アメリカの離乳食について、アメリカ出産した筆者の経験と、リブアメインスタ(フォロワー1万人超え)の在米日本人ママさんからのアンケート結果も含めておすすめをご紹介します!
アメリカで離乳食はいつから?
英語で離乳食はBaby Foodと言います。
CDCによると、「米国小児科学会」は、生後6ヶ月頃に母乳やミルク以外の食品をあたえることを推奨しています。小児科検診のときにドクターと相談し、離乳食開始時期を決めるケースが多いようです。
固形食は生後6ヵ月頃から食べ始めることができます。生後7〜8ヵ月になると、さまざまな食品群の食品を食べられるようになります。最初は一度に1つ食材からスタートし、食物アレルギーなどの問題がないかどうかを確認しながら増やしていきます。
ステージ | 月齢 | どんなもの? |
Stage 1 | 4-6ヶ月 | 単一食材のペースト状、ライスシリアルなど |
Stage 2 | 6ヶ月 | 複数素材のペースト、ヨーグルト |
Stage 3 | 9ヶ月 | 肉などのタンパク質、果物、野菜、穀物、ヨーグルト、チーズなど |
Finger Food | 10ヶ月 | つかみ食べ |
Toddler Food | 1才 | 幼児食へ移行 |
1歳未満に注意するもの:はちみつ(絶対NG)、牛乳・乳製品、卵白、柑橘類、シーフード/貝類、粘着性のあるもの、ナッツ、ピーナッツ、小麦、大豆、ゴマなど。
ピーナツバターは、耐性をつけさせるために離乳食時に与える考え方が広まってきていますが、小児科医と相談してみてください。
アメリカでは離乳食を作らない?
アメリカは、市販の離乳食の瓶やチューブなどが豊富なため、離乳食を積極的に手作りする方と、そうでない方は分かれます。よく食べる子と、そうでない子がいるので、「まず食べる」ことに慣れるためなら、どちらでも良いのかもしれません。何をどのように食べさせるかも、親の考えによって異なる点が多いです。
出産前に食育の資格を取ったので、いろんな食材や味覚に触れさせたいと思い、アメリカの素材だけでなく、和食(出汁)系の離乳食も活用しました
Baby Led Weaning手法:ドロドロのものではなく、赤ちゃんの歯茎で潰せるものを食べさせるとう考え方をやりました
YumiBabyFoodという、離乳食の配達サービスを利用
などなど色んな方がいました〜!!
【アメリカ離乳食】ライスシリアル・オートミール シリアル
アメリカでまず離乳食のスタートに勧められるのは、実はお米のシリアル=ライスシリアルです。お米はアレルギー発症の可能性が低いため、まず最初の一歩としてお医者さんからも指導があります。パウダー状のお米になっており、水をまぜるだけで簡単おかずになるので、とっても楽ちん!!外出時もライスシリアルパウダーを小分けしてもっていてって、出先でまぜて食べさせていました。
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オートミールシリアルも人気です。ライスシリアルだけでなく、オート麦、大麦、マルチグレインなど、さまざまな栄養強化されたアラートアイコンのシリアル食べさせることが推奨されています。
とにかくライスシリアルにお世話になりました!おかゆより栄養あって最高(鉄分など)!
うちは、5ヶ月からライスシリアルを開始!母乳とまぜるといいと聞き、母乳まぜからスタート(笑)最初はびっくりしていましたが、徐々に慣れていきました
【アメリカ離乳食】ベビーフードパウチ
常温保蔵が可能で、家でも外出先でも手軽なフードパウチ。そのまま食べても、スプーンに出して食べさせることもできます。ペーストを、蒸しパンなどにまぜて食べさせているという方もいました。
ガーバーの離乳食 :スタートキット
お座りができる頃から利用できる、カップ状の離乳食。遺伝子組み換えでない素材。まず最初は、単一食材から初めていくのがよいので、このようなスターターキットは便利です。
チューブ式離乳食パウチ
オーガニックで遺伝子組み換えのない素材を利用。月齢(ステージ)ごとに、固さなどが調整されています。右上に月齢(対象年齢)が書かれており、幼児でも食べれるものがあります。
出先でも簡単に食べさせられる!日本にはない形なのでとっても便利
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Happy Babyシリーズは、うちの子もよくお世話になったシリーズです。好きな味の好みがあるので、いろいろ試してみるといいです。
ベビー用お菓子(ライスクラッカー)
ライスクラッカーなどの赤ちゃん用のお菓子です。お菓子といってもほとんど味がしない優しい味で、野菜や果物をベースに作られています。うちも煎餅タイプはよく食べていました。
うちの子はライスクラッカーばっかり食べています
アメリカのスーパーで買える食材で手作り離乳食
アメリカで赤ちゃんにおすすめの食材
アメリカ在住ママさんからのアンケートの内容を入れました。月齢によって調整してください↓
- ブロッコリー
- アスパラ
- にんじん
- インゲン
- プルーン(便秘気味のとき)
- セロリ
- ヨーグルト
- アボカド
- 豆腐(ホールスーズのSlikenおすすめ)
- スウィートポテト
- 大根(Turnipという野菜で代用可)
- 納豆(ひきわり納豆が便利)
- サーモン
- たら(Cod)
- 鳥のささみ
- 小さいシェル型のパスタはカットする手間がない
- オーガニックそうめん
- オーガニックうどん
アメリカのベビー用ヨーグルト
アメリカのヨーグルトは、子供用でも砂糖利用量が多いので、ベビー用がおすすめです。こちらも甘味はあるので、より気になる方は、グリークヨーグルトのプレーンタイプを利用される方も。
アメリカ離乳食:作っていたレシピ
うちの子は食に旺盛で、今も好き嫌いなく食べてくれます。こんな食事をさせていました。
妊娠中に「食育アドバイザー」資格(初級・上級)を取得。離乳食も主食、主菜、副菜のバランスを考えて作るようにしています。
すりおろし食材(豆腐や野菜)
離乳食初期は、茹でた単一食材をすり下ろすだけ。このすり下ろし器は活用していました。
初期段階では、とろみのもとや、水溶き片栗粉などで、とろみをつけてツルっと飲ませていました。
BEABAというベビーフードクッカーが便利でした
そうめん・うどん
アメリカのオーガニック系スーパー:ホールフーズでも取り扱いがある、素麺をやわらかめに茹でて、短くカットして食べさせていました。お出汁の味覚も育つのでGOOD。同じブランドでうどんバージョンもあります。
麺カッターはダイソーのものです。アマゾングローバル ならこんなのも買えます。
パンを小さくカット
食パンを小さくカットして、冷凍保存。それをチンして食べさせていました。日系やアジア系のパン屋さんのパンを利用していました。
とにかくチョップ!茹でて小さくした食材
たら(魚)や、サーモンの茹で、小松菜などの緑やさいのチョップ。写真は10ヶ月ごろの食事です。
アナログですが、小さいサイズの手でひくだけでみじん切りにできるチョッパーは重宝しました。
一度に茹でてしまって、プレスラップで小分けにして冷凍保存!
うちは魚系も結構すきで、ぶりの照り焼きなどもこのように小分けして冷凍保存していました。
ご飯としらす
やわらかめに炊いたご飯と、お湯をけて塩分をぬいたしらす。
おかゆは自分でもできるけど、アマゾングローバルでこういった電子レンジでできるおかゆクッカーを買っておくと便利。
ささみと豆腐のハンバーグ
茹でた鳥ささみ(chicken breast tender)を細かくして、豆腐もまぜて焼くだけ!
日本の10ヶ月検診での指導:一食のサイズ
日本に一時帰国したさい、住民票をいれたので、市の10ヶ月検診に行きました。アメリカでは集団検診や食事指導がないので、こういった指導があるのは勉強になりました。
これが10ヶ月の一食の量で、1日3回。うちはこの時もっと食べてたので「少なっ」と思いましたが、「こんなに食べれるこは少ないかもしれません〜」って言ってました。笑
日本のベビー用食品・離乳食がすごい
日本の離乳食グッズはかなり素晴らしいです。一時帰国などで入手できる方はぜひ!料理の幅がひろがるし、開けるだけですぐ食べれるもののクオリティが高いです。
ホワイトソースをまぜただけで完成!
アメリカで離乳食スタートの必携品
アメリカの離乳食をスタートさせるのに必携品といえば
▶︎ベビー用スプーン
消耗するので、何個も必要です。
STOKKE ハイチェア
うちは結局、3台ハイチェアを買い換えることになったのですが、今思うのは、このストッケの(Z型でない)ものに最初からしておけばよかったと思いました。ベビー用シートやテーブルなどは別売ですが、3歳以降も利用でき、小学生くらいまで使えます。大人の体重でも座れるほどしっかりしているけど、移動も重すぎず楽です。Z型タイプも人気ですが、スライドするときに足の小指があたるので、この4本足タイプがうちには合っていました。
長袖の着るタイプのビブ
つかみ食べから幼児食の間は必須の、袖のある着るタイプのビブ。
アメリカ離乳食:まとめ
アメリカでは6ヶ月以降から離乳食を開始する人が多いようです。小児科ドクターと相談し、単一食材から様子をみながらステップバイステップですすめましょう〜!
何回も口から出されたり、食べたとおもったら後から出てきたり・・・最初の1ヶ月ほどは慣れるまでが大変ですが、それも今だけ!頑張ってくださいね♡