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アメリカのパスポート申請:受け取りまで&必要なものリスト【赤ちゃん・子供】

アメリカで子供のパスポート:申請〜受け取りまで&必要なものリスト

アメリカで出産した赤ちゃんの、アメリカのパスポートを申請し無事受け取りができました。申請から受け取りまでの流れをご紹介します。

目次

アメリカでパスポートを申請:アメリカ生まれの子供

アメリカで出産した子供の、「アメリカのパスポート」を取得しました。

取得する理由は、日本に一時帰国して、親に子供を会わせたいと思ってたためです。日本のパスポートも取得しますが、アメリカに入国する際は、USパスポートでアメリカ人として入国しなければなりません。日本帰国時は、入国審査で、アメリカと日本の二つのパスポートを提示するように言われました。考え方によっては、どちらかのみの属性で入国することも可能ですが、アメリカのパスポートも持っておいた方が良いだろうと考えて取得しました。

アメリカでパスポートを申請:バースサーティフィケイトを準備

アメリカで出産した子供のパスポートを新規作成する場合、アメリカの出生証明書・Birth Certificate(バースサーティフィケイト)が必要です。

日本の戸籍システムのような効力を持った書面で、ソーシャルセキュリティの取得、就学、パスポートの作成など、あらゆる公的手続きに必要な書面です。アメリカ人がSSNやパスポートとおなじくらい、大切に保管しているものです。

この出生証明書を入手することが、アメリカで生まれたという証明になります。

バースサーティフィケイトは、入院中に病院で手続きを行い、1〜3ヶ月後に引き取り・郵送などで取得します。

アメリカで出産!出生証明書の取得方法・ロサンゼルス

参考 :アメリカの出生証明書の取得方法

アメリカでパスポートを申請:申請場所

アメリカで、パスポートの新規・更新申請ができる場所は、

  • 郵便局
  • 裁判所
  • 図書館
  • パスポートセンター
  • パスポートエージェンシー(急ぎの場合)

などの施設で申請ができます。

最寄りのパスポート手続き施設の探し方は、Passport Acceptance Facility Search Pageのページで郵便番号を入力すると、近隣が表示されます。Hours of Passport Acceptanceに時間が書かれている場合は、予約なしで受付してもらえますが、By appointment onlyとなっている場合は、電話予約が必要です。

電話で予約はいやだ・むずかしい!という方は、郵便局HPのパスポートページや、各施設のサイトから、オンラインで予約もできます。

パスポート申請センター:予約時の注意

赤ちゃん連れの場合は、予約できるところ・パスポート専門の場所がおすすめです。

予約なしのパスポートセンターへ行ったら、雨にも関わらずビルの外まで長蛇の列。まるでDMVなみだったので、諦めました…。

できるだけは、パスポート発行が専門の場所のほうがおすすめです。

下記のとおり、証明写真がNGになってしまった場合、専門のパスポートセンターでは写真撮影をしてもらえます。郵便局などではパスポート写真撮影サービスがないことがあります。

アメリカでパスポートを申請:必要なものリスト

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パスポート申請書類【DS-11】

16歳以下の申し込みページ」から、「FORM FILLER」ボタンを押し、オンラインで入力していくと、項目入力済みのPDFがダウンロードできるようになります。

・子供のOccupation(職業)欄には、「child」と記載
・Employer or Schoolはなければ、スキップ
・Is This Your Permanent Address? NOの場合は別住所記載
・Preferred Method of Communication:念の為、メールと郵送両方をえらぶ
・Trabvel Plans:渡航予定の日付と国、無ければ空欄でスキップ可能
・Are you known by other names:無ければスキップ
・Mother Of Applican、Last Name (at Parent’s Birth):母親の旧姓を記載

記入後「Create Form」を押すと、DS11_Complete.pdfというファイルがダウンロードできるようになります。このPDFを、片面印刷して、サインをせずに持参します!

選択に出てくる、パスポートカードとは?

申請時に、「パスポートカード」というものがあります。通常は、不要なので、私は申請しませんでした。パスポート(ブック)のみの申請です。

Q. パスポートカードって何ですか?申請できますか?
A. パスポートカードは、メキシコ、カナダから陸路、およびカリブ海沿岸諸国、バミューダ諸島から海路でアメリカに入国する際にのみ、パスポートブックの代わりに使えるカードです。空路でアメリカに入国される際はカードではなく、ブックが必要です。
出典

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米国籍の証明

アメリカの出生証明書(Birth Certificate)を提出します。原本を提出しますが、数週間後に郵送で返却されます。しかし、アメリカの郵送事情は、不安定なので、最初から予備二枚以上発行しておくと良いですよ。病院で記載したものではなく、州やカウンティ発行の正式な出生証明書の原本が必要です。

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米国籍の証明書のコピー

2で用意した、アメリカ生まれであることを証明する書類=「Birth Certificate」の白黒コピーをとって持参します。レターサイズで、白黒印刷、片面印刷

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子供との関係を証明する書類

子供との親子関係を証明する書類には、両親の名前が入っている、アメリカ出生証明証(Birth Certificate)がつかえます。

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両親の身分証明書

両親の身分証明書は、カリフォルニア州発行の免許証(両親ともに)を持参しました。
念のため、両親のパスポートと、私のグリーンカードも持参しましたが、不要でした。

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両親の身分証明書のコピー

両親の身分証明書のコピーを提出することになっているので、家でコピーして持っていきました。白黒印刷でOK、免許証の両面をコピーすること

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パスポート用写真の撮影

アメリカのパスポートの写真のサイズは2インチx2インチのサイズです。(日本式とは異なります)

パスポート申請センターなどでは、写真撮影も別費用で行ってもらえますが、そういったサービスがない場所は、自分で持参する必要があります。

※以下詳しく

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パスポート作成費

費用は変動するので公式サイトをご確認ください。パスポート更新費用:The application feeと、パスポート新規作成時にのみかかる費用:the execution feeの合計が請求されます。チェックや現金を持参。急ぎの場合、郵送を早くするオプションも選ぶことができます。

上記を準備したら、申請センターに持っていきます。

赤ちゃんのパスポート用の写真撮影

パスポート写真は、CVSなどで撮影できますが、撮影と質が微妙です。お座りができる子供であればコストコはおすすめです。どの写真サービスを使うかは最寄りの場所で、しっかりチェックしたほうが良さそうです。

ePassportphotoに注意!写真却下になりました

他のブログをみて、オンラインの写真加工サービス、epassportphotoを利用しました。が、出来上がりをみてビックリ・・・にじみがスゴイ!!涙涙涙

案の定、係の人に「これではパスポート写真としては却下になる可能性が高い」といわれ、その場で$12支払って、撮影しなおしてもらいました。

ここで撮影できるなら最初からしておけばよかった〜!!

白いブランケットや紙をしいて撮影

赤ちゃんのパスポート用写真撮影は、携帯か手持ちのデジカメなどで撮影します。

パスポートセンターでは、赤ちゃんを机にしいた白い紙(画用紙)のうえに子供をのせて撮影しました。

カーシートや、バウンサーなどの傾斜のあるものに座らせてやる方法もやってみましたが、顔を正面から撮影するには寝かせるのが一番簡単でした。

赤ちゃんをまっすぐ向かせるのも難しいのに、新生児だと目が開きづらい〜!!

アメリカ政府のサイトを見る限り、新生児は完全におめめパッチリあいていなくても、よさそうです。なるべくは、目があいていて、口もとじているものをチョイス。

そのほかのパスポートの撮影規約はこちらを確認してください。

両親そろって、パスポート申請へ

16才未満の子供のパスポート申請は、「両親そろって手続きに行く」のがルールになっています。

どうしても難しい場合は、別途Notary(公証人)をとって「DS-3053」という書類を提出する必要があります。

Notaryは、専門の施設でサインを書いてもらうのですが有料で$15くらいかかります。

なので、それを取得する自体が面倒なので、なるべく両親そろって申請に行くのがいいと思います。

【体験談】パスポートの申請に行ってきた

最初は、土曜でも受付している、予約なしのパスポートセンターへ行ったのですが、

雨の日にもかかわらず、ビルの外まで続く長蛇の列だったので、諦めました。赤ちゃん連れには無理!!

そのため、あらためて予約をとって、パスポート専門センターへ。

前の人がいたので少し待ちましたが、手続き自体はものの15分ほどで終了しました。

上述のとおり、ePassportphotoを使ったら、写真を失敗してしまったので、係のお姉さんが、パスポートセンターの机の上で、子供の顔写真を撮影してくれました。

ぐずる様子もなく撮影しました。カメラを見ていたので、目がじゃっかんより気味だったけど、係員さんがOKとのことだったので、それで通しました。

赤ちゃんはパスポートのサインができないので、両親が代わりにサインします。

両親ともに、右手をあげて「この申請書に間違いはないことを誓います」と宣誓して、サイン。

実にアメリカっぽい申請方法だなーと思いました!

アメリカのパスポートの受領

アメリカのパスポートの申請方法

申請したパスポートは、4週間ほどで郵送で届くとのことでした。

パスポートを申請すると以下のサイトから、進捗状況が確認できます。

▶︎https://passportstatus.state.gov/

約4週間後に到着するとのことでしたが、3週間と1日(22日)で到着しました。

トラッキング番号がついている、プライオリティメールで、ポスト投函だったので、サインなどはいりませんでした。

バースサーティフィケイトは、別の封筒で、その3日後に郵送で返却されてきました。

この記事を書いた人

エミリー

LA在住ママブロガー

アメリカ生活12年目。英語力ゼロで単身渡米し、留学・就労ビザ/出版社勤務・国際結婚・海外出産を経験。アメリカの生活・育児情報をリアルな視点で発信中(累計1000万PV)
インスタグラム(エミリーinアメリカ)では1.5万人のフォロワーさんとつながってます
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