【アメリカ永住権】国際結婚でグリーンカードを申請した流れ

グリーンカード申請

アメリカ生活ブログ、和ごころLAです。
トランプ政権になり、移民に対しての視線が厳しくなりつつある情勢のもと、無事2017年に2月に永住権(グリーンカード)が届きました!!(就任前ギリギリ)
私たちの経験が、今後、アメリカで永住権を申請する皆様の参考になればとおもいシリーズで記録しています。
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グリーンカードの取得は、移民としてアメリカで生活を始める、まず最初の難関なので、夫婦で協力し、しっかり準備してくださいね。

※以下は私の経験談をもとにしています。とくに最近は政治的な状況で刻々と変化していますので、私の使った手続き代行業者でかならずしもうまくいくとは限りません。心配な方はまず弁護士さんにご相談くださいね!!

アメリカの永住権とは?

私のケースは、私(女)が日本人で、彼(男)のアメリカ人の国際結婚です。
私が、アメリカで彼と一緒に暮らし、アメリカ人と同じような生活をするには「永住権」通称「グリーンカード」の取得が必要になります。Permanent residentカードなどとも言われます。
グリーンカードがあると…

  • アメリカに永住ができる(ビザがなくても良い)
  • アメリカで合法的に就労ができる(市民に限られる仕事は除く)
  • アメリカの法律や州の法律のもと保護される
  • アメリカの法律に従う義務が発生する
  • タックスリターンや日本の貯金を申告する義務がある

などが主な特徴です。
就労ビザや学生ビザではないので、自由に転就職ができます。陪審員制度は、市民の義務なので、グリーンカード保持者は対象外です。

トランプ政権になる前までは、アメリカでは、多くの移民を受けいれていたため、グリーンカード保持者はたくさんいます。当然ながら、誰でも簡単に永住権が取得できるわけではありません。審査があります。

永住権の手続きは、誰を頼りに申請するか(スポンサー)によって、優先度が異なり、取得までの期間がまったく異なってきます。

私たちのケースは、国際結婚なので「最優先枠」で提出しました。

◆最優先枠◆
スポンサーが米国市民で、その配偶者 or 21歳未満で未婚の子供 or 両親 に対する永住権の発行

最優先枠は最もプロセスが早く、年間の発行数は制限されていません(2017年時点)。そのほかのスポンサー枠(会社経由での申請など)は、年間の永住権発行数が決まっているため、数年単位で時間がかかります。

通常、国際結婚だと、この最優先枠申請になりますが、「アメリカ国内で申請する」か、「日本から呼び寄せ式」かでかなり、期間が変わってきます。

私たちのように、夫婦がすでにアメリカにいる状態で申請する場合、通常半年から一年で取得できます。

※現在では20ヶ月〜26ヶ月ほどかかる可能性があります(2019.3)

(詳しくはUSCISのサイトから、I-130のプロセスタイムを確認)

日本にいて呼び寄せ式になると、まず結婚のビザ(フィアンセビザや配偶者ビザ)を取得し、グリーンカードを申請するケースが通常で、この場合、7ヶ月〜1年〜はかかる人が多いです。

となるとですね・・・私の友達でも実際にあった話ですが・・・日本にいて1年近く遠距離になると、申請中に別れるカップルもめちゃめちゃ多いです。日本にいる側は、申請中は簡単に渡米できないため、アメリカ人のほうが会いにきてもらわないといけません。

どちらのケースもですが、移民手続きはかなりストレスフルです。不安になるし、お金もかかるし、お役所仕事は、時間がかかるうえに乱雑で、書類を無くされることもよくあります。「移民手続きって簡単じゃないの?」と思っている人が多いですが、全然そんなことないです。

夫婦でしっかりとお互いを支える気持ちや、移民手続きへの理解がないと、ケンカのもと=別れの原因になります。手続き前にしっかりと話あってくださいね。

新しい90日ルールに注意
日本に滞在しながらグリーンカード申請を考えている人は、以前は暗に使えていた(らしい)裏技が2017年9月から使えないようになっているそうなので、注意してくださいね。
フィアンセ・配偶者ビザ&グリーンカード申請は1年ちかくかかるため、アメリカ国内の申請のほうが早いからと、観光ビザでアメリカに入国し、結婚→そのままグリーンカードを申請してしまうというものです。
以前までは、入国後30日から60日での移民申請は、入国理由をいつわっていると疑わうことになっていましたが、60日以降の申請であれば問題ないという目安になっていたようです。
しかし今回の変更で、「米国入国から90日以内に入国目的に反した行動をとることや、移民申請をした場合、在日米国大使館の面接官は、申請者が入国審査官に真実を偽ったと判定(出典:ライトハウス2017.10.16)」ということになったため、観光ビザではいったのに、本当は結婚するためだった!ということがバレ、嘘をついていると判断されると、一生アメリカに入国できなくなることもあるそうですよ。
時間はかかりますが、きちんと「フィアンセ・配偶者ビザ&グリーンカード申請」を通した方が、身のためです。

最速最短での手続き/専門の業者に依頼

私がプロポーズを受けたのが、2016年の8月。結婚式は9月、グリンカードの申請も実は、結婚式の当日、という超スピードで手続きを行いました。

”なぜこんなに急いで手続きをしたのか”
私は就労ビザでアメリカで働いていたのですが、激務が続き、体調を崩しかけていたので、少し休みが必要だったからです。

就労ビザでアメリカに滞在している場合、基本的には退社=帰国です。そのため「もう結婚するんだったら!」と、手続きを最速最短で終わらせようと彼が計画してくれました。

あまり大きな声ではいえませんが、グリーンカード申請を開始すると、ビザは不要になるんだそうです。(弁護士さんにも確認しました)
ビザは入国査証なので、私がアメリカ国内で永住権を申請しているなら、ステイタスとしてビザはマストではない、ということでした。

あくまで2016年の話なので、これから申請する人は、確認してくださいね!
もちろん、ビザが有効であるほうがメリットは大きいです。
アメリカでお金を稼ぐこともできるし、グリーンカード申請中でも日本に帰国&アメリカへ入国できます。

ビザステイタスを辞めてしまうと、グリーンカードが届くまでは国外に出られない(ビザが無いので、出国したら入国できない)。
もし万が一、グリーンカード面接日までの期間に彼と別れてしまったら、不法滞在になってしまう、などのデメリットがあります。

使用した手続き代行業者

結婚した友人の評判を得て、某手続き代行業者にお願いしました。

手続き代行業者とは、弁護士のような法的なパワーはないが、書面作成のお手伝いをしてくれる人です。

費用は弁護士よりも抑えめですが、できることが限られます。基本は、ご自身で動く必要が出てくるので、任せっきりにしたタイプや、心配な方は弁護士を雇ってくださいね。

手続き代行業者の契約内容

手続き代行業者でお願いした具体的な内容は、
I-130, Petition for Alien Relative Application
I-485, Permanent Residence Application
I-765, Employment Authorization Card Application 労働許可書
I-131, Advance Parole Application 渡航許可書
G-325A, Biographic Information Application
I-864, Affidavit of Support Application
の書類作成の代行をお願いするということです。

グリーンカード申請にかかった費用

私たちの永住権申請にかかった費用
2016年時点で、国(U.S. Department of Hpmeland Security)へ支払う費用が1490ドル。
手続き代行業者に、上記の書類作成代行などのサービス料として$1000ドル。

トータルの費用は2490ドルでした。

これに加えて、メディカルチェック費用(病院によって異なる)と、戸籍翻訳費用があります。
ちなみに、トーランスの弁護士さんに見積もりを取ったら、書類作成だけで2500ドルの弁護士費用プラス実費なので、合計約4000ドルでした。

これからの新婚生活もあるので、なるべく手続き料金は安くしたかったので、手続き代行業者にしました。

実際には自分で申請することも可能だけど…

実際には、弁護士や手続き代行業者を利用せず、自分で手続きすることも可能です。

しかしながら、結構大変です。専門知識が無いと、かなり時間がかかります。
これらの申請書類のなかには、「あなたはモノガミー(一夫一妻)ではないですか?(あなたは一夫多妻制の考えをもっていますか?重婚していませんか?)」「テロリストですか?」などの質問事項があります。イエスノーを間違えるとそれだけで通らない項目があるので、自分ではやらず、専門業者にお願いするほうが安心です。

実は、前の会社で以前働いていた人が、アメリカ人と結婚し、お金をかけたくなかったので、自分で手続きしたそうです。書類の記入を間違ったのか、偽装結婚を疑われてしまい、半年の間、ジェイル(監獄)に入ったそうです…それでもなおアメリカ人の旦那さんは、弁護士を雇ってくれず、なかなか出れなかったとのこと。ワーストケースですが、「偽装結婚」と疑われるとかなり辛い。

自分でやる場合、少なくとも、有料で書面のチェック($300ほどでチェックだけしてくれる人もいるとか)をしたほうがベターです。

まとめると、専門業者にお願いするメリットは、
安心して申請できる
国への申請なので、間違えると上記のように、実刑になることがある

専門業者だと最短で取得できる
ほぼ同じ時期に自力で申請した友人は、面接まで半年、グリーンカード到着まで8か月かかりました(私は面接まで4か月、カード到着まで半年)2016年次点の情報です

パートナーと喧嘩しないで済む
永住権申請は自力だと、調べることもたくさん。彼に聞いても、そんなの知らない&わからない・・・。

仲介して話をしてくれる
第三者が、手続き関連について、英語で詳細に話をしてくれるのは大きなメリットです。彼の収入が低くスポンサー資格に満たない場合、彼の親にジョイントスポンサーを依頼する場合があります。その場合の仲介も可能です。こういう話って、直接嫁がやると、その後の関係が壊れやすい問題ですよね。

などがあります。

アメリカ人のパートナーと結婚を考えている人へ

この記事を読んでいただいている人のなかには、私のように、アメリカ人と結婚を考えているという人が多いのではないでしょうか。

結婚までのプロセスで、私が感じたことは、
相手はいかに「ビザ」や「手続き」が重要かを知らないということ。

相手は外国人ではないので、当然の話なんですが・・・理解してもらうまでがすごく大変でした。
コッチは「外国人としてアメリカで生活する」って、結構大変なんだゾ!!なんでわかってくれないの?って思ってしまうのが女ごころです。
アメリカ人同士の結婚なら、簡単に、お金もかからず、一緒にいれるのがふつうですよね。

なのに、外国人との結婚なら、お金の審査も、プライベートの詮索もされます。
永住権の申請には、何千ドルも手数料として支払います。
手続きには、過去の結婚歴、離婚した相手の名前だけでなく、収入、タックスリターン(ターボタックスはだめ)、プライベートな事のことなども、明らかにする必要が出てきます。

そのため、「外国人との結婚」であり「手続きはちょっと大変」という認知ができてない相手だと、ケンカになるケースがすごく多いそうです。

プロポーズはロマンチックだけど、ビザとかグリーンカード手続きは全然ロマンチックじゃないという現実。

永住権の面接は、「偽装結婚ではないか?」と疑って話をされるのが基本です。業者さんいわく、「俺はアメリカ人なのに、なんでこんなこと言わないといけないのか!」と横柄な態度にでてしまい、面接官に嫌な態度をとってしまい、発行まで遅れてしまうケースもよくあるそうです。

私たちの場合
私たちの場合は、ビザなどの手続きがどれだけ外国人の私にとって重要なことなのか、身に染みる事件がありました(笑)それを経ての永住権申請だったので、彼は非常に協力的でした。手続き代行業者の方が「これほど協力的な旦那さんは初めてだ!」と言ってくれるほどです。

まとめ

アメリカ人との結婚によるグリーンカード申請は、お金と時間がかかります。

しかしながら、それを乗り越えることで、より深い絆になっていくことは間違いありません。

今後アメリカ人との結婚を考えている人は、ビザや永住権申請に対しての”ファクト”を、早めに相手に伝えるべきだと思っています。

感情的な部分はまずおいておいて、「事実」を伝えます。私はこんなに大変なのよ!と言ってしまうと、押しつけがましくなったりプレッシャーを与えすぎて、逆に「グリーンカード目当てなの?」となってしまいます。

私のおすすめは第三者を介して、そっと事実を知ってもらう事。

国際結婚経験者の経験を聞いてもらったり、弁護士や業者の問い合わせを彼にお願いしたり。とにかく第三者からの視点での言葉をいれるとスムーズになるように感じました!!

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