無人レジ導入で話題となっていた【Amazon Go】ですが、東海岸の一部の都市のみの展開で止まっており、残念ながら西海岸には出店してきていません。
2021年現在では、アメリカの一部の都市に、アマゾンの実店舗スーパーマーケット【Amazon Fresh grocery store】を構えており、そちらは順調に店舗数が増えてきているようです。
アマゾンの自動会計がとーっても面白かったので、レポートします。
アマゾンの実店舗スーパー「アマゾン・フレッシュ」
アマゾンの生鮮食品・スーパーマーケット部門の実店舗である「アマゾン・フレッシュ」。アメリカでは、注文から二時間で届くサービスを展開しています。こちらはその配送拠点と、スーパーマーケットを併設しており、デリバリー・ピックアップも可能。現在、カリフォルニア州、イリノイ州、メリーランド、ペンシルベニア、バージニア、ワシントン州に店舗があります。
私は今回、カリフォルニア・ロサンゼルス郊外のアーバインという都市にある、アマゾンフレッシュに立ち寄りました。
アマゾン実店舗スーパーの利用方法
アメリカのアマゾンの会員である必要があります。アプリに表示されている、 QRコードが必要です。
カートの中には、すでに二重の紙袋がセットされていました。そこの画面に、先ほどのQRコードをスキャン。
カートについているセンサーが、商品のバーコードをスキャン。一応、ちゃんと見える形で入れないとエラーになりました。入れる度に、ピコンと光ります。
お会計は、先ほどQRコードで連携したアマゾンアカウントに紐づいて支払われます。
(お酒の場合は、年齢確認があります)
隣に、通常型のお会計レーンがあったので、アプリが無い人はそちらから購入できるようです。
アマゾン実店舗スーパーは、生鮮食品もたくさん
アーバイン店舗は、かなり大きな店舗で、普通のスーパーマーケットと変わらない(もしくはもっと多い)品揃えでした。フルーツや新鮮な野菜も買えます。
もちろん、お肉コーナーもあり。
焼き立てのパン、ピザもあります。ケーキもたくさん並んでいました。ピザは一切れ、$1.79と格安。
アマゾンの入れたてコーヒー販売:エスプレッソマシン
量り売り商品の買い方
バナナなどの量り売り商品の買い方は、陳列棚に番号が書かれているので、それをカードのパネルに入力。個数をいれて、カートにぽん。
アメリカでは、バナナなどは好きな数をもぎとって買うことができます。
高級な商品も陳列棚に並ぶ
アメリカの一般のスーパーマーケットではみないようなお酒もたくさんあって、かなり種類が豊富でした。驚いたのは、一本60ドル以上や、中には200ドル超える商品が、鍵付きケースも無しの状態で、普通に並んでいます!
アマゾンのハイテク技術が使われているので、おそらく、誰が手にとっているのかすぐわかるんだと思います。
アマゾン・ゴーの進化版!アマゾンのリアルスーパーマーケットをアメリカで初体験:まとめ
アメリカのスーパーでは、カートサイズが大きいことや、買いだめをする人が多いので、お会計のレジに時間がかかります。お会計に20〜30分待つこともザラにあるので、このように、自動会計でサッと出れるのはかなり嬉しい。
アマゾン・ゴーのような自動会計システムが導入されたスーパーが、うちの近くにも出来たらいいのにな〜!出店に期待です!アメリカにいる方は、ぜひトライしてみてください!