アメリカ移住ブログ、和ごころLAです。
アメリカのパンって、どうしてこうもまずいの!
パサパサで、一口くちにほおばると、一瞬で口の中の水分が取られてしまう・・・パン自体にあまり味がしない・・・
サンドイッチ用のパンとしては、扱いやすいアメリカの食パンですが、一枚ではどうも美味しくありません。
ピーナツバターやジャムを、たっぷり塗りたくなる気持ちもわかります。
アメリカでは、なかなか、”パンそのものだけで、味わいたい”と思えるような、理想の食パンが見つかりませんでした。
もともとパンが大好きで、朝ごはんはパン派で育った私。
アメリカで長く住むなら、この「アメリカのパンはまずい問題」を克服しなきゃ!ということで、研究してみました。
随時更新中!※2019.3 チョコチップパン追加
アメリカで販売されている食パンの種類
アメリカの一般的なスーパーで販売されている食パンは、多くが下記のような種類です。
50センチほどの長い袋に入っていて、値段は2ドル~4ドルくらいで売られています。
とくに私の住むロサンゼルス(の白人が多いエリア)のお店では、
- White bread(白い食パン)
- Wheat bread(全粒粉のパン)
- Whole grain bread(胚芽パン)
- Rye bread(ライ麦のパン)
- Sour dough(酸味のあるパン)
の販売がメイン。商品棚のほ目立つ場所に並んでいます。
ヘルシー志向な人は、Ryeやgrainなどの茶色いパンを好む傾向があります。
日本人に合うパンの種類はコレ!「French(フレンチ)」だった
上記のような、アメリカンな食パンは大きく取り扱っていることがほとんどですが、よくよく探してみると、
「French(フレンチ)」とかかれた食パンがおいてあるお店があります。
日本人が好む、ふわふわでもちもちな触感のパンは・・・
アメリカンではなく、フレンチスタイル
です。
残念ながらアメリカンブレッドではありませんが、”アメリカで手に入るパン”としては、優秀だと思います。
[おすすめNo.1] Alfaros Artesano Bread
Alfaros Artesano Breadはふわふわもちもりの、フレンチスタイルの食パン。アメリカンなパンの陳列棚にまぎれておいてありましたが、明らかに触った感触が違います。
トーストにしてみると、ほのかなミルクの甘さが、すごく日本の食パンに近い!
おすすめ2位のものと比較して、1枚あたり100キロカロリーで、砂糖の量が2gと少なめの設定。これなら毎日の食パンにできそうです!!
私は今回、ターゲットの食品コーナーで発見しました。
Amazon Freshでも、お住まいのエリアによっては購入可能です → コチラ
[おすすめNo.2] Trader joe’s French Brioche
トレーダージョーズのフレンチブリオッシュは、ふわふわの食パン。一枚ずつ、くっつかないように、紙がまかれています。
バターと甘さを感じるパンで、日本の菓子パンと食パンの中間くらいの甘さです。
1枚170キロカロリーで砂糖が6gはいっているので、おすすめNo.1のパンよりも、少しカロリーがお高め。
でもすごくおいしくて、トーストせずに、そのままでもおいしくいただけます。
[おすすめNo.3] Trader joe’s Pain Au Lait
トレーダージョーズから、新商品でフレンチスタイルのロールパンが登場しました!
店員さんも「これ初めて見る〜!」というおニューの一品。
ふわふわのロールパンが、8本入っています。
トーストタイプよりももちもちフワフワ感があってやわらかです。
オーブントースターで焼かずに、そのまま食べられます。
ほんのり甘くて、赤ちゃんでも食べやすそうなパンです。
2019年になって、店頭に登場したのがこちらの「チョコチップパン」!
味は日系のチョコチップパンのような味がします。レジの店員さんも太鼓判推しで、「このパン、MamMoth Bakery(ガーデナにある日系のパン屋さんでマルカイなどで取り扱い)のチョコチップパンとすごく似てるの〜!」とのこと。アメリカ人でMamMoth Bakeryを知っていることに驚き!笑だったけど、すごく味は似ているので、親しみやすい味ですよ。
ロサンゼルスでおすすめのパン屋さん
人種のるつぼ・ロサンゼルスでは、アジア系のマーケットに行くと、日本人好みのパンを購入することができます。
私のおすすめは、
中華系
85C Bakery Cafe
https://www.85cbakerycafe.com/
(ロサンゼルスだけでなく、アーバインや、テキサスにも拡大中)
こちらのバターミルクトーストは、ふわふわでほのかな甘みが美味しい。
韓国系
Tous Les Jours
https://www.tljus.com/
(フランチャイズで全米に展開中)
トーランス店は、アンパンなどがあってすごく美味しい。
日系
Cream Pan
https://www.creampanbakery.com/
(メインのお店はタスティンですが、ニジヤや、セイワマーケットでも販売されています)
ここのパンも完全に日系テイストなので美味しい。タスティンの本店ではケーキも頂けます。
日系
MamMoth Bakery
https://www.mmtbakery.com/
(マルカイに入っているパン屋さん)
こちらのチョコブレッドはすごくおいしい!買いだめして冷凍しています。
以前はサウスベイに住んでいたので、こういったアジアン・日系のパンやさんへ行きやすかったので、頻繁に利用していました。
こだわるなら、”自分で作る”という手もある
近くのお店でフレンチスタイルのパンが見つからない、アメリカの田舎で暮らしていてアジアンマーケットがない、といった場合は、ご自身でパンを作るという手段もあります。
いろいろと調べたところ、多くのアメリカ在住の日本人妻はパン作りに挑戦しているようで・・・
私もこちらの冷蔵庫で作り置きパンという本をもとに、研究してみました。
Gold Medal Flour Breadと、トレーダージョーズのドライイーストを使ったのですが、何度やっても膨らまず失敗・・・
アメリカ在住の、先輩日本人妻の意見を参考にすると、アメリカでもっともパン作りに適した小麦粉は、
ドライイーストは、こちらが評判が良かったです。
料理上手な友人は、こちらのイーストでピザ生地も作っていました。
ひとくちに「パン作り」と言っても、発酵の温度調整などもすごく繊細で、難しい。
私のパン作りへの道は険しそうです。もうこの際、ホームベーカリー(マシン)を購入してしまいたい衝動にかられています。笑
アメリカのAmazon.comでは、パナソニックや象印のホームベーカリーを購入することが可能です。
日本のパナソニックのホームベーカリーはかなり優秀で、アメリカでも使いたいという気持ちはわかるのですが、インポートモデル(輸入バージョン)は、電圧の違いからおすすめはできません。海外対応していないものは、変圧器を挟む必要があります。
アメリカ版で発売されているものを使って、自分好みのレシピを研究するほうが、長い目でみるとおすすめです。
なるべく手軽に作りたいので、イースト菌を自動で入れてくれる機能はマストです!
グルテンフリー設定や、ミートローフまで作れちゃう象印のホームベーカリーもおすすめ。
アメリカのパンまずい問題の解決、まとめ
まとめると、アメリカのパンまずい問題の解決策は、
*ありのままを好きになる
*フレンチパンを食べる
*自分で作る
ということになりそうです!!
毎日のことなので、お手軽に美味しくいただけるとハッピーです。