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アメリカの銀行口座!開設方法、日本との違いや特徴、チェックの書き方

アメリカの銀行口座!開設方法、特徴、チェックの書き方【知っておきたい】

アメリカの銀行の開設方法、日本との違いや特徴、チェックの書き方、おすすめの銀行(口座開設ボーナス付)をご紹介します!

エミリー

アメリカ在住10年目の筆者は、チェイス銀行がメインバンクです

アメリカの銀行口座を開設する必要性

アメリカ生活で、できるだけ早く手続きをしたいのが「銀行口座の開設」。一時的に滞在する場合は、必要ありませんが、一定期間滞在する場合は、銀行があると便利です。

  • 給与受け取り
  • 賃貸等の支払い
  • 日本からの送金受取

などで、必須になってきます。

アメリカの銀行口座を開設するメリット

現金を持ちあるかなくて済む

銀行口座をひらくと、デビットカードが発行されます。そのカードを使って、お店で支払いをしたり、ATMで入出金が可能になります。安全のため、アメリカ生活では、できるだけ現金を持ち歩かないというのは大切です。

利息が高い

日本の低金利と比べると、アメリカの口座で付く利息は高いです。定期預金などで日本の数倍〜10倍つくことも珍しくありません。生命保険なども運用レートが高いので、選択肢が増えます。

アメリカの大手銀行トップ4

アメリカの代表的な銀行は、以下の通り。

銀行名資産総額
JPMorgan Chase(チェイス)$2.87 Trillion
Bank of America(バンク・オブ・アメリカ)$2.16 Trillion
Wells Fargo & Co.(ウェルスファーゴ)$1.75 Trillion
Citigroup(シティバンク)$1.65 Trillion

これらの銀行は、アメリカのBig Fourと呼ばれています。

チェイス銀行【JPMorgan Chase】

人工知能を導入し、競合他社を凌駕する業績を上げている、アメリカトップの銀行です。全米に約5,000の支店と16,000のATMがあり、使い勝手はとても良いです。全米の世帯の約半数がチェースを利用していると言われています。

エミリー

アメリカで銀行口座を開設するならChaseがおすすめ

バンク・オブ・アメリカ【Bank of America】

バンク・オブ・アメリカは、全世界で約6600万人の消費者と中小企業にサービスを提供しています。多くの大手銀行と同様に、多機能なモバイルアプリを含む強力なデジタルツールを提供しています。最近、業界のトレンドに従って、資金不足(NSF)手数料を廃止し、当座貸越手数料(overdraft fee)を引き下げると発表しました。

ウェルス・ファーゴ【Wells Fargo】

ウェルズ・ファーゴは1852年に設立された老舗銀行で、全米でも多くの支店を持つ銀行です。ウェルズ・ファーゴはメインのアプリに加え、貯蓄アプリやミレニアル世代向けのモバイルバンキングアプリを導入しています。

シティバンク【Citi Bank】

シティグループは、世界的な金融サービス企業です。米国内に約700 の支店、国外に1,800 以上の支店を持つ国際的な銀行です。

おすすめのアメリカの銀行は?

アメリカでおすすめの銀行は、チェイス銀行

エミリー

アメリカで銀行口座を開設するなら、「チェイス銀行」がおすすめです。

  • ATM・支店数が多くて便利
  • 大手なので安心
  • カスタマーサービスが良い
  • 投資口座、子供用の積立口座、個人年金などと連携できる
  • 口座開設ボーナスあり
  • 家計簿アプリなどとの連携も簡単
  • 後のクレジットカード審査が通りやすくなる

とくに、長期滞在予定の方は、チェイスを激押しします。チェイスは有名なクレジットカード発行審査も行っているため、移民には取得が難しい米系クレジットカードの審査に通りやすいです(詳しくは在米日本人に人気のクレカの記事で)。そのほか、家計簿アプリや投資系アプリなど、銀行口座と連携して使うアプリが豊富です。マイナーな銀行では、対応していないアプリが多いので、メインバンクには最適です。

うちはチェイスの投資部門・JPモルガンで、投資口座も作っています。同じアプリで運用を見ることができます。担当さんが超優秀な方で、2021年度は10ヶ月で1万ドル(約100万円)の運用益が出ました!ありがたい!

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アメリカ市民権をお持ちの方は、オンラインで口座開設できます。それ以外の方は、オンライン完結で銀行口座が開けない可能性が高いため、銀行に直接行く必要があります。上記ボタンのページから、メールアドレスを入力し、クーポンを取得して、チェイス銀行に持参してくださいね。

クレジットスコアや時期等にもよりますが、口座開設ボーナスとして、$300前後もらえることがあります!

日本語が通じる/日本人スタッフがいる銀行はある?

アメリカのユニオンバンク(現在:USバンクの傘下)であれば、日本語で対応できる支店があります。今後合併により、今後ユニオンバンクからUSバンクに名前が変わりますが、全米のUSバンクに、日本語窓口があるわけではありません。常駐しているのは、ごく一部のエリアのみです。

アメリカで銀行口座の開設をする方法

アメリカで銀行口座を開設するためには、いきなり行っても口座開設手続きをできることが多いですが、あらかじめ予約を入れることをおすすめします。手続きもスムーズに進みますし、銀行で長時間待つ必要がなくなります。

アメリカで銀行口座の開設をする方法

アメリカの銀行口座開設に必要なもの

アメリカでの銀行口座開設に必要なものは、

  • 身分証明書 (パスポート、運転免許証など)
  • ソーシャル・セキュリティナンバー (SSN)
  • 現住所を確認できるもの
  • 入金用の現金

などを持参すれば開設できます。

留学生等でSSNを持っていなくても、銀行口座は作れます。

アメリカの銀行の口座の種類

口座の名称は銀行によって違いますが、内容はほとんどの銀行でほぼ同じです。

種類特徴
Checking Account普通預金:給与振込や支払い、引き落としに使う。利子はゼロか、少ない。
Saving Account貯蓄用口座:利息が高い。制限がある場合もあるが入出金可能。
CD定期預金:利息が高い

最初に作るべきは、Checking Account (チェッキングアカウント)です。余裕があれば、セービングアカウントも作ります。後から作ることもできます。

この際、「チェックブック」を手配してもらうようにします。

パーソナルチェック(小切手)の使い方

エミリー

日本では馴染みがない「チェック」ですが、アメリカ生活ではよく使います。

アメリカの銀行で、チェッキングアカウントを作成したら、それに紐づく「チェックブック」を発行してもらいます。はじめの数枚は無料でもらえることが多いですが、それ以降は有料(プランによっては無料)です。

アメリカのパーソナルチェック(小切手)の書き方、使い方

支払い金額は、数字だけでなく、英単語でも記載します。その際、小数点以下でわかる様に、56/100のように表したり、数字では小さく上付けにするなどで、わかりやすくします。

アプリでチェック(小切手)を入金する

アメリカ生活では、保険の払い戻し金や、経費の支払い、キャッシュバックサイトの還元などで、小切手を手にする機会は多いです。その際、毎回銀行に行くのは不要で、チェックの入金は、アプリでできます。

アメリカのパーソナルチェック(小切手)の書き方、使い方

チェックの裏面にサイン(Endorse)をして、アプリからチェックの表裏を撮影し、金額を入力するだけ。数時間から数日で、銀行口座に反映されます。

Endorse a checkとは、和訳だと「裏書きする」という意味です。Endorseをすると、他人が支払いに当てることも可能になります。そのため、 Endorseは、入金する直前にサインするようにしましょう。他者の利用を防ぐために「For Deposit Only」と記載されているものもあります。

チェック(小切手)は、不渡りになると、手数料がかかるので注意。何度も不渡りを起こすと、クレジットヒストリーにも影響します。

万が一の際のために「オーバードラフトプロテクション」というオプションがつけられる銀行があります。不渡りのさいに、一定額までなら銀行が貸し出してくれるので、利子はつきますが、すぐに返済すれば不渡りの手数料より安くすみます。万が一のオプションとして知っておくと良いです。

アメリカの銀行の注意点とポイント

銀行振込み手数料が、すんごく高い

銀行間をまたぐお金の送金は、「銀行振り込み(Wire Transfer)」といいます。アメリカではチェック(小切手)文化なので、個人で利用する人は少ないです。

  • 送金にも着金にも手数料がかかる
  • 手数料が$15〜$30と高額
  • 自分の口座から別の口座に移動させたい場合は、チェックで自分あてに書いて入金すれば、手数料不要
  • 他人へのお金の移動は、VenmoやPaypalなどのアプリを使う方が一般的

【失敗体験談】

日本の振り込み手数料は数百円程度なので、アメリカでもそんなに手数料かからないだろう、と思い込み銀行へ。わざわざWireTranseferを窓口で行う人は少ないので、時間がかかりました。

Wire Transferは、仲介センターにいったん情報が送られ、両方の支店から確認ができたらお金が動かせるようになります。日本では、ATMで即反映なのに、アメリカでは、人を経由するため、時間がかかります。

送金は窓口手続きから、数時間(3時間ほど)で、承認され、お金は移動されました。がしかし、受け手側の手数料が15ドル。さらに送金元のほうも確認してみると、$30。銀行振り込みの手数料で、$45もかかってしまいました(涙)※渡米当初の話

口座維持手数料がある

基本的に、アメリカの銀行口座は、月額で口座維持手数料(Monthly service fee)がかかります。しかし、各銀行によって口座維持手数料を避けるプランがあります。たとえば「一定以上の預金がある」「給与受け取り口座に指定」されているなどです。

チェイスの例でいうと、チェッキングの場合:毎月$500ドル以上の入金があるか、もしくは、月初めに$1500以上の預金があるか、もしくは、他セービングアカウントなどの合計で$5000以上あるか。いずれかの条件を満たしていない場合は、$12の口座維持手数料が必要になります。

ATM利用料が無料

同じ銀行のATMを利用すれば、土日祝日関係無く、24時間ATM利用料は無料です。自分の銀行以外のATMを利用すると手数料がかかります。

アメリカの銀行には通帳が無い

アメリカの銀行には、通帳というものがありません。代わりに、毎月利用明細(Statement)が郵送されてくるのが一般的です。最近では、プライバシーの観点からオンラインやアプリで確認できる、ペーパーレス設定が一般的です。ペーパーレス設定にすると割引を受けられることもあります。

ATMカード(デビットカード)はアクティベートしてから使う

ATMカード(デビットカード)が届いたら、まず電話で「アクティベート」します。カード右上のシールに書かれた電話番号に電話します(自動音声)と、このような自動音声が流れます。

「Please enter your number, follow the pound key」
カード番号を入力し、「#」を押す

「please enter your debit card pin, follow the pound key」
デビットカードのピンコードを入力し、「#」押す

*the pound key (パウンドキー)とは、「#」シャープボタンのこと

設定は以上です。これで、外出先でATMカード(デビットカード)が使えるようになります。

共同名義口座:ジョイントアカウント

口座の名義を複数人で作成することを、ジョイントアカウントといいます。夫婦で、両方の名前をいれた生活用口座を作り、そこに紐づくカードで支払うと便利です。

アメリカの銀行口座:まとめ

アメリカの銀行口座開設は、チェイスがおすすめです!

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