海外留学経験のある友達と話す、あるある話。
日本滞在中、「どこに住んでいるんですか?どんな仕事されてるんですか?」と聞かれて、
また、私が海外にいるというの聞きつけた人に、
「わたしも、留学したい(したかった)んですよぉー」
「どうしたら行けるんですかー?」
とよく言われる。
友人は応える。
「どうしたらって・・・ビザ取って、飛行機のれば行けるよ」っと。
そのままなんですが。笑
聞くだけ聞いて、行きたいという事だけは行って・・・結局”行かない人”が多いのなんの。
行くっと決めたら動くパワーがすぐ出せる人とは違い、「行きたいけど、行けない」。
このジレンマは、自分がそうだったから、よくわかります。
Study | My redhead friend’s dad doesn’t believe that she eve… | Flickr – Photo Sharing!
「行きたい」と「行く」のギャップの大きさ
よくある目標のひとつに「英語を高めたい」「キャリアアップのために留学したい」というのがあります。
年始には「やってやるぞ!」と思いたつのはいいけど、話を具体的に進めようすると、
「いやー、でも仕事辞めるのが・・・」「お金はどうしよう」「ビザのことよくわからない」
ってか、
「いまさら、いい歳して、海外留学してどうなるの?」
「今のキャリアをストップしてして、戻ってきたとき就職できるんだろうか?」
「正社員で雇用されるのが難しいこの世の中で、今のポジションを手放してもいいんだろうか。」
人間はいつも、動き出そうとする前に、「やらない理由」を見つけようとしてしまいます。
それが大きな変化であればあるほど。。。
そうそう。
わたしこそ、そうやって決定を先延ばしにしてきた張本人。w
だから、そう思う気持ちはよーくわかる。
「留学したいんです」とか「ワーキングポリデーに興味あります」と相談してきて、行かない人は、
その言い訳「行かない理由」を、行きたいという事以上に言うのです。
先日出会った、「30歳までにはワーホリ行きたい」というネイリストさん。
「30歳までには行きたいな。でも海外ってちょっと怖いし、なによりまだ英語も話せないし。。。
ああーでも、こんな風に田舎で、やっすーい給料で、ネイリストで働いててなんの為になるのかかわからない。」
海外へ行くことが、日常の不満からの逃避のようです。
そのため、思ってはいるけど、(実際は)行かない。
行ってよかったと思える、今
わたしに今言えるのは、「私は、アメリカに行ってよかった」ってことです。
友達が言ってくれる、「アメリカ行って、いい表情をするようになったね」っという言葉がなによりもうれしい。
アメリカに行って、世界や、個人の価値観も当然広がった。
その中で、一番変化があったのは「自分」だと思う。
自分のキモチをもっと素直に表現したりすることができるようになった。
今では働けるようにもなりました。
私はそこそこ大手の会社で会社員を5年してました。
当時は、晴れでも雨でも満員電車に乗って会社に行って、毎日似たようなルーティーン。
仕事内容は好きでもなんでもなかったので、残業するのが嫌いだった。
だから、パソコンを駆使し効率的に仕事をするようになり、定時前に仕事を終わらせ、チャイムと同時に帰宅するような人でした。
気付いたら難関なパソコンの国家資格も取れていました。
そのまま働いていれば、ボーナスもプライベートな時間もたっぷりの生活だったかもしれません。
それでも、ずーっとこころの中にひかかっていた思いがありました。
「アメリカに行きたかった」
18歳のときに、一度試みましたが、親の反対により断念。
それからずっと行きたいけど…無理だなっと、諦めていました。
ずっと叶えたい夢は、叶えるまでついてくる
20代半ばで、結婚するorしないという人生の岐路についたとき、改めて自分の人生について考え直しました。
そして気付いた。
”ずっと叶えたい夢は、叶えるまでついてくる”ということ。
それをしない人生が私の人生なのか?
決めるしかない。
・行く
選択肢1)期間限定で留学する
選択肢2)旅行として行く
この場合、「行かない」という選択肢はないんです。
大人留学だからこそ!留学の楽しみ方はいろいろ
私は、大人になり、”社会人を経験した人だからこそ”、留学はより楽しい。と考えています。
多少自由にできるお金があるので、好きなものを買えるし、好きなことができる。
バーに行ってヒヤヒヤせずに、お酒も楽しめる。
自分にとって、これは合う合わない・正しい正しくないの判断も、大人としてしっかり考え行動に移すことができます。
「こういう事ををしよう」と思って行く、留学はとても意義のあるものになります。
ぼんやり「留学したいなー」「海外行きたいなー」と思ってる人にお勧めなのは、何を目的にするかというのを考えてみるのをお勧めします。
そういうと、マジメな回答が出てきそうですが、目的が「遊び」でも「結婚」でも「卒業」でも、個人がハッピーならそれでいい。
■英会話をならうための、語学留学
日本で英会話習得するのは、難しい。いっそ海外に出て、その環境下で猛特訓。
学校の友達と、観光名所をめぐって旅行気分にも!
■キャリアアップのための、語学留学
TOEIC強化クラス、ビジネス英語クラスを併設している語学学校もあります。
■結婚活動のための、語学留学
実際にあった話ですが、20代バリバリ働いたけど、いい男性にめぐり逢えなかった30代の女性。
一念発起して念願の語学留学。貯蓄があるので、学校生活や趣味、遊びをものずごーーーーーくエンジョイし、その後、出会ったアメリカ人と結婚。
大人のほうが、経済力もあるし、ある意味遊び方を知っているというか・・・笑
■海外の大学(院)を卒業する
達成すればすばらしいキャリア間違いなし!日本の大学とは違い、学費が高く卒業が難しいですが、単位移行をうまく活用するのがベター。
クラスにハーバード大学院を志す生徒がいましたが、彼は30歳で奥さんと子供もいる身でした。会社を辞め、志す姿は他の生徒と気合が違います。
■資格取得
ヨガ留学。アメリカでは、有名なヨガの先生の資格をとることができます。
看護師のライセンスを取得し、現地で働く。
アメリカのCPA(会計士)のライセンスを取得。日本の会計の考え方は、アメリカのものが元になっているので、わかりやすい。
などなど。
留学の目的は人それぞれ。
行く行かないも、人それぞれ。
でも、叶えたい夢は、叶えるまで付いてくる。
それだけです!
やるかやらないかを考えないで、どうやるか!を考えよう。