アメリカから日本への、子連れワンオペ一時帰国にむけて、グローバルエントリー(Global Entry)を申請しました。
フォロワーさんからも「絶対にとったほうが良い」という声が多かったです
公式サイトには、手続きには最短4〜6ヶ月と書かれており、会場によっては面接予約が一年以上先(涙)
現実問題、取得できないのでは無いかと思っていましたが、フォロワーさんからの情報を踏まえ、以下で最短で取得する方法を記載しています。
グローバルエントリー(Global Entry)とは
事前に承認を得た危険度の低い国際線利用者に対し、米国到着の際の通関手続きを簡略化するためのプログラムのことです。
これを取得しておくと、アメリカに入国するとき、入国審査や関税手続きが早く行えるというのがメリットです。
- キオスク端末利用ができ入国審査がスムーズになる
- 関税申告書の記入が不要
- 長い列に並ぶ必要がない
- TSA preがついてくる(以下詳細)
子連れワンオペで、長時間フライトのあと、長い列に並ぶのは辛すぎる・・・これは欲しい、、、!
日本人がグローバルエントリーを利用するには
グローバル・エントリーは、包括的なバックグラウンド・チェックに合格し、不適格とされる犯罪歴がない方が利用できる任意プログラムです。
グローバルエントリーの申し込みは、
- 米国市民
- 米国永住権保持者
が、主な対象となっています。
【駐在などの日本人の方】
米国永住権 (永住者またはグリーンカード所持者) を持たない日本国民がグローバルエントリープログラムに申請する場合は、プロモーションコードが必要になります。
▶︎こちらに詳細あり
そのほか、こんな記載がありました。
- 申請書に虚偽の情報または不完全な情報を記入した場合。
- 犯罪歴がある、または未解決の令状がある(飲酒運転を含む)場合。
- 税関、入国管理局、農林水産省の規則または法律に違反したことがある場合 etc …
すべての応募者は、このプログラムへの参加資格を決定するために、犯罪情報データベース、移民・税関データベース、およびその他の執行データベースのチェックを受けることになります。
アメリカのTSA Preとは?(グローバルエントリーとの違い)
グローバルエントリーの中には、TSApreが含まれます。
TSApreは、アメリカ国内の空港で、空港内に入る時のセキュリティチェックが、スムーズになるプログラムです。
グローバルエントリーは、国際線を利用したアメリカの入国時に使えるのに対し、TSA preはアメリカ国内の空港に入るときのセキュリティの簡素化である点が違いです。
- 靴を脱ぐ必要がない
- パソコンなどの電子機器を出さなくてもよい
- 液体物の取り出しが不要
- ベルトをはずさなくてもよい
- ジャケットをぬがなくてもよい
アメリカの空港に入るときのセキュリティは、靴を脱いで、それぞれバスケットに入れるなど、結構大変ですよね。これが、子持ち同伴となると本当大変で・・・なので、TSA preがあるとそういった煩わしさから解放されます。
TSA preは、親が持っていると子供(12歳以下)も適応されます。しかし、夫婦間はそれぞれ持っていないといけません。
そのため、先日アメリカ国内旅行で飛行機に搭乗したとき、グローバルエントリーを持っている夫と、子供は優先レーンを通りました。私は持っていなかったので、ひとりだけ一般レーン・・・。小さな空港だと、それほど差はないのですが、LAXのような大きな空港の場合は、一般レーン はかなり並ぶので、TSA preはあると便利です。
グローバルエントリー(Global Entry)は子供も必要
今回の申請で失敗で学んだこと・・・「子供の分も1枚ずつ必要」な点です。
空港によっては親がグローバルエントリーを持っていれば、子供は持っていなくてもいれてくれる場合があるそうですが(フォロワーさん談)、、、
LAは完全NGでした!
グローバルエントリーの申請方法
グローバルエントリーの申請は以下のサイトから可能です。
URLのサイトが.gov(ガバメント)になっているサイトか確認してくださいね。
私は永住権保有者として申請しました。
グローバルエントリーの申請ステップ
login.govのアカウントを作成し、今後その情報をもとに入力ができます。(途中保存可能)
▶︎Have you used any other names before?Yesにして、旧姓の名前を入力しました
永住権の情報、パスポート情報、免許証の情報
免許証情報、メキシコから陸路横断予定がある方は、車両の情報など。
過去5年から現在までの住所情報
過去5年の雇用情報
過去5年の渡航歴
過去の反正履歴など
支払いを終えると、「Wait for conditional approval」の表示になりました。
グローバルエントリーの費用
申請料:$100(2023年時点)
有効期間:5年
年会費が有料のアメリカのクレジットカードには、グローバルエントリーの費用をキャッシュバック してくれるカードがあるので、ご自身のカードをご確認くださいね!
すぐに「条件付き承認」になりました
2日ほど経過して「Conditionally Approved」にステイタスが変更になったとメールが入りました。
その後、面接を受けると、完了です。
グローバルエントリーの面接
Conditionally Approvedの状態から、グローバルエントリーの面接を終えると、完了となります。
面接の受け方は、二つあり、
①面接会場で面接を受ける
②アメリカ入国時の入国審査のときに面接を受ける
のどちらかです。
本来は、①を受けて、日本の一時帰国の前に、登録を完了してしまいたいのですが・・・
面接会場がまったくもって予約が取れない!!という現状です。涙
面接可能な会場が表示されますが、ロサンゼルスは年内の予約可能枠なし、カリフォルニア全域ほぼ枠なし。最短で取れるのが、アリゾナやテキサスの一部の会場のみでした。
そのため、今回は②のアメリカ入国時に面接を受ける、という方法が最短で取得する方法になりました。
このConditionally Approvedの状態では、TSA Preは使えないため、残念ながら一時帰国時の搭乗時は恩恵をうけれそうにありません(涙)
空港到着時に、グローバルエントリーの列にならびその場で面接を受けることになります。
面接の際の持ち物
面接の際には、以下に示す住所に居住していることを証明する書類を持参してください。
・運転免許証、住宅ローンの明細書、家賃の領収書、公共料金の請求書など
アメリカ入国時の面接の様子
2023年4月にアメリカに帰国したときに、グローバルエントリーの面接を受けました。
入国審査のグローバルエントリーレーンで、面接が受けられるんだろう、とおもっていたのですが・・・!!
設定が変わったのかどうかわかりませんが、ロサンゼルスの場合は、
入国審査は普通のレーンを通り、その後、荷物をピックアップして、出口近くの場所で面接でした。
これがまた超超超超超列で・・・自分の番にまわってくるまえに40分待ちました(泣)
子連れで、ワンオペで、荷物も持っての10時間のフライト後・・・これはキツかった・・・
面接後翌日には、以下の承認メールが届きました。
We are pleased to inform you that your U.S. Customs and Border Protection (CBP), Global Entry program membership has been approved. You can begin using the program immediately.
指紋認証が終わり次第、本カードが届くということでした。
グローバルエントリー(Global Entry)カード到着
グローバルエントリー(Global Entry)のカード本体は、面接終了後10日ほどで自宅に郵送されてきました!
次回の入国は使うぞ!