渡米歴3年、アメリカに来て「すっっごぉーーーーい!!」と思ったことがいっぱいあった半面、
先進国なはずなのに、「あ、ありえない・・・」と思った文化の違いはたくさんありました。 その中でも、アメリカの生理用品には驚かされましたね。
最初に言っておきます…たぶん、いや、絶対、
「日本の生理用品は、世界一」だと思う!!
超絶アメリカのタンポンはあり得ない
アメリカにきて驚いたのは、タンポンがあり得ない〜ことにびっくり。
タンポン派の私は、日本からたくさんのユニ・チャーム(日本で一番有名なタンポンを作っている会社)のものを持参しました。
でも、さすがに3年分はなかったので、現地で追加購入することに。
たくさんお店に並んでいたので、適当にひと箱「Tampons」と書かれたものを購入しました。
すると、冗談じゃなく、袋を開けたらこんなん出てきた。
まずおどろいたのが、
アプリケーター(挿入をサポートするもの)が、「紙」。
紙・・・ボール紙をまるめたような紙・・・
パッケージの袋も、心なしか紙仕様で、くしゃくしゃしている感触の袋。
そして中の、「綿」が、theコットンといわんばかりの、手芸で使う綿のような・・・
それを、ぎゅっとにぎって丸めたの?っていうような、タンポン。
生まれてこのかた、ユニ・チャームのソフトインタンポンしか使った事なかった私。
このクオリティのものが普通に売られていいるのが信じられない。
ええー!アプリケーターって、プラスチックじゃないの?!
紙軸って、不衛生そうだし、この綿も痛そう・・・
というのでびびって捨ててしまいまい、、、
たくなったけれど、
嘘。
トライしました。もったいないし。
でも、正直な感想は、、、無理でしたw
うまく入らないし、かなーり心地が悪い。
タンポンは、膣内の無感覚ゾーンに入れないといけないので、挿入位置が浅いだけでも、すごい違和感ですよね。慣れない紙軸だと、うまく奥まで入れることができませんでした。
ユニチャーム様のタンポンのクオリティと、比べるまでもないといった感じ。あまりの衝撃で、今まで使っていた日本製のタンポンが、いかに素晴らしいものかを実感しました。
しかも、日本ではプラスチックの高品質なタンポンが300円ほどでで売られているのに対し、アメリカではこの紙軸タンポンが、5ドル以上するから驚きである。
アメリカのナプキンの通気性が、ほぼゼロ
梅雨時期は、特に湿度が高くなる日本。日本製のナプキンは、とっても通気性がよく、ムレにくくて、長時間でも安心です。
水の力で、細やかに織り込んで、お値段たったの299円!とかが普通。
しかしながら…
アメリカのナプキンは、「theビニール」感がはんぱないw
パッケージにRapid Dry(すぐ乾く)と書いてありますが、日本品質を知っていると「うそつけ」と言いたくなります。
どっちが日本製かわかりますか?? 触るとすぐわかるけど。

↓答え↓
左)日本のはだおもい 右)アメリカのナプキン
左の日本製の「はだおもい」は、天然コットン100%でできていて、肌さわりがフワフワとしていて、乾いたふかふかのタオルみたいです。それに対して、右のアメリカ製のナプキンは、コットン100%ではありませんので、肌にあたる面が、かなりビニール感があります。ふわふわでは無いので、ずっと肌と密着していると蒸れてしまいます。
日本製のものは、最近はナプキンの編みこみ模様にまでは「ハート」だったりと、細かな可愛い工夫がありますが、アメリカのは、印刷がやっとといった感じ。
しかも、日本製の羽根つきナプキンは、両サイドの粘着テープが、一発で取れるように工夫されていますが、アメリカ製のナプキンは、それが無いので、ひとつひとつめくることになり、ゴミも散らかりがちになります。
というように、日本の良いところを上げればきりがないです。非常にやりきれない思いをするのが、アメリカのナプキンはこれで5ドル〜はするところ…
ティッシュなど紙物全般が高いので、生理用品は特に高く感じます。
もし、あなたが、留学などでアメリカに来る機会があれば、ぜひ日本のものと比べて頂きたいです。
アメリカにプラスチックのタンポンは無いのか?
アメリカに来てすぐのころ、美術館めぐり中、突然生理になって困っていたら、居合わせた図書館のスタッフがタンポンをくれました。その若い女の子がくれたのは、プラスチック製のタンポン。やっぱりさすがに紙軸は使いにくいし、若者はプラスチック製のタンポンを主に使っているようです。

アメリカの安いタンポンは、こんな感じです。すぐに崩壊する・小さい・綿がパサパサです。
アメリカで買える、タンポンを探して
アメリカで購入できる、もっとましなタンポンがないものだろうかと、いろいろと研究に研究を重ねた結果・・・
私のいちおしのタンポンは、全米にあるドラッグストア・CVSストアのプライベートブランドのタンポンです。
CVS Health Plastic Tampons Regular Absorbency Unscented

アメリカのタンポン比較をして、日本製とアメリカ製のタンポンを比較しました。
記事 アメリカの生理用タンポン比較!購入する際に注意したいポイント
これが一番、日本製に近い。
しかし、このCVSタンポンも、プラスチック版と紙軸版が並んで売られているので、タイトル下に「Plastic」と書かれているのを要確認。
値段も、18本入りで5ドル前後。比較的リーズナブルな値段で納得できます。
ユニチャーム品質が100点なら、これは70点くらいだけど、他が0点近いので、「高得点」としてください。w
他社のアメリカ製タンポンよりも、プラスチック製のアプリケーターが、ユニチャーム近い厚みがあって、挿入時に安定感があります。
日本であまり見かけない?アメリカでメジャーな生理用品グッズ
アメリカでは、生理用ナプキンや、生理用タンポンのほかにも、日本ではあまり見かけない生理用品アイテムが売られています。
デリケートゾーン用クリーナー ポケットタイプ
デリケートゾーンをやさしくケアする、使い捨てシートです。アメリカにはウォシュレットがないので、こういうのがあるようです。
個装パッケージになっていて結構あると便利なシート。
Tバック用のパンティライナー
あまり日本では見かけませんが、Tバック用のパンティライナーも売っています。

パンティーライナーは、アメリカにもあるけど、品質はやはり、日本のほうが通気性がよく肌さわりがいい!だけどTバック用はアメリカではじめてみました。
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使い切りビデ
日本では、長引く生理が早く終わる「プチシャワー・セペ」という、使い切りビデをつかっていました。
アメリカでは、そのような洗浄器は「vaginal douche」という名前で売られています。
アメリカのトイレにはウォシュレットがないので、生理を早くおわらせたいときなどに重宝しています。
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アメリカにサニタリーショーツは無い
日本では、サニタリーショーツ(生理用ショーツ)は一般的で、コンビニでも売られていますが、アメリカではメジャーではありません。
スーパーなどには売られていないので、日本から持ってくるか、アマゾンでの購入がおすすめです。
アメリカの場合は、どちらかといえば産褥ショーツ(産後用)として売られているようです。
こちらはアメリカ・アマゾンの人気の生理用ショーツで、後ろがウォータープルーフになっていてナプキンと併用ができます。
敏感肌の人が長期でアメリカに滞在するなら、布ナプキンがおすすめ
日本の生理用品は質が高くで最高ですよね。でも長くアメリカに居ることになると、買いだめしていた在庫がなくなってしまいます。そういう敏感肌さんには、渡米前に布ナプキンを購入しておくことがおすすめです。
アメリカでも稀に布ナプキンは売っていますが、クロッチ部分が無駄に大きかったり、ふわふわコットンというようり、普通の布生地?というような肌触りのものがありますので、できれば日本製のほうがおすすめです。(アマゾングローバルでも買えます)
また、ホームステイや寮生活の滞在の場合、夜寝ている間にベッドを汚してしまったら・・・ととても心配になります。
留学生の場合、自分の家ではないし、洗濯の曜日が決まっていたりすると、自由がきかないものです。私は生理の日は、ベッドのシーツの下にビニールをしいて寝るときもありました(寝心地は最悪w)。ですが、こういった布ナプキンや生理ショーツは、普通の紙ナプキンやタンポンと併用することができるので、漏れ防止になって、すごく助かります。