストリーを構築していく必要があります。
どちらとも、セキュアカードでクレジットヒストリーを1年ほど貯めると、本物のクレジットカードが作れるようになる、というのが大きな流れです。
なぜアメリカのクレジットカード必要か
そもそも、なぜクレジットカードが欲しいのか。日本のものじゃだめなのか?という点ですが、基本的に、短期滞在では日本のクレジットカードだけで十分です。
しかし、長期の留学や赴任、はたまた永住を目指している方の場合は、クレジットカードを早めに作れるように動いておく方が得策です。
【日本のクレジットクレジットカードの利点】
*支払いが楽ちん!給料が入ってから、月締めでまとめて払える!
*不正使用に対する予防(主に海外旅行の際)
*1回払いだけでなく、ボーナス払い、リボ払いも選択可能
*ポイント(マイル)が貯まるサービス系カードが充実している ex:楽天市場、JALマイレージ
*クレジット付き交通機関のICカード利用でぴぴっと改札を通ったり、自動販売機の支払いも、小銭なしでできる!
今やほどんどの人が所有しているクレジットカードは、日本の生活上必要不可欠な存在。そしてアメリカの感覚と比較すると、身近でカジュアルな印象です。
【アメリカのクレジットの利点】
*Creditというのは英語では”信用”
アメリカでのクレジットカードの感覚は少し日本とは違います。”あとでまとめて支払いえる”というのは、一定期間お金をお借りします!ということ。いかに「つけ」払いできるか人なのか、信用を試されていると考えられています。
その信用度を、数値化したものが「クレジットヒストリー」で、300から850までのポイントで表記されます。
一番やっかいなのは、そのスコアが、「アメリカの他のサービスを受ける際にも使用される」という点です。
たとえば、アメリカで、
=家を購入するとき
=車のローンを組む時
=携帯を分割払いで支払うとき などなど
こういった場合、その契約者が分割払いをちゃんとできるかの信用度を測るため、クレジットヒストリーを確認するのです。
SSN番号をネットで照会することで、店側は簡単に確認できます。このスコアが低いと、分割支払いの際の金利が高く(スコアに応じてAPRが決まる)ことになるため、同じiPhoneでも最終的なトータル額が高くなる、家のローンが高くなるなどということが日常生活レベルで起こります。
*不正使用に対する予防のために必要
アメリカではスキミングも発生しますし、スワイプがうまくできず二重請求になっていることも実際あります。そのため、いきなり預金残高から引き落とされるデビットカードばかり使用したくないのが心情。。
以前、 大型スーパーマーケットTargetで、アメリカ全土の店舗のカード情報流出事件があったとき、私のデビットカードの情報も流出してしまいました。銀行からデビットカードを止められ、新しいカードが届くまでは、利用できなくなり困りました。
*日本のリボ払いは、アメリカでいうと「ミニマム」の金額を支払うということ
アメリカのクレジットカードは、実は基本が「リボ払いシステム」になっています。自分で設定しなければ、月末に一括で銀行から引き落とししてはくれません。支払い者側が、毎月の支払い日に全額はらうか、ミニマム額を払うかを選べます。(ミニマムだけにすると利子がかかります)良いクレジットヒストリーを構築したい場合は、全額支払ってしまうほうがよいです。
*キャッシュバックか、マイル、特定のサービスが受けられるクレジットカードが豊富
日本ではポイント還元が多いですが、アメリカの場合、なんとキャッシュバックが主流!お金がかえってくるのは嬉しい。もしくはマイルのポイントを貯める、Macy'sのポイントや優待など、よく行くお店のカードがあると、お得なサービスが受けられるようになっているのは日本と同じですね。
クレジットカードを入手するまでの道のり
わたしのクレジットカード入手までの道のりを公開します。
<ステップ1>
2014/8
学校でアルバイトをし、SSN番号をもらう!
参考:アメリカの留学生としてキャンパスジョブして、ソーシャルセキュリティを取得してみた
基本はソーシャルがないとダメですが、銀行によってはSSNなしでもセキュアカードを出してくれるところがあるので、その場合は銀行の担当者に確認してみてください。Union Bank(UFJ東京銀行の系列)で、むかーしSSNなしでもセキュアカードを出してくれたことがあるという友達もいたので、今も出してもらえるかは要相談です。
しかしどのみちスコアはSSNにひも付けないと見れないので、SSN番号は基本必須です。
<ステップ2>
2014/12
アメリカの大手銀行Bank of Americaで、セキュアカードを作ってもらった。
セキュアカードとは、クレジットヒストリーがないorヒストリーが悪い人が、これからヒストリーを構築するためのカード。
まず、デポジットを銀行(カード会社)に支払い、その中でやりくりしてヒストリーを構築する。
→→ わたしのデポジットはミニマムの300ドルで、預けました!
今までも一括で150万円くらい、クレジット支払いをしたことがありますが、そういった記録は”日本国内限定”で、結局のところ、アメリカでクレジットのヒストリーには加味されません。
要するに、アメリカでのクレジットヒストリーがない人は、ヒストリーを構築することから始めるほかないのです!
<ステップ3>
毎月セキュアカード(Secured Credit Card)で支払いをする。
金額は少額でいいので、毎月1回は使うようにして、すぐにオンラインで支払うようにしました。
しかしながら、アメリカでは違います。。。
自分で、これとこれを払います!っというように、通常の銀行口座から、そのクレジットカードにその金額をTransferして支払います。
Next closing dateまでに、これを完了しないと、お金を払っていないっていうことになるので、悪いヒストリーになってしまいます!
セキュアカードのあいだは、使用する額が高いから=信用度が高い、というわけではありません。
少額でも、いかにその〆切日までにちゃんと支払うか!がポイントです。
ビビりなわたしは、使用した次の日くらいには、すぐにお金を移動させていました。
<ステップ4>
約一年間・・・毎月、使用しようとおもってたけど、1回くらい使うの忘れました。笑
↓
2015/11
最初につくったデポジット300ドルのチェックが返送されてくる
<ステップ5>
2016/1
このsecured cardが更新され38ドルの年会費がひきおとされた!
この時点で、「セキュアカードがクレジットカードに自動切り替えになったんだ!」
と勝手に思っていたのですが。。。違ったようです。
わたしの勘違いで、セキュアカードを更新していました笑
<ステップ6>
2016/2
たまたま銀行の窓口に行ったとき、窓口の人が「それはセキュアカードだから、もう一年経ってるんだし、リワード付きのクレジットカードに変えたほうがいいよ」と言われ、デスクに案内してもらいました。
それで、セキュアカードのほうで、引き落としになってしまった年会費39ドルを取り消してもらい、
晴れて、Bank of Americaのキャッシュリワード付きカード(年会費無料で!)を申し込むことに!
Bank Amreicard Cash Rewards Platinum Plus
1% /cash back everywhere, every time
2% / cash back at grocery stores
3% / cash back on gas
Grocery store /gas bonus rewards on $1,500 in combined purchases each quarter.*
セキュアカードでは、何のお得もありませんが、このカードは年会費が無料な上に、キャッシュバックもつくから、当然こっちのほうがいい!
しかもTotal Credit limitも今までの10倍にあげてくれました。
<ステップ7>
1週間ほどで到着! くわえて、銀行からあなたのスコアは[Excellent = 700超え]ですとのお手紙までもらっちゃいました。
Your credit score ranks higher than 69 percent of US consumers.
と書いてあります!
まとめ
まず、なるべく早くセキュアカードを入手し、クレジットヒストリーを構築すること。その後、クレジットカードを入手できたら、良いクレジットスコアをキープすべく、Next Closing Dateまでに支払いを完済してしまう!ことが最大のポイントです。