アメリカ出産の日本人ママに、おすすめのアメリカの哺乳瓶をご紹介します。
つかったのは、日本のメーカーであるピジョン「母乳実感」と同じ、Lansinoh(ランシノー)のmomma哺乳瓶です。
日本人ママにおすすめのアメリカの哺乳瓶は「ランシノー」
在米日本人ママに、おすすめしたいアメリカの哺乳瓶は「ランシノー」です。
Lansinoh(ランシノー)はアメリカに本社がありますが、日本のピジョンのグループ会社です。
ピジョンの大人気商品「母乳実感」の乳首は、Lansinoh(ランシノー)のmommaシリーズ乳首とまったく同じなんです。
母乳実感のボトルとは、赤ちゃんのおっぱいの飲み方を研究して作った、母乳育児を応援する哺乳びんです。赤ちゃんがおっぱいを飲むのに大切な3つのステップ、吸着・吸啜・嚥下をサポートします。この原則に基づいて開発された「母乳実感」は、日本だけでなく海外でも販売し大ヒット商品となりました。実際、赤ちゃんの5人に1人くらいが「乳頭混乱」という問題に直面するようです。これは、お母さんのおっぱいから母乳を飲んでいた赤ちゃんが、何らかの事情で哺乳器から母乳やミルクを飲む際に、お母さんのおっぱいと違うと感じて哺乳器を嫌がること、また逆に、哺乳器で母乳やミルクを飲んでいた赤ちゃんが、お母さんのおっぱいから授乳するときに嫌がることです。母乳実感は、乳頭混乱を起こしにくい哺乳器なのです。(インタビューより)
これを知っていたので、他のボトルには見向きもしませんでした。他のメーカー品だと、なかなか母乳開発がすすまないとい友人もいました。
実際に、母乳実感とランシノーを比較してみた
どこまで同じか、比較してみました。
日本のピジョンのほうが、細長くて、アメリカのランシノーはやや短太形状です。
キャップ・乳首・フードはまったくサイズが同じなので入れ替えできます。
裏面の表記が、母乳実感はミリ表記のみですが、ランシノーはミリとオンスです。
乳首もぱっと見はまったく同じ。見分けるときは、底面に書いてある文字をみないとわかりません。
「ランシノーの哺乳瓶」がおすすめの理由
Lansinoh(ランシノー)のmomma哺乳瓶は、母乳育児をめざす人におすすめです。
- 日本人ママに人気(乳首の長さなども合う)
- 洗いやすいシンプル構造
- アメリカだと安く買える
- 日本製品と互換性がある
日本の「母乳実感」アメリカの「ランシノー」の違いを徹底比較
1)サイズ展開の違い
日本の母乳実感は、乳首の吸い穴サイズは「SS(新生児用)」「S」「M」「L」「LL」「LLL」の6段階での展開に対して、
アメリカ版は「S(Slow-Flow)」「M(Medium-Flow)」「L(Fast-Flow)」の3段階しかありません。
新生児(0〜1ヶ月まで) | ゆっくり(1〜3ヶ月) | 中(3〜6ヶ月) | 早い(6〜9ヶ月) | より早い(9〜15ヶ月) | 15ヶ月以降 | |
日本版 | SS | S | M | L | LL | LLL |
アメリカ版 | 無し | Slow Flow | Medium Flow | Fast Flow | 無し | 無し |
なぜかはわかりませんが、新生児用の「SS」と大きな「LL」は日本にしか無いのです。
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特に新生児用のSSは、吸い口からはポタポタっとしずくがおちる程度で、がんばって吸わないとでてきません。なので、吸うことを鍛えることになります。
「絶対に完母になりたい!!」と思っていたので、最初は哺乳瓶すら使いたくないくらいだったのですが、このSS乳首だと、安心して使えました。
うちのベビーは大きめの子で、離乳食に入る前に飲む量が増えたので、LLも買いました。
2)値段の違い・ボトル本体はアメリカのほうが安い
アメリカで買うと、3本で20ドル以下。日本の母乳実感は、1本が1000円以上するので、アメリカで買う方が安いです。
アメリカ出産にまず揃えておくと便利な、3本セットです。洗い替えもあるので、ちょうどいい量です。
読者さんからの質問:
「アメリカのランシノーの哺乳瓶には、乳首はついていますか?」
答え:
ついています。ボトルの8OZはMedium Flowで、5OZはSlowFlowがついています。Fast Flowは乳首だけ別売で購入です!
3)素材展開のちがい
日本の母乳実感は、びんはガラス製・プラスチック製の2種類がありますが、アメリカではプラスチックの1種類のみです。
アメリカの粉ミルクは、温かいお湯ではくて、水から作れます。そのため、プラスチックでも問題ないです。
軽くて割れにくく、BPAやBPSフリーなので、赤ちゃんに使っても安心です。
4)量の表記のちがい
日本の母乳実感は、ミリ表記です。
アメリカのランシノーは、ミリとオンスの併記になっているので、すごく便利です。
おかげで乳頭混乱はありませんでした!もうランシノーの哺乳瓶一択で迷いなし
最初は母乳のトラブルがあり、大変でしたが、哺乳瓶は「母乳実感・ランシノー」で統一することで、乳頭混乱にはなりませんでした。
参考:アメリカ式母乳育児のコツ!アメリカ出産で学んだ、スパルタ母乳道。こうして私は完母になれた
他のアメリカ哺乳瓶:失敗例
これは、ターゲットのレジストリをしたさいにもらったサンプルギフトのボトルです。中にインサートのようなものがあって、コリックをおこしにくいという構造なのですが、なんせ、パーツが多いと洗いにくい。ベビー用品店の店員さんも、「これほんとめんどくさくなって、買い換える人が多い」と言ってました。
他にも、アメリカの哺乳瓶の乳首は、なぜか先が長すぎるのも気になります。吸い口から、出る量が多すぎると、吸う力がきたえられません。完母をめざす人は、考えたほうが良いです。
日本しかない、乳首サイズを日本から購入する方法
ボトル本体はアメリカのものを購入して、乳首のSSとLLだけは、日本から買うのがおすすめ!!
母乳実感(ランシノーでも使える)SSサイズ新生児用↓※アメリカにはない
母乳実感(ランシノーでも使える)LLサイズ↓※アメリカにはない
これらは、アメリカ在住でも簡単に購入することができます!
その方法は、日本のアマゾンのアマゾングローバルを使って注文すること。
くわしい注文方法は、「海外在住者必見!Amazon Global(アマゾン グローバル)の使い方♡日本の商品を安く手軽にお取り寄せ・新料金にも書きました。
思っている以上に安く購入できるので、やってみてください!
日本にしかない、おすすめの掃除グッズ
日本の母乳実感を購入する際、ついで買いにおすすめのグッズはこちらです。
母乳実感(ランシノーでも使える)乳首用ブラシ↓
サイズがぴったりフィットして、先まで洗いやすい。新生児のときはとくに気になるので、あると便利です。アメリカにはないです。
母乳実感(ランシノーでも使える)洗浄用ブラシ↓
先のパーツがクルクルと軽い力で回ります。日本ならではの便利品で、アメリカにはないです。
哺乳瓶洗浄グッズ
私は、哺乳瓶の洗浄にはこちらを利用しました。電子レンジの消毒などもありますが、わたしはアナログなスチームのほうが、洗浄した感じがするし、一度にたくさんできるのでよかったです。水を入れて、5分シューっとなるだけで簡単。
まとめ:日本人ママにおすすめのアメリカの哺乳瓶は「ランシノー」
Lansinoh(ランシノー)のmomma哺乳瓶と、母乳実感は互換性があります。
アメリカ版のほうがミリとオンスが併記してあるため、便利だし、アメリカ版のほうが、日本よりも断然やすいので、
「ボトルはアメリカのほうをたくさん買って、SS/LLの乳首は日本製のも用意する」というのがベストだとおもいます!
哺乳瓶をつかいましたが、完母で育てました↓