アートな街・ロサンゼルスの美術館といえば、ゲッティミュージアムやLACMAなどが有名ですが、
2015年にできたThe Broad(ザ・ブロード)は、今とっても人気のスポットなんです。
アクセスしやすいロサンゼルスの中心部に位置する、美術館The Broad(ザ・ブロード)は、なんと入場料は無料!The Broadは、資産家Eli and Edythe Broad夫妻が所有する現代アートをコレクションしたもの。今も1週間に1作品以上増え続け、2000作品以上が収容されているというから驚きです。
The Broad(ザ・ブロード)は並ぶから予約必須
ブロード美術館は、チケットは無料ですが、予約制度です。当日券も発行されていますが、列に並ぶ必要がでてきます。
オンラインで無料で予約をしておけば、この長蛇の列に並ぶ必要はありません。
The broadの入場料は無料で、予約も無料です。時間を有効に使いたい方は、早めの予約がおすすめです。
The Broad(ザ・ブロード)チケット入手方法!楽な入り方
The Broad(ザ・ブロード)のチケットを入手する方法は、公式サイト:THE BROAD GENERAL ADMISSIONから、「GET TICKET」にすすみます。
人数を追加し、「FIND AVAILABLE TICKETS」をクリック。下に予約可能な日時が表示されます。
日にちと時間を選んで「ADD TICKETS TO CART」へ。
初めて予約する人はRegisterのCreate Accountでメールアドレスとパスワードを設定し、登録完了です。
予約日の前日になると、メールが送られて来ます。その中に、入場用のQRコードがあるので、印刷して持参するか、携帯の画面で見せます。
名物!草間彌生のインフィニティルームの予約
The Broadで今一番人気の注目作品といえば、日本を代表する、草間彌生(ヤヨイ・クサマ)さんのアート。「Yayoi Kusama’s Infinity Mirror Rooms」は、合わせ鏡を用いてLEDライトが無限に広がる空間を作り出し、独特な世界観が表現されています。
部屋に入り、真ん中に立つと、まるで宇宙の空間に立っているかのよう!!ローカルのアメリカ人だけでなく、観光客にもめちゃめちゃ人気なのです。
この部屋は、ひとり(もしくは1組みあたり)につき45秒間だけあたえられる、プライベートな空間です。背面にドアがあり、45秒たつと係の人がドアを開ける、という仕様になっています。短い間ですがこの無限の空間を楽しんだり、写真をとったりできます。
この部屋に入るには、上記の美術館の入場予約とは別に、当日ミュージアム内で、予約をする必要があります。人数制限があるため、必ずしも当日予約が取れる訳でないという注意事項がありました。
インフィニティルームの予約方法
インフィニティルームの予約は、当日入場したあと、1階のロビー中央にあるiPadで予約します。ここも夕方までずっと列ができていました。
iPadに名前と、携帯番号を入力すると、「あなたの番まで約●時間です」という内容が表示されます。
入場可能な時間10分前にテキストで連絡がくるので、それまでThe Broadの館内をみて回りましょう。まず、入場したらすぐ、こちらの予約を取るのがおすすめです。
私の場合…平日昼2時すぎに予約して、インフィニティルームの入場まで「5時間待ち」と表示されました。妊婦なので、さすがに5時間待ちは無理かもしれないと思い、諦めかけていました。
1時間ほどして、実際の部屋の前を通りかかったところ、あれ?誰も並んでいない…予約だけは取っているのに、戻ってくる人が少ないのかもしれません。
なので思いきって、係の人に、このまま5時間待っても閉園時間になってしまうし、妊婦なので、5時間待ちはキツイです…と言ってみたら、今誰も来ていないからと入れてもらえました!!
しかもしばらく誰も並ばなかったので、「次の人が来るまでは、居てもいいよ〜」と言われ、45秒どころが5分くらい遊ばせてもらえました。なんてラッキー!
The Broad(ザ・ブロード)美術館の見どころ
The Broad(ザ・ブロード)にある、最大サイズのアート作品は、日本のタカシ・ムラカミさんの「massive eighty-two-foot-long painting」です。そのほかにも有名な作品がたくさんあります。私はそんなに美術品に詳しくないのですが…いろんなところで目にしたことがあるアートがいっぱい!
The Broadのオーディオツアーができるアプリ
The Broadのモバイルアプリがあると、ヘッドフォンをしながらアメリカのアカウントでのみダウンロードできます。英語音声のみの提供ですが、それぞれの絵画ストーリーを聴きながら、館内をまわることができるので楽しいですよ!館内には無料WIFIがあります。
▲barbara kruger double america
現代アートといえば、ダブルアメリカ
▲Jeff Koons Michael Jackson and Bubbles
マイケルジャクソンと猿
▲Andy WarholのCampbell’s Soup Can
かの有名なアンディ・ウォーホル
▲Robert Therrien Under the Table
大きな机と椅子
▲Yayoi Kusama Longing for Eternity
The Broad(ザ・ブロード)には、上述のインフィニティルームのほうかに、もうひとつ草間彌生さんの作品があります。こちらの「Longing for Eternity」は顔をのぞかせるタイプの作品。この作品を見るには、当日予約は不要です。列ができていますが、5分ほどで見ることができます。ひと組45秒、顔をいれて覗くことができます。
The Broad(ザ・ブロード)美術館で撮影はできる?
The Broad(ザ・ブロード)美術館では、特定の撮影禁止作品以外は、個人のカメラで撮影OKです。しかし、フラッシュの使用・三脚やビデオカメラ、セルフィースティックの使用はNGになっているので、注意してくださいね。
The Broad(ザ・ブロード)周辺を効率よくまわる方法
時間を有効につかうには、入場時間を朝早くに設定して、入場後すぐにインフィニティルームの予約を取るのがおすすめです。その後、The Broadの館内を見てまわります。一度入場すれば、出入り自由なので、時間があれば、通り向かいにあるMOMA(現代美術館)や、隣のディスニーホールにも行くことができます。
数ブロックの距離に、グランドセントラルマーケットがあるので、ランチをとったり、ラストブックストアなどまで散策するのもおすすめです。観光客が多く、夜中でなければ歩いて散策することができるエリアなので、車は終日止めて、歩く方が動きやすいですよ。
The Broad(ザ・ブロード)美術館住所、アクセスなど
名称 | The Broad(ザ・ブロード)美術館 |
住所 | 221 S Grand Ave, Los Angeles, California 90012 |
料金 | 無料 |
駐車場 | 地下駐車場あり。平日はバリデーションがあれば、3時間$15。夕方5時以降と、週末は一律$15。【バリデーションの入手方法】館内で係員さんに伝えるとバリデーションチケットをくれます。 |
営業時間 | 11時〜17時(火曜と水曜)、11時〜20時(木曜〜土曜)、11時〜18時(日曜)月曜休 |
サイト | https://www.thebroad.org/ ※最新情報はリンク先をご確認ください。 |