アメリカ出産で「赤ちゃんのお風呂の入れ方がわからない!」とパニックに。
なぜなら、アメリカには、日本のような洗い場とバスタブが一緒になったお風呂はありません。
シャワーのみか、ほとんど浸かる用途ではないようなバスタブがあるだけか、ジャグジーバスタブがあってもシャワーホースが届かない・・・など、「どうやって赤ちゃんをお風呂に入れるの?」と困ってしまいますよね。
アメリカでは新生児はお風呂に入れない!スポンジバスとは?
アメリカでは赤ちゃんのお風呂は、「スポンジバス」という方法が一般的です。
スポンジバスとは、要するに、湯船にはつからせずに、濡らしたスポンジで拭くだけ。
お股やお尻は適宜、部分的に洗うなどで、全身すっぽりお湯につけるのはやらないという考え方です。
赤ちゃんのお風呂を始める時期 | |
アメリカ | 約1ヶ月はスポンジバスといってお風呂には入れない |
日本 | すぐに沐浴開始 |
(※具体的なスポンジバスの期間は、小児科の先生と相談してくださいね!)
うちの場合は、最初はスポンジバスを行いました。体力的にもまだまだしんどかったし、レイジーな私はお風呂の回数が少ないのに賛成派でした。
・・・ですが!!!さすがに1ヶ月お風呂に入れないのは長すぎるなと思い、1週間すぎから、日本からもってきてもらったいた赤ちゃん用の沐浴剤を利用して、2日に一回のペースで、沐浴を開始しました。
そして1ヶ月すぎから毎日お風呂に。
1ヶ月をすぎると赤ちゃんは皮がむけてくるし、乳児湿疹もでていたので、入れてよかったと思います。3ヶ月目にもなると、手をずっとにぎっているので、手がくさい!!まだヨダレはそんなに出ている時期じゃないけど、手と首を洗ってあげなきゃという思いで、お風呂にいれてました。
アメリカの赤ちゃんのお風呂の入れ方
日本人にはびっくりですが、アメリカでは、新生児のうちは、キッチンのシンクでお風呂に入れる人が多いです。
こういったマットを、キッチンシンクにしいて、赤ちゃんを入れるのが主流です。おしゃれなユーチューバーなどに人気のトレンドはこのお花のタイプ。
うちの場合は、ビッグベビーなのでシンク向きじゃなかったこと&旦那が背が高いのでしゃがんでの作業にむかないetcの理由で、ダイニングテーブルのうえに、レジャーシートとベビーバスタブを置いて、お風呂にいれるという、斬新な?スタイルでした(笑)
最初の新生児のうちは、新生児ネットがついているこちらのバスタブを利用しました。
赤ちゃんのお風呂に必要なアイテム
赤ちゃんのお風呂は、あらかじめ必要なアイテムをすべて用意して、ささっと5分くらいで入れます。
アメリカ出産の赤ちゃんのお風呂に、必須のアイテム&おすすめ品はこちらです。
①着替え(パジャマ)
新生児のうちは、ワンジーか、スリープ&プレイでした。詳しくは「日本とは全然違う!アメリカで出産するときの、ベビー服の揃え方」参照。
②おむつかぶれ予防クリーム
新生児のうちは、Zoe Organics – Diaper Balmを利用していました。生まれたての敏感肌にはオーガニック製品にしていました。
③保湿クリーム
保湿不足がアレルギー発症の原因ともいわれているので、赤ちゃんの保湿はしっかりと。乳児湿疹が出て、合うクリームに出会うまで10本以上かかりました。最終的には、CeraVe Baby Creamに落ち着いています。
④おむつ
最初の頃は、昼でも夜でも同じオムツをつかっていました。オムツのおすすめは「使ってよかったベストおむつはコレ!アメリカの紙オムツ12種を徹底比較してみました」を参照。うちは、夜のねんねが長くなり、おしっこの量が増えた6ヶ月以降から夜用おむつにしました。
⑤シャンプー&ソープ
うちの子は、病院で最初につかったJohnson’s Head-To-Toeが合ってました。安いので、コスパはかなりいいです。
⑥ヘアブラシ・ぼうし
病院でもヘアブラシをもらいました。日本からは、ピジョン・ヘアーセットを持って来てもらっていましたが、うちの子は爆毛だったのであまり使いませんでした。新生児にヘアドライヤーは強すぎるので、髪の毛を拭いた後に、帽子をかぶせて乾かしていました。GERBER 5-Pack Capsなどがあると便利です。
⑦綿棒、つめきり
アメリカのベビー用の綿棒は、先が大きいので、細いのはダイソーか、アマゾンに売っています。でも高いので、日本から取り寄せたほうがおすすめ。つめきりは、最初に買ったNailFrida The SnipperClipperは全く使い物にならなかったのでご注意を。日本製がおすすめです。アメリカのアマゾンでも買えます。
⑧オムツ変えマット
ベビーバスタブのとなりに、サマーのオムツ変えマットをおいて、その上にバスタオルをしいて、赤ちゃんを拭いていました。
⑨赤ちゃん用のバスタオル
お風呂にちなみに赤ちゃんに使ったタオルは、アメリカの厚みのあるタオルではなく、日本式の薄めのタオルを使ってました。一回のお風呂で2枚(敷く用・上から拭く用)使ってたので、薄めのタオルのほうが乾かしやすく洗濯の量も少なかったからです。
アメリカは乾燥機文化なので、素材は、バチバチする化学繊維ではなくて、コットン100%がおすすめです。
おすわりができるようになったら、お風呂にベビー・バスタブを設置!おすすめのベビーバスタブ
赤ちゃんがおすわりができるようになったら、ベビー・バスタブを、大人用のお風呂エリアに入れられるようになります!
一歳になってからは、ベビー・バスタブにお湯をはって、おもちゃをうかべて遊んでいます。
なかでも、長期利用できるのでおすすめなのが、このプリモ。置く向きによって、0〜6ヶ月までの新生児むけ、2才までの大きな子供用にも使えるので、5ヶ月以降はこちらに乗り換えました。
最初から、ひとつで済ませたい人はこちらがおすすめです。
一般的なバスタブ+シャワー一体型のアメリカのお風呂のタブには入るサイズです。
省スペースが重要な日本で人気なのが、ストッケ。新生児用のサポーターを使えば、新生児から4才まで利用できます。折りたたむことができ、底面に滑り止めがあります。
ベビー・バスタブを買わずに、椅子を設置するタイプもあり
利用期間はやや短めですが、ベビー・バスタブは使わずに、おすわり補助のお風呂ツールもあります。5〜10ヶ月までが利用期間です。私は利用期間がかなり短いので購入はしませんでした。(プリモにすわらせて使ってます)
マストハブ!アメリカで赤ちゃんをお風呂にいれるときの便利グッズ
アメリカのお風呂は、日本のような使い勝手ではないので、戸惑いますが、いろいろ便利品があるので、自宅に合うものをためしてみてください。
パパママのひじと膝をサポートするパッドはマスト
アメリカのバスタブは、大人が一緒に入れるタイプじゃないので、赤ちゃんをお風呂にいれるときに、「ひじ」と「ひざ」が結構イタイ!毎日のことなので、サポーターがあると便利です。濡れてもかけられるフックがあるのが便利です。
肘のカバーもあります。
ホース付きのシャワーヘッドはマスト
アメリカのシャワーの場合、ホースがないシャワーヘッドが固定タイプのものがあります。その場合、ホース付きのシャワーヘッドに取り替えてください。賃貸でも、その部分だけ取り替えて、退去するときに戻しておけばOKです。
目に水が入りにくい手おけ
日本の雑誌で、モデルの愛用者も多かったスキップホップの可愛い手桶は、ストッパーがあって赤ちゃんの目に入りにくい。シャンプー苦手の子供にはこれは便利。
アメリカにはない、風呂おけ代わりになるもの
新生児のスポンジバスで、お尻だけをあらったり、ベビー服の汚れを落とすのに、「風呂おけ」はあると便利です。なのですが、アメリカには無いので、悩んだ結果、私はこちらを利用しました。その後は、洗濯物のぬれたものを一時的に入れるおけにしたりと、活用用途はいろいろあります。
蛇口に頭ゴッチンを予防できるカバー
おすわりができたり、動くようになると、気をつけないといけないのが、蛇口に頭をぶつけること。子供も、両親も頭をぶつける可能性があるので、このカバーをしておくと安心。
栓がないバスタブにお湯をはる方法
アメリカのお風呂は、タブつきでも、お湯をはる前提になっておらず、栓がないタイプもあります。その場合は、上にゴム製のストッパーでお湯をためることができます。大人がゆっくりお風呂につかりたいときも使えます。
滑り止めとおもちゃホルダーが一体に
ベビーバスタブを卒業し、そなえつけのバスタブでお風呂に入れるようになったら、滑り止めをしいて、怪我予防をします。くるっとまるめておもちゃホルダーにもなる滑り止めが便利です。
アメリカにベビー用スポンジがない
なぜかアメリカにベビー用のスポンジがあまり売られていません。ベビースポンジに10ドル使うくらいなら、日本から取り寄せしておいたほうがいいかもしれません。
アメリカのホテルで赤ちゃんをお風呂に入れるには?
アメリカのホテルで赤ちゃんをお風呂に入れる方法は、
・ベビーバスタブを持っていく(車なら)
・バスタブのある部屋を予約
するしか方法がありません。
アメリカでは、基本はシャワータイプですが、お部屋のグレードが高い部屋では、ジャグジースタイルのバスタブがあります。
シャワーのみタイプのお風呂は、パパが赤ちゃんを支え、ママが洗うetcなど2人ががり。ビショビショに濡れてしまうし、滑ると危ないので、赤ちゃん連れの旅行は、できる限り「バスタブのある部屋」を予約するのがおすすめです。
アメリカ式の赤ちゃんのお風呂の入れ方!まとめ
アメリカは、新生児のうちはスポンジ・バスといって、拭くだけのお風呂です。
大きくなるにつれ、専用のベビーバスタブを使って、お風呂にいれているパパママが多いです。
ぜひ参考にしてください!
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