ロサンゼルスブログ「リブアメ」を運営する、LA在住10年目の、和ごころLAです。
ロサンゼルスの天文台で、有名な観光スポット、グリフィス天文台(Griffith Observatory)をご存知の方も多いと思います。LAの風景や夜景を見渡し、ハリウッドサインを撮影できる、観光名所ですが、実はそれだけではありません!!
あまり知られていないのですが、グリフィス天文台のプラネタリウムがとっても素晴らしいんです。私は人生観がガラッと変わりましたし、「子供の時に見たかったなぁ〜」とすら思う、本当に素晴らしい出来なのです。
英語での説明ですが、体感型のプラネタリウムなので、英語がわからなくてもすごく面白いです。ぜひ機会があれば、見ていただきたいおすすめの場所。
宇宙の壮大さを感じ、人生観が変わること間違いなしですっ!
グリフィス天文台(Griffith Observatory)のプラネタリウム
グリフィス天文台の、建物中央入り口から進んで奥に位置するのが、
Samuel Oschin Planetarium (サミュエル・オースチン・プラネタリウム)です。
映画『ララ・ランド』でも、登場するプラネタリウムで、ファンの間では人気になってきているようです。
プラネタリウムといえば、「この星は北極星で〜あの星は北斗七星で〜」なんていう、たんたんと説明の、退屈で眠くなってしまう内容を想像しますよね。
ですが、
こちらのプラネタリウムは、普通のプラネタリウムとは全然違います。
とにかく臨場感がすごい!
公式HPでもSamuel Oschin Planetarium は、世界で最高のプラネタリウムだと公言しているように、テーマパークのひとつのアトラクションみたいなんです。
プラネタリウムのプロジェクターとして歴史のある、カール・ツァイス社のZeiss projectorが使われており、ドーム状の天井いっぱいに、臨場感のあるデジタル映像が映し出されます。
照明やサウンドが一体となると、まるで宇宙空間の中に、パッと飛び出されたかのうような感覚でした。
実際にシートが回転する(ちょっと酔いやすい人はよってしまうかも)ので、寝てしまうようなことはありません。
290席のシートは、ゆったりと上空を見上げられるような、空をみあげる角度のシートになっていて、ふわふわで快適。
↑リクライニングシートでみんな天井を見上げています
プラネタリウムは3種類のショーが行われている
グリフィス天文台のプラネタリウムショーは、3種類のショーがあります。期間によっては、限定公開のショーもあります。
- Centered in the Universe →宇宙の誕生のストーリー
- Water Is Life →地球の水と生命のストーリー
- Light of the Valkyries →北欧の神話ワルキューレのストーリー
おすすめのショー:Centered in the Universe
グリフィス天文台のショーの中で、私がもっともおすすめするのは、
Centered in the Universeというプラネタリウムショーです。
公式サイトを引用すると、以下になります。
「センタード・イン・ザ・ユニバース」は、宇宙の中にある私たちの場所(地球)について、本質的な問いをなげかけます。私たちは何者なのか、どこから来たのか、なぜこのような世界ができあがったのか。ドームにうつる視界いっぱいの映像は、私たちを、アレクサンドリア図書館から、ガリレオの中庭、数々の星を研究して来た世界の望遠鏡の世界にいざないます。ビックバンや、ギャラクシーでいっぱいの宇宙を旅しながら、宇宙の中の私たちの本当の場所を知ることができます。
グリフィス天文台公式
ざっくりと和訳するとこんな感じです。
人生観が変わる!プラネタリウム
ちょっとおおげさなように聞こえるかもしれませんが、私にとっては人生観が変わったプラネタリウムでした。
私はそれまで、完全なる文系だったので、物理や天文学を学ぶ機会がありませんでした。なので、宇宙のことをあまり知らなかったのですが、このプラネタリウムを見て、すごく衝撃を受けました。
教科書の文字では想像できなかった、宇宙空間の映像は、私たちの住む地球がどれほど小さく、そして、どれほどの幸運や偶然が重なってできたものだと知って、感動しました。
もし私が小学校・中学時代にこのプラネタリウムを見ていたら、もっと数学やサイエンスに興味があったり、身がはいっていたかもしれません。(いいわけ?笑)
実は今回、念願かなって、2回目のプラネタリウムのショーでした。
1回目に見たのは3−4年前のこと。それ以降、たびたび宇宙の本を読んだり、NASAのライブ映像をYouTubeで見たりと、宇宙に興味しんしんになってしまった私です。
アメリカはこういうエンタメ&映像系が本当にスゴイ!
30分ほどのショーですが、私はLA観光の人にはおすすめできる、見る価値アリのスポットだと思います。
ショーの説明はすべて英語です。しかし、英語がわからなくても、映像と聞いたことがある単語(ギャラクシーとかスペースとか)がわかればなんとなく理解できます。
壮大な宇宙をみると、「自分はいったい何者か」「こん広い宇宙でいったいなにができるか」、そして「こんなちっぽけな自分だからこそ、目の前の人生を、いかに楽しく生きようか」と考えさせられます。
毎日忙しく生活していると、半径数メートルの世界に意識がどっぷりハマってしまい、落ち込んだり、イライラしたりしてしまうときがありますが、そんな人にこそ、”宇宙の壮大さ”を感じでほしいです。
プラネタリウム鑑賞にはチケット購入が必須
グリフィス天文台のプラネタリウムなどのショーチケットは、グリフィス天文台のチケット販売ブースでのみ購入できます。事前の予約販売や、インターネット販売はありません。
早いもの順での購入ですので、発売時間前に来てチケットブースに並びましょう。
朝夜の講演以外は、ショー開始の約45分前にチケット販売カウンターがひらき、購入ができるようになります。販売時間の詳細は、公式サイトから、確認してください。
コロナ渦中では開催されていない可能性があります。公式サイトへ事前に確認してください。
チケット販売場所は、グリフィス天文台の中央入り口を入ってすぐ左手にあります。
チケット販売開始前は、列ができていると思いますので、そちらに並んで購入します。
私のおすすめは「Centered in the Universe」のショーですので、
チケットブースでは、どのショーか&時間を確認して購入してくださいね。
チケットは大人ひとり7ドルと、とってもリーズナブル。
2017年現在のチケット費用はこちらでした↓
年齢 | 金額 |
13歳以上 | $7 |
60歳以上 | $5 |
学生(学生証の提示が必要) | $5 |
5-12歳の子供 | $3 |
5歳以下の子供(膝にのせる) | 無料 |
こちらのプラネタリウムは、静かにみることが必須の内容なので、
5歳以下の子供は、毎日の最初のショーにしか入場できませんのでご注意を。
ショーの開始、20分前には列に並ぶ
ショーの開始、20分前には列に並ぶようにアナウンス放送があります。プラネタリウムは遅れると入れないので、遅刻しないように先にトイレなどをすませておきましょう。
プラネタリウムのショーが始まると、携帯電話の利用や、撮影はできません。
宇宙好きにも、そうでない人も楽しめること間違いなしのプラネタリウムです。
グリフィス天文台の他の展示物を見る前に、こちらのプラネタリウムを見てから回ると、より興味をもって展示物を見れるのでたのしいですよ。
グリフィス天文台(Griffith Observatory)へ行こう
グリフィス天文台 Griffith Observatory
2800 East Observatory Road Los Angeles, CA 90027
General Information Line: 213-473-0800
グリフィス天文台への行き方
車で行く:グリフィス天文台の駐車場
ロサンゼルス観光では、バスなどの公共機関が少ないため、レンタカーでの観光が楽です。
以前は、グリフィス天文台の駐車場は、天文台前や山沿いのエリアも、無料でしたが、2017年8月より有料にななりました。無料パーキングは、グリフィス天文台よりかなり下の公園近くに設置されていました。(FREE PARKINGが目印)
グリフィス天文台の目のまえの駐車場。
一時間4ドルでした。近くの機会に、自分たちが駐車したエリアの番号を入力して支払います。
グリフィス天文台:まとめ
ロサンゼルス観光で一番のおすすめスポットです。ぜひ行ってみてください!