アメリカで、ビザやパスポートの証明写真はどこで撮るべきか?とお困りの方に、体験談をシェアします。
以下の方法は、実際に筆者が利用して、無事パスした方法です(アメリカパスポートサイズ、日本のパスポートサイズ共に)
アメリカのビザ・パスポートの証明写真のサイズ
アメリカのビザやパスポート申請で使用される証明写真のサイズは以下のとおり。
主に以下の用途で使います。
- アメリカのビザ申請や面接(就労ビザ、国際結婚のための永住権申請など)
- パスポート申請(アメリカ生まれの赤ちゃん)
ちなみに、グリーンカードの新規申請時は、ビザと同じサイズを利用して提出しました。実際のカードに掲載される写真と、更新の申請の証明写真は、特定のイミグレーションオフィスで指紋採取と一緒に撮影されるので、自分では写真を用意しません。
海外旅行で証明写真の持参は必要ない!日本式のパスポート写真は、アメリカでも用意できる
すこし前の旅行雑誌のもちものリストには、万が一のパスポート紛失した場合、渡航先で緊急再発行用のパスポート写真をもっておくべきだ!なんていう、ことなかったですか?笑 留学時の持ち物リストにもあったと思います。
がしかし、先日気づいたのは、海外旅行で証明写真の持参は必要ない!ということ。
アメリカで日本のパスポートの切り替え申請をした際、アメリカ規格の証明写真が利用できました。
アメリカと日本の証明写真のサイズの違い
アメリカと日本の証明写真のサイズは異なります。がしかし、顔の部分のサイズは、アメリカの写真の最大枠にあわせて撮影すると、ほぼほぼ同じ大きさになるため、アメリカのものをカットすれば、日本式の証明写真がつくれます。
私は実際に、アメリカサイズ(コストコで撮影)したものを持っていって、日本のパスポートの手続きをしました。
領事館の方いわく、「顔まわりのサイズが同じなので、アメリカ式でもOK」とのこと。アメリカ式のものをカットせず(係の人がやってくれるので)そのまま持ってきてくださいと言われました。
ただし、アメリカの証明写真でありがちな、笑顔は、日本式ではNGなので注意してくださいね!
※以下のアプリでは、最初から日本サイズで撮影することも可能
アメリカで証明写真はどこで撮影できるの?
アメリカで証明写真は、
- 街のフォトスタジオ($15〜$30程、データをもらうことも可能)
- CVSなどの薬局
- コストコ
などで撮影し、印刷してもらうことができます。
パスポート紛失時に緊急に撮影する場合は?
日本のパスポートを紛失した場合は、日本領事館手続きになります。ロサンゼルス領事館には、近くには写真撮影できる場所がないので、CVSなどの薬局へ行ってくださいとのことでした。
アメリカのパスポートを紛失した場合、パスポートセンターで手続きします。そこでは、たいていの場合、係の人がその場で写真を撮影してくれることになっています(友人が体験済みです)。私の赤ちゃんの申請の写真の撮り直しも、そのパスポートセンターのデスクの上で撮影しました。
アメリカの薬局での証明写真は、失敗する可能性もある
アメリカでは、CVS・ウォルグリーンなどの薬局でも証明写真を撮影できます。
しかし、
- コストがかかる($7-8ドル〜枚数が必要な場合は、負担多い)
- 撮影する人は普通の店員なので、写真のプロではない
- 簡易撮影なので、こだわった撮影・修正は限られる
- プリンターの質が悪く、写真が荒い
写真却下になった失敗談でも書いていますが、他ブログで書かれていた薬局を使ったepassportphotoでは、写真が却下になりました。
なので、以下のように、自分で撮影してコストコで印刷するほうが、よっぽど綺麗に印刷できます。
アメリカで安く撮影してもらうなら、コストコがおすすめ
人に撮影してもらいながらも、安く綺麗な証明写真を撮影できる場所は、「コストコ」です。
コストコのパスポート写真撮影は、$4.99で撮影&写真が2枚もらえます。
コストコは、カウンター横の人通りの多い場所で、超サクッと簡単に撮影してくれます。
背景はロールスクリーンで、白背景をだして、1−2回のパシャパシャで終了です。30分ほどで用意してくれ、その間は店内をまわっていてもOK。
コストコのプリンターは、日本のメーカー(エプソン)が採用されているので、写真は日本並に綺麗です!
アメリカのサイズでも、日本の証明写真にできます。
アメリカで安く証明写真を印刷する方法は、スマホのアプリを使う
アメリカで、安くて手軽で綺麗な証明写真を印刷するなら、スマホのアプリを使う方法がおすすめです。
アプリ検索で「パスポート」などと検索するといろんなアプリがありますが、私がつかったのは、Passport photoというアプリです。
このアプリでは、アメリカの証明写真規格だけでなく、日本の規格でも撮影できます!(その他の国も)
アプリ内では、簡単な明るさの調整ができます。
このアプリでは、ガイドに合わせて撮影後、1枚のデータ保存するのは無料です。しかしそれでは、プリンターに流した時に、サイズが100%で印刷できない可能性があります。(自分で設定しなければならない)
そのため、「4″X6″の用紙サイズ」の有料オプションを使用します。これを購入すると、アメリカの写真サイズで一般的な4″X6″の用紙に、写真を割り当ててくれるので、正しいサイズで印刷できるようになります!
このデータをUSBなどに入れて、コストコに持っていくと、$0.17〜で印刷することができます。
なので、トータルで250円くらいで撮影でき、枚数が多いときも、ほとんど追加費用がかかりません。
もし、コストコ会員でなければ、「オフィスデポ」もおすすめです。写真データをUSBで持っていけば、1枚単位で印刷ができます。私が行っている店舗では、プリンターは日本のメーカーのリコーが採用されていますので、こちらもすこぶる綺麗です。
家庭用のプリンターで印刷も可能ですが、アメリカで販売されているインクジェットプリンターでは、にじみがでる場合があるので、極力は店舗にある大型プリンターをつかったほうがいいです。
証明写真を撮りたいときは、英語でなんといえばいい?
カウンターで「I would like to take my passport photo」などといえば、写真撮影してくれますよ!
アメリカの証明写真は笑顔ってホント?
アメリカでは、歯を見せるのが「スマイルの証」とみなされるので、
お子さんの記念撮影で、カメラマンは「show me your teeth」といったりするほど。
ですが、パスポートやビザの証明写真では、
Have a neutral facial expression or a natural smile, with both eyes open.
となっています。
歯を見せるほど笑うのはNGで、ナチュラルにほほえむくらいならオッケー!!ということ。
アメリカの履歴書に証明写真は必要ない
基本的に、アメリカでは履歴書(レジュメ)を送付する際に、証明写真を貼り付けて提出することはありません。
最近ではほとんどが面接の前に、オンラインで履歴書(レジュメ)を送信します。
日本のようなテンプレートはなく、各々がワードで作るので、レイアウトも自由です。そこにあえて、写真はいれてもいいけど、入れないことのほうが多いです。
日本式のように、年齢・血液型・趣味のような欄はありません。
まとめ:アメリカで証明写真を撮影するなら、今はアプリが最強
アメリカで証明写真を撮影するなら、今はアプリが最強ではないかと思います。
もちろん手ブレなどは気をつけなければなりませんが、携帯で撮影できるとすごく簡単!
赤ちゃんのパスポート申請したときは、自分で撮影して持って行き、それで発行できたのがよかったです。新生児を外に連れていき、撮影するのはかなりの難関ですからね…。
参考:アメリカで赤ちゃんのパスポートを申請する際の持ち物リスト!
アメリカには、日本とおなじように、コンビニに印刷プリンターがおかれていないので、USBにいれて、コストコやオフィス用品店にいくと、1枚ずづ印刷できますよ!
心配な方は、有人のフォトスタジオで撮影するのが確実だと思いますが、コスト面や手軽に撮影したいとおもっている方は、ぜひやってみてください!