アメリカ版メルカリの使い方！出品手数料が無料になったから不用品売却してみた

日本で人気のフリマサイト「メルカリ」にアメリカ版があるのをご存知でしょうか？アメリカ生活で必要なものや、不要になったアイテムが、簡単にスマホ上で売買ができます。今日はアメリカでメルカリを使う方法やその魅力について、私の体験談を交えてご紹介します。これからアメリカ生活を始める方や、既に住んでいるけどメルカリを使ったことがない方、必見ですよ！

というようなお声をいただくことがありますが、慣れると結構かんたんです！

アメリカ版メルカリの手数料が無料

アメリカ版メルカリも、日本版と同様に簡単に商品を出品・購入することができます。スマホ一つで手軽に売買ができるのは大きな魅力です。日本では既に多くのユーザーがいて、手軽に売買できるサービスとして人気です。

2024年4月より、アメリカ版メルカリの手数料が無料になりました。

アメリカで唯一、販売手数料がゼロのマーケットプレイスです。

ただし、支払い処理手数料（Payment Processing Fee）として、$0.50と取引価格（商品価格、送料、サービス料、消費税を含む）の2.9%が購入者に請求されます。以前は、販売者側にかかっていた費用が、購入者側にかかるように変更になっています。

アメリカのメルカリってどう？

日本では人気のメルカリですが、アメリカ版もあります。アメリカ版は青紫のロゴ「Mercari」。ポッシュマークやオファーアップなどの類似有名プラットフォームに続き、2024年5月時点では、アメリカのアプリショッピング部門45位にランクインしてきました。

Mercariのアメリカ市場での魅力は、利用者にとって非常に使いやすいプラットフォームを提供している点にあります。アプリで簡単に出品できるのが魅力です。

アメリカ版メルカリで人気のもの

日本語のえほん、アンパンマン系のおもちゃは在米日本人ママには結構人気で、高値で売れることがあります。自宅にある方はぜひ出品してみてください。

メルカリのアメリカ VS 日本：ここがちがう

私は過去に日本版でも販売した経験がありますが、ここが違うなーと思う点はこちらです。

送料が高いが、購入者負担でも問題なし

アメリカ版メルカリでは、主にUSPS（アメリカ合衆国郵便公社）やFedEx、UPSを利用します。出品時に配送方法を選択し、購入者が商品を購入すると、配送ラベルが自動的に生成されます。配送ラベルはメルカリのシステムから印刷可能で、簡単に発送手続きを行えます。国土が広いため、日本の一般的な感覚よりかは送料は高いように見えます。

日本メルカリの場合は、送料無料でないと売れにくいことがありますが、アメリカでは、購入者の送料負担でも売れます。

もちろん、送料を「販売者負担」で設定することも可能です

匿名配送ではない

日本の場合は、販売者も購入者も住所や名前が表示されず、匿名配送が可能ですよね。しかし、アメリカ版メルカリには、匿名配送機能はありません。メルカリのラベルを印刷すると、自分と相手の名前や住所が表示されています。

ハイブランド出品は、認証サービスが必要

Mercariでは、高級ブランド品をリストする際に、最大$5,000までの価格設定が可能です。ただし、$2,000から$5,000の間の価格でリストする商品には追加の身元確認が必要になります。さらに一定のブランドでは、「Mercari Authenticate」という第三者によって本物かどうかの検証が必要になります。このサービスは、高級バッグや靴、ジュエリー、時計などが対象で、商品が本物であることが確認されると、検証済みのバッジが表示されてリストされます。認証サービスは、別途費用がかかります。

やりとりは基本は英語

アメリカ版メルカリのカスタマーサポートは英語対応が基本です。日本語での対応は期待できないため、英語でのやり取りに不安がある方は、翻訳ツールなどを使うと良いでしょう。日本人が相手の場合は、メッセージが日本語でやりとりすることもできます。

アメリカ版メルカリの始め方

登録までの大枠はこんな感じです。スマホですぐにできるので結構かんたんですよ。

アメリカ版メルカリの売り方

アメリカ版メルカリでは、普通にリスティングして販売が成立することも多いですが、すぐに買い手がつかない場合は、以下もためしてみてください。

段階的に売価下げる【Smart pricing】

販売開始後、時間経過とともに段階的に売価を下げる設定です。ミニマム価格を設定しておけば、それ以下に下がることはありません。なるべく早く売り切ってしまいたい方におすすめの設定です。

自動で値下げ交渉に応じる【Smart Offers】

交渉文化のアメリカでよくありますが、オファーという値下げ交渉が送られてくることがあります。通常は、一定期間内に受け入れるかどうかの返信をしなければ、そのオファーは無効になります。

以下のように、自動で最低価格を設定しておけば、自動で対応することが可能です。

LIKEしてくれた人に【Offer to likers】

販売開始後、「Offer to likers」のボタンを押すと、ライクしてくれている人のみ、値下げの通知が入ります。

これらのオファーは、24時間以内に失効し、過去の最低価格より10％以上低いことが条件です。

アメリカ版メルカリ：発送のポイント

トラブルを避けるためにも、メルカリが提供している追跡機能（トラッキング）付きのラベルを利用するのがおすすめです。梱包は手持ちのものでも問題ありません。

メルカリ提供の配送ラベルを使う

出品時にラベルを登録している場合、指定しておいた配送キャリアでのラベルが発行されます。それを印刷して箱に貼り付ければOKです。QRコードでも配送が可能です。（選択しているラベルによる）

メルカリ提供のプリペイドラベルを使用した発送には、輸送中の紛失や破損に対して最高$200までの保険が含まれています。

指定配送場所にドロップオフ

配送キャリアのセンターにドロップオフをします。すでにラベルがあるので、窓口にならばなくても、集荷用ボックスに入れるだけでもOK。

箱がスキャンされると、トラッキングコードに出荷済みと反映されます。

アメリカメルカリの梱包：あると便利な発送グッズ

アメリカでメルカリ発送や何かの返品などで意外と利用する、発送・梱包アイテムをご紹介！

以前、UPSにレゴの空き箱で荷物を発送しようとした際、「明らかに中身がわかるような箱での受付がNG」と言われました。おそらく、配送時の盗難防止だと思います。そのため、発送の際は、アマゾンのような無地色の空き箱や、以下のような無地の袋などでカバーするのが良いでしょう。

プチプチ付き梱包用郵便袋

衣料品等に便利な配送用袋

段ボール用テープも一緒におけるテープディスペンサー

デジタル用はかり

封筒などの薄型から、大きめの段ボールまで計測できるタイプ

アメリカ版メルカリの売上金を引き出す方法

アメリカ版メルカリは、発送→到着→相手の評価→自分の評価を終えると、自分のアカウントに金額が反映される仕組みになっています。

日本版と同様に、売上金はメルカリ内のウォレットに蓄積され、銀行口座に引き出すことが可能です。

上記の２とおりの方法があります。

アメリカ版メルカリ

アメリカ版メルカリは、一度覚えると結構簡単にできます！日本版との違いを理解し、本帰国や断捨離の際はぜひ活用してみてください。