アメリカで妊娠中、出生前診断を受けました。Second Trimester Screening (セカンド・トライメスター・スクリーニング)は、First Trimester Screeningにつづく、アメリカの出生前診断のひとつです。
Second Trimester Screening (セカンド・トライメスター・スクリーニング)とは?
アメリカで出産では妊娠期間を表すとき、Trimester(トライメスター)という単位を使います。初期の3ヶ月=First Trimester、中期の3ヶ月=Second Trimester、後期の3ヶ月=Third Trimesterというように、妊娠期間の3ヶ月をひとくくりとする呼び方です。
Second Trimester Screeningは、「quad screen」や「sequential two」と呼ばれることもあります。
通常、妊娠15から20週の間にうけるテストのことで、ファーストトライメスタースクリーニングの結果と総合して、判断される出生前診断です。
以下の項目と、Anatomy ultrasound(解剖学的な詳細な超音波検査)を受けます。
- Alpha-fetoprotein(AFP) 血液検査妊娠時に生成される(胎児性)血清タンパク質;胎児の数や異常などを出生前に診断する
- Beta hCG:尿検査 Firstと同様
- Estriol 血液検査でエストロゲンのホルモンレベルを検査
- Inhibin A ホルモン検査(高リスクの人のみ対象)
スクリーニング検査は確定診断ではありませんが、アメリカでは3〜7%の女性が異常値を出すことがあるそうです。
Anatomy ultrasoundは、超音波検査をとおして、以下を確認します。
- 遺伝子以上や先天性欠損がないかを確認
- 胎児の成長を確認(目や臓器などがあるか)
- 胎盤が正しい位置に来ているか
- 羊水量の確認
- 性別の確認
通常は、妊娠20週目ごろに受けます。早すぎても遅すぎても正しく測れないことがあります。
妊娠が順調にすすむ場合、出産までの超音波検査はこれが最後になることも!!
アメリカは超音波検査が受けられる機会が少ない!(そのあとは、実費で、診察ではない3Dウルトラサウンドをやりました)
解剖学的超音波検査(Anatomy ultrasound)を受けました
私は、妊娠20週目のときに、Anatomy ultrasoundに行ってきました。
精密検査になるので、いつもの産婦人科クリニックではなく、総合病院・ホスピタル内の場所へ行きました。(1回目と同じ)
すでにお腹がおおきくなってきて、20週にしては大きなお腹に、
「私って大き過ぎ?」と心配だったのですが、このホスピタルに集まった妊婦はほぼ私と同じ周期のはず・・・。
どう考えても、私が一番お腹が小さかった…アメリカ人のお腹のサイズはほんとびっくり。みんな多児妊娠?っていうくらいかなり大きかった。
前回とおなじ診察室にはいり、ウルトラサウンドがはじまりました。
手や足の指、背骨もはっきりみえ、赤ちゃんの心臓がうごいて血流がながれるのも見ることができます。
心臓や腎臓が正常に動いているかもチェック。
指をしゃぶったり、ゆっくりした動きです。
性別は、先の出生前診断でわかっていたけど、ハッキリと見えました〜!!!
▲It’s a BOYと書いてもらいました!
こっちむいて〜
この超音波検査では、きちんと顔(目や鼻)を確認することが必要なようなのですが、
このときプラセンタ(胎盤)にひっかかって、どうしてもこっちをむくことができない!!
ずっとひっくり返ろうとして諦めて…という感じ。
一旦休憩して、水を飲んだり、動き回ってくださいと言われ、どうにか上向きになるようやってみましたが、苦戦…!
45分ほどかかってやっと一瞬だけ、こっちを向いてくれました。
おかげでいつもより長く超音波検査を受けられました。
▲やっとこっち向いてくれた…ガイコツっぽい笑
もうすでにしっかり人間感がでている!すべて正常ということでよかったです。
大きさは約13oz(360gくらい)で、バナナくらいの大きさだそう。(って、バナナも大きいバナナとちいさいバナナあるやん!どんくらいやーって思ったけれど笑)
セカンド・トライメスター・ウルトラサウンドの結果
当日、ホスピタルの先生からは特に問題なしといわれホッとしました。
後日クリニックの産婦人科検診で、血液検査の結果と総合して判断がでます。
診断の結果、すべて「パーフェクト」とのこと。手足も発達していて、心臓の部屋もしっかり4つあって、ちゃんと育っていますよとのこと。
この頃には、体の変化もたくさん出てきて、私自身の太り過ぎが心配に。汗
子宮(お腹の伸び)の痛みも気になったので、先生に質問しました。