アメリカ移住ブログ【リブアメ】、和ごころLAです。
アメリカで出産した子供が、誕生100日になったので、家でお祝いしました。
お食い初めとは?
お食い初めとは、百日祝い(ももかいわい)とも呼ばれ、日本などのアジア圏で新生児の生後100日を祝う儀式のこと。
個人差はあるが、新生児の生後100日頃に乳歯が生え始める。この時期に「一生涯、食べることに困らないように」との願いを込めて食事をする真似をさせる儀式である。
出典:Wikiペディア
もちろんこの時期には、実際に食べることはできないので、「食べる真似をする」だけです。
アメリカでお食い初めに挑戦
日本では、便利なお食いそめセットの宅配サービスなどもありますが、アメリカではすべて自力で用意しなければなりません!
育児中はただでさえ大変なのに、イチから作るのは難しい・・・
手抜きながらもできる範囲で用意してみました。
お食い初めの食器
お食い初め用の食器は、日本から送ってもらうか、アメリカのアマゾンでもJapanese Dinnerware set for Okuizomeとして手に入れることができます。
うちは、この一回きりだと思ったので、家にある食器で代用しました。日系スーパーや、アメリカのダイソーなどで、和食器をゲットしておくのがおすすめです。
アメリカのダイソーにどんなものが売られているかは、「アメリカのダイソーで買うべき!おすすめランキング」を参考にしてくださいね。
祝い箸と折り紙
祝い箸は、日本から100円均一で購入してもらい、持ってきてもらいました!
専用の和食器を使わないぶん、何か飾りに使いたいと思い、和柄おりがみも用意。焼き魚の下にしくと、ちょっとは雰囲気が出るんじゃないでしょうか。
▲日本の100円均一で買ってきてもらった、和柄おりがみ、筆(お七夜用)、祝い箸
お食い初めの服
お食い初めの服としては、赤ちゃんでも着れる、着物・袴風のカバーオール(ロンパース)を日本から取り寄せておきました!
こういった袴ロンパースは、アメリカで着るととってもウケがいいです!お食い初めだけでなく、新年や初節句のときに着せたい。うちは、レターボードを記念撮影につかってます。
どうする?お食い初めの料理
お食い初めの献立は、鯛、赤飯、お吸い物、煮物、香の物の5品を用意します。
鯛(タイ)の塩焼き
タイは、Tai snepperや、Red snapperという名前で売られています。
アメリカのスーパーマーケットでは、一尾まるごとの魚の扱いが少ないです。魚専門店や、大きめの店舗のホールフーズや、アジア系マーケットなどで、尾頭付きの魚が販売されています。うちの近所にある、中国系マーケット・99ranchでは、お店の中の水槽にタイが泳いでいました。
お食い初め用の鯛の塩焼きは以下の方法でゲットできそうです↓
- 自分でオーブンで焼く
- NIJIYAなどの日系スーパーで注文
- 日本食レストランで注文
育児もあって大変なので、うちは近くの日本食レストランに相談し、特別に尾頭付きのたいの塩焼きをやいてもらいました。ちょっと小ぶりの鯛で、$18でした。
ちなみに、かならず「鯛」でなくてもお魚だったら何でもいいようです。
万が一、魚が入手できなかったときのために「たい焼き」も用意しておきました笑
赤飯
赤飯は、あずき(Adzuki Beans)ともち米(Sweet Rice)があれば、自分で炊くことができます。
とはいえ、そんなたくさんは要らないので、お手軽なインスタント食品を日系スーパーで調達しました。アマゾンでCooked Steamed Japanese Red Rice Bowl “Sekihan”として売られています。
日本から赤飯のもとを送ってもらっておくのもいいかもしれません。
お吸い物
お食い初めでのお吸い物は、ハマグリを使用するのが主流だそうです。
アメリカでは、貝の総称を「Clam」で表すため、ハマグリを見つけるのがむずかしい!うちの近所のスーパーではハマグリを見つけられませんでした。
ハマグリ | アサリ |
clam (Hard clams) cherrystone |
Little-neck clams Manila clams |
アメリカでは日本のハマグリは、あまり流通しておらず、アメリカではホンビノス貝というものがでまわっているそうです。みつけられたら、それもお吸い物に使えるようなので、入手できる貝でいいとおもいます。
うちの近所ではアサリがManila clamsの名前で売られいるので、あさりのお吸い物にしました。
二枚の合わさる貝をつかうのは、将来いい伴侶が見つかりますようにという願いをこめて
煮しめ
煮物は、筑前煮とおなじ材料でつくりました。
ごぼう・レンコン・さといも・しいたけ・人参の冷凍食材がセットになっている、玲瓏の和風野菜ミックスを日系スーパーで調達しました。それに、こんにゃくと、鶏モモ肉、絹さやを追加して煮込むだけ。
これが無かったら、イチから材料を揃えなきゃいけないので、買っておいてよかった〜!
ヒスパニック系スーパーでも、里芋(taro)や絹さや(snow pea)が売られていて、びっくりしました!
香の物
香の物は、にんじんと大根の紅白なますが定番です。
大根はアジアンマーケットや、最近では米系スーパーでもdaikon radishという名前で売られています。
ところがなんと、当日ダイコンが売り切れ…!
家に白菜(Napa)があったので、その白い茎の部分を利用して紅白なますにしました。
歯固めの石
歯固めの石は、神社でひろって用意するようですが、アメリカには神社がありません。
歯固めの石の代わりには、
タコ・アワビ・梅干し・紅白餅・栗のみ・碁石が使えるようです。
梅干しは日系スーパーで購入して、常にストックしてあるので「梅干し」で代用しました。
アメリカでお食い初め
我が家で用意した、お食い初めはこんな感じになりました。
鯛はレストランで焼いてもらったけど、焦げていたのがちょっと残念でしたが・・・
手に入っただけでも良し!としました。
鯛のうえに乗せておいた、「寿のかざり」は、新年日系スーパーのNIJIYAでお刺身を買ったときについていたものを、再利用!(というかそのために買っておいた)
飾りがあるだけで、グッとお祝い感が増しますよね。
料理下手ですが、なんとか雰囲気でつくれました〜
アメリカでお食い初め・まとめ
日本の文化を取り入れたいという思いがあるので、ぜひやっておきたかったお食い初め。
出産前に日本から取り寄せておいたものも大活躍でした。
とくに袴風の服は着せるとすごく可愛い〜!!良い思い出になりました。
アメリカでもお食い初めを諦めることなく、できる範囲でお祝いがしてあげれてよかったです。