アメリカ移住ブログ【リブアメ】、和ごころLAです。
アメリカで妊娠・出産をむかえるにあたって、記録していたものを公開したいと思います。
また、8回目と9回目ののアメリカ産婦人科検診の内容も記録しています。
妊娠中期の妊娠9ヶ月は、日本式のカウント方法で、32週、33週、34週、35週をさします。
妊娠9ヶ月目の32週、33週、34週、35週のお腹の写真
▲妊娠32週目のお腹の大きさ
バースセンターに見学へ。
▲妊娠33週目のお腹の大きさ
お腹が、前にではなく、横にもずいぶん広がってきた。
恥骨がかなり押されるように。
▲妊娠34週目のお腹の大きさ
足のむくみがひどい。熊のよう。
インファントカーシートとストローラーの箱を開けて、車に設置しました。
アメリカで最適なベビーカー(ストローラー)&チャイルドシート(カーシート)の選び方
▲妊娠35週目のお腹の大きさ
とりあえず、今から出てきても大丈夫なように、バシネットを入手&設置。
アメリカで赤ちゃんはどこに寝かせるの?ベビーベッド(クリブ)、バシネット、Pack’n Play、添い寝の特徴と選び方
Tdapワクチンも受けました。
妊娠9ヶ月めの体調・変化について
お腹がしっかり出てきて、周囲から妊婦とわかるように。臨月ではないので、まだ動けるといったところ。ラストスパートです。
バースセンターの見学へ
いろんな出産のオプションがあるかも、と、9ヶ月になってからですが、近所のバースセンターへ。アメリカでは麻酔を使った無痛分娩が主流だけど、完全に昔ならではの自然な出産を選ぶことも可能だと知りました。
暑くてたまらない
夏時期の妊婦なので、すごく体が暑いように感じる。ホットフラッシュのよう。特に、手のひらが熱くてどうしようもなくなり、ずっと蓄冷剤を持っている。笑
デートをしておく
来月の臨月以降は、なかなか出かけられなくなるので、最後のデート。ロサンゼルスのセレブが集まる、The Ivyでランチをしたり、The Broadで美術館デートしました。
ベビーシャワーの開催
本来は7ヶ月ごろがいいのだが、9ヶ月目でベビーシャワーの開催。自分たちで企画したので、結構大変でした。準備が時間にまにあわず…ドキドキw
むくみが最高潮
足のむくみが、今までとは比較にならないほどに。熊の足みたいで、歩くだけも、足の甲が痛い。着圧ソックスを履いてねるも、足のつまさき(ソックスでカバーされない部分)は、むくみが残る。
アメリカで8回目の産婦人科検診
9ヶ月目にはいってからは、産婦人科健診が2週間に1回になりました。
8回目の産婦人科健診(32週目)では、いつものように尿検査・体重測定・血圧検査のあと、ドクターとの診断(ドップラーで心拍を聞く)を行いました。
Q:次の超音波検査はいつ?逆子かどうか心配
先生いわく、超音波検査は、胎児の位置ではなく、臓器や足がちゃんと発達しているかを確認するためのもの。通常、順調に妊娠を過ごしている場合は、セカンドトライメスター以降の超音波検査は行わない。多児妊娠や、出血がある場合は、行うこともある…とのこと。
「逆子かどうかは、お腹を外からさわったらわかりますよ」と
上のほう(胃のうえあたり)が、硬いと逆子の可能性があるけれど、私はやわらかいから大丈夫とのことでした。
実際には、36週以降の子宮口を確認する際に、頭があるかどうかをチェックするから、そのときに判断するそう。それまでは胎児はひんぱんに動いているので、位置が変わることがあると言われました。
Q:赤ちゃんのためのワクチンを受けるべき?
夫婦で、三種混合:Tdapワクチンを摂取しておくことを勧められました。日本から手伝いに来てくれる家族もできればうっておいたほうがいいとのこと。
詳しくはこちらの記事にて↓
アメリカの妊婦に推奨されるTdap (ティーダップ) ワクチン。赤ちゃんのために夫婦で、予防接種を受ける
インフルエンザワクチンは、今は夏のシーズンなので、受けなくてもよいが、出産後インフルエンザシーズンになるときは打った方がいい。産後の疲れで、インフルエンザにかかることもあるからと言われました。
Q:お腹の張りが強くなったような気がする
これからお腹がもっとはってくるようになる。陣痛のような痛みと、腰が痛いのが10分おきになってきたら、病院へ行く準備をするように。間隔が一定でない陣痛(3時間おき)などは、練習の痛み(前駆陣痛)だから、問題ない。
36週目をすぎると、もっと赤ちゃんがおりてきて、恥骨も圧迫される。子供が落ちてしまうんじゃないかっと心配する人もいるくらい。でも実際は、子宮口が10cmくらいにならないと赤ちゃんは出てこないから、大丈夫よ、とのこと。
私のドクターはみんな出産経験者なので、表現が面白い!
アメリカで9回目の産婦人科検診
9回目の産婦人科健診(34週目)では、vaginal culture test(Group Bのテスト)日本式の母子手帳欄でいう・B溶血性連鎖球菌というテストを受けました。
GroupB(GBS)テストは、約25パーセントがかかる感染症のテストです。おりものを培養して行うバクテリアのテストなので、検査の際は、おまたの付近を綿棒でこすられました。そんなに痛いということはなかったです。基本は、35-37週くらいに行われます。
この検査のほかに、HIVテストとSTDと3回目のCBC (complete blood count)=貧血のテストもしました。
この時期に性病検査?とおもいますが、理由があります。出産時に、Syphilis(梅毒)・Gonorrhea(淋病)・Chlamydia(クラミジア)などに感染していると、赤ちゃんが産道をとおるさいに感染してしまいます。
アメリカでは、そういった感染症対策で、出産後赤ちゃんの目にerythromycinエリスロマイシンという、抗生物質の目薬をうつことになっていますが、これをバースプランで打たないことを選んでいる人は、とくにこの検査は注意です。
Q:むくみがひどい、着圧ソックスを履いて寝てもいいか?
着圧ソックスをはくのは問題ない。足を上にあげるのがベスト。足首回しや、寝る前にアキレス腱をのばすなど、足の循環をよくするきょうにするのがおすすめ。
Q:会陰マッサージしてもいい?
会陰マッサージは38週目以降のほうがおすすめ。34週前後で行うのは、少し時期がはやい。刺激することで早く生まれてしまうといけないため。
Q:出産後も産婦人科に私は通うのか?
出産後、ママが産婦人科に行くのは通常2回程度。1回目は、産後の血がでていないかの状態をみて、2回目は出産の1ヶ月後くらいに行く。バースコントロールの話などで、終了するとのこと。
妊娠9ヶ月はまだギリギリ動ける
妊娠10ヶ月・臨月になってから振り返ると、妊娠9ヶ月までは、まだ動ける体でした。ベビーシャワーの準備をしたり、一日外出することも可能。でも、10ヶ月になると、想像以上に動けなくなりました。座ってもしんどい、立ち上がるのもやっと!
なので、9ヶ月までにやっておきたいこと、赤ちゃんの準備は万全に終えておいたほうがいいです!!