日本への一時帰国で利用したい、ANAやJALの日系エアラインの飛行機をマイルを使って取れたら最高…!
アメリカ在住のみなさんに日々のクレジットカード利用でためたマイル活用法について、アンケートを実施しました。実際に、クレジットカードで付与されるマイレージポイントで交換できる特典航空券は、ビジネスやファーストクラスになるとときに、レバレッジ が効く(少ない量で、最大の効果)ので、良い座席に乗れるのがメリット!
アメリカで陸マイラー挑戦中!
ANAやJALの特典航空券のメリット&デメリット
まず、日系特典航空券をゲットするにあたって覚えておきたいことは以下のとおり。
【メリット】
- 日系エアラインはサービス最高!客室乗務員は日本語OK
- 機内食も美味しい
- エコノミーよりも上位シート(プレエコ・ビジネス・ファースト)へのマイレージ利用は、特にコストパフォーマンスが高い
私は幼児とのワンオペ帰国が主なので、日系エアラインのほうが安心
【デメリット】
- 特典航空券枠の発券には、マイルの他に燃油サーチャージが追加で必要
- 特典航空券席の枠数は上限あり:約1年前に予約(夏休みや年末は争奪戦)
近年、燃油サーチャージが高騰しているため、ここがネックになりそう。
米系のエアラインの場合は、燃油サーチャージ込み価格なので、マイル利用のときに燃油費用はかからないことが多いです。そのため米系エアラインも比較してみるとよいかもしれません。
ちなみに、「共同運行便」を狙えば、米系マイルでJALやANAのスタッフのいる飛行機に乗ることが可能です。(予約のサービスや受付カウンターはもちろん米系のほうで行います)
上記デメリットもありますが、やっぱりANAやJALの上位シートに乗りたいっ!!と思う方は、以下のようにマイルを貯める計画をしてみてください。
本家、ANA / JAL USA クレジットカードの注意点
日米往復のマイレージを狙うなら、「 ANA USA」や「JAL USA」が発行しているクレジットカードを使うしかない…と思っていたのですが、実際のところはNG!!です。
ANA / JALのクレジットカードは、「3年の有効期限がある」「ポイント獲得レートが低め」です。
アメリカのクレカのスタンダードと比較すると、積算率は半分以下
そのため、【有効期限のない米系クレカでザクザクポイントを貯めて、利用するときにANA/ JALマイルに移行する】というのが、アメリカ版陸マイラー王道のセオリーです。
アメリカでANAのマイル(特典航空券)を貯める方法
ANAのマイルを貯めるならアメックス最強説
インスタ(祝1.4万人超)の調査結果を通して、ANAのマイルをアメリカで効率的に貯める方法は、「アメックスのMRポイント」を利用する方法が有力であることがわかりました。アメックスのMRポイントは、ANAのマイレージに、1:1で移行できるのが大きな理由です。さらにRakutenのキャッシュバックポイントをアメックスポイントに連携させると、ポイントが貯めやすくなります。
たとえば、アメックスのプラチナの入会特典では、12万ポイントがもらえます(これは期間により異なる)。ANAのマイルに1:1で移行できるため、これは実質ANAマイル=12万マイルになります。日米の往復に必要なマイルは、エコノミーが4万マイル、プレミアムエコノミーが6万2千マイル、ビジネスが10万マイル。なんとクレジットカードの発行特典だけで、エコノミーなら往復しても残るほど!
注意:2024年4月18日(木)以降の予約・発券分は改定後のマイル数が適用されます。→値上げへ
ANAマイルを貯めたい人は、この方法がもっとも効率高そう
私の家用クレカとして愛用しているアメックスゴールドでは、入会特典が75,000でした。 ANAマイルに移行すると75,000マイル。我が家は、毎月1500ドルほどの日用品支払いがあり、ゴールドはグローサーリーが4倍なので、年間6000ポイント。入会特典で日本往復はできそうですね!
日常生活でたまる
\ 紹介ボーナスリンク /
▲リンク切れの場合、「お問い合わせ」から連絡ください
マイル交換せず、United ExplorerでANAコードシェア便に乗る
フォロワーさんからの情報で掲載。ユナイテッドはANAとの共同運行便(コードシェア便)を運行しているので、ユナイテッドのクレジットカードでマイルを貯めてそのまま使う(コードシェア便を予約)ことができます。ANAクレジットカードは有効期限は3年ですが、ユナイテッドのマイルだと有効期限がありません!
- 正式名称:United Explorer Card
- 年会費:初年度無料のち$95
- 加入特典:60,000マイル (3ヶ月で$3,000利用)
- ポイント:(2倍) 航空券、ダイニング、ホテルなど、(1倍)その他
- その他:$100までのグローバルエントリー費用
- 為替手数料:なし
さらにUnited MileagePlus Xというアプリ併用で、めちゃくちゃマイルたまります。
ユナイテッドでマイルを貯めていたので、日本ANA便をビジネスで往復できました
\ 日本の一時帰国に「共同運行便」をねらう /
アメリカでJALの特典航空券・マイルを有効に貯める方法
JALはワンワールドグループのエアラインで、北米の加盟エアラインは「アメリカン航空」と2021年から追加「アラスカ航空」です。この2社のマイルを使って、JAL運行便を予約することができます。
しかし、コロナ以降、エララインの事情が従来と違うというレポートを頂きました。実際に私の利用するLAとKIXの直行便を検索したのですが、アメリカン航空でも直行便で出てこず、アラスカ航空では関西着の選択肢はありませんでした。
なので、JALに限っていうと、JAL USAカードを使って3年以内に頑張って乗るかなさそう・・・
そのため、現時点では、クレジットカードのベネフィットを、JAL便利用に絞るより、他の使い道に使う方がいいかもしれません!
最近では、JAL系の格安航空券「ZIP AIR」の登場で、そちらを利用する方が増えています。
JAL利用:アメリカンエアラインのクレジットカード
米国から日本へのエコノミーは片道35,000、ビジネスは60,000、ファーストクラスは70,000 AAdvantageマイルが必要。日常使いで貯めてAAマイルを利用することができます。
- 正式名称:CITI® / AADVANTAGE® PLATINUM SELECT® WORLD ELITE MASTERCARD®
- 年会費:初年度無料のち$95
- 加入特典:50,000マイル (3ヶ月で$2500利用)
- ポイント:(2倍) 航空券、ガソリン、(1倍)その他
JAL利用:アラスカエアラインのクレジットカード
- 正式名称:Alaska Airlines credit card benefits
- 年会費:$75
- 加入特典:40,000マイル (90日で$2000利用)とアラスカ航空の運賃$121
- ポイント:(3倍)アラスカ航空、(1倍)その他
上記、アメリカンエアライン・アラスカエララインのクレジットカードはご紹介しましたが、出張が多く飛行機の利用が多い方むきのカードです。日常使い(グローサリー、スーパー)などで貯めやすいカードはありませんでした。
アメリカで陸マイラーに!ANAやJALのマイルを効率よく貯める方法:まとめ
ANA狙いの方は、アメックスもしくはユナイテッドのカードで貯めるのが良さそう。
JAL狙いの方は、現時点では日常使いでメリットの大きなカードが見当たらないので、JALの特典航空券だけを目指すより、他のリワードを狙う考え方のほうが良さそう!
という結果になりました!
JAL派の私には残念(涙)
より良いアイディアをお持ちの方はぜひ「お問い合わせ」にご連絡ください。