アメリカに暮らすなら、どの程度の英語力が必要なのだろう?と、これから渡米を考えている人には、心配な方も多いと思います。
日本人は、英語の文法と読解は得意な人が多いですが、リスニングとスピーキングが苦手な人がおおいですよね。
どの言語でもそうですが、”話していることを聞き取れて”→”答える”の繰り返しが、会話です。つまり、リスニングとスピーキングができないと、生活上かなり大変になります。
行ってからなんとかするタイプの人もいますが、私の経験では、”日本で最低限の英語(とくに英会話)は絶対、勉強しておく”ほうがいいです。
多民族国家のアメリカでは、外国人だから〜と、融通してもらえることはまずありません。アメリカ生活にスムーズに入る第一歩の練習は、渡米前にしておかないと、確実に置いてかれてしまいますよ。
\ 渡米前の英語学習におすすめ /
【感想】英語教材、ネイティブイングリッシュに挑戦
今回は、実際にアメリカで生活する私が、英語教材「ネイティブイングリッシュ」に挑戦し、
アメリカ生活に必要な英会話力を鍛えるのに見合っているか、その真価をレポートしたいと思います。
ネイティブイングリッシュは、日本で発売されている英語教材です。
「一日6分で楽に話せるようになる」がテーマになっていて、口コミの評判がすごくいい!
アメリカで生活していると、「いい英語の勉強法ない?」と聞かれることが多いんです。こういった英語教材(英会話教材)は、実際どうなんだろう?と思い、挑戦してみました。
気になる中身は、
通常版(青)CD18枚と、テキスト192ページ、
ビジネス版(赤)CD4枚と、テキスト32ページ
で構成されています。
英語のテキストって、重いと持ち歩くのが大変・・・と思ったのですが、
このネイティブイングリッシュのテキストは、
すごく軽い〜!!
DVDケースサイズの本。
コンパクトに内容がぎゅっと詰まっていて、混雑した電車内でも開くことができるサイズです。
勉強は1日1ページ、1テーマ。6ヶ月分。
テキストの中身は、「英語を話せるようになる」ことに特化されています。
1ページの内容は約6分。シチュエーション別で会話がまとまっています。
これだと、1度の学習に短い時間しかとれなくても、大丈夫。回数を重ねることで上達できます。
一回分が長すぎると、買った日だけやって、あとは続かなくなっちゃうんんだよね〜(^◇^;)(行かなくなるジムみたい!笑)
英会話を始めたいけど、何から始めればいいかわからない人には、こういった1日ひとテーマですすめると、勉強迷子にならずに済みますね!
< こんな人におすすめ >
英会話初心者 / 仕事で英語が必要になった人 / スピーキングの基礎をつけたい人 / 外国人旅行客に対する接客が増えてきた方 / 海外へ行くとどうしても口数が少なくなってしまう方 / アメリカなどの海外に留学・移住・旅行を検討している人
特に、英会話を始めたけど、
「会話のストックが無くて、言葉がつまってしまう人」は、こういった教材で、シーンごとのフレーズを覚えてしまうと会話がすごくスムーズになります。
また、留学や海外赴任を控えている人にとっては、このネイティブイングリッシュの会話は、“話せて当然レベル” = 生活に必須レベルなので、まだそのレベルに達していない人は、丸暗記して海外に行かれるのをおすすめします。
会話は、相手が何を言っているかわからないと成り立たない
最近、日本ではたくさんの外国人観光客を目にするようになりました。
特に京都などの海外からの旅行客が多い観光地では、レストランの店員さんや駅員さんでさえも、英語で対応せざるをえない様子です。
しかしながら、英語が苦手なニッポンジン・・・
メニューを指差し「ディス?ビール?イエス?」というのが精一杯。
外国人のお客さんには、 How may I help you?、どこから来たの?とか、京都はどこがよかったですか?などコミュニケーションまでできれば素敵ですが、なかなかそこまではできていない人が多いです。明らかに困っている外国人観光客をみても、英語が話せないから助けてあげれない、と見ないふりをして過ぎ去った人も多いのではないでしょうか。
本来であれば、
日本人は中学高校から少なくとも6年は英語を勉強しているハズ・・・
それなのにどうしてこうも「英語?!何言っているかわからない!話せない!」というアレルギー反応になってしまうのでしょうか?
その理由は、とても簡単。
リアルな英語の会話を聞いて、口に出してみる機会が、ものすごく少ないからです。
日本は単一国家(民族が基本的に日本人だけ)の国なので、自分から英語に触れようとしないと、なかなかリアルな英語にたどり着けません。
英語の上達には、「時間」の絶対数がものをいう
アメリカに留学する前のわたしは、TOEICのスコアは最低でした。すごく恥ずかしいのですが、300点くらいです。笑
リスニングは、部分的に単語が聞き取れる程度で、解答はほとんどカンでと丸をつけていました。
アメリカ生活5年目の、今のレベルから振り返ると、当時は会話の5~10%くらいしか聞き取れていません。
どうしてアメリカにきてから英語(とくにリスニング)が伸びたのだろうと考えると、やはり一番の要因は、英語に触れている「時間」です。
要するに、日本にいるときは、英語の練習がまったくできてなかったのです。
渡米後は、自分の英語への勉強不足を目の当たりにしました。
辛かったのは、相手が目の前にいるにも関わらず、”何を言っているかわからない”ということ。
実際の生活では、今まで学校で習った英語とは、スピードも表現も違いました。発音も、人や人種によって、全然違って聞こえます。
目の前の人が言っていることがわからないと、すごくすごく焦るんです。
”何か反応しなきゃ!”と思うのに、聞くだけで精いっぱい・・いつもパニックになっていました。
留学しなくても、リアルな英会話の勉強はできる
英語学習は、たくさん触れたほうがいい!やるだけやったら成果がでる!というのは、周知の事実です。
しかし、
「頑張ろう!!!」と意気込んで、英語の本を一冊買っても、
なかなか一冊やりきれたためしがありません。
どうしてでしょうか?
市販のCD本での独学で、困ることはこんなときです。
- レベルによっては、順にそってすすめられない(理解できない部分があると止まってしまう)
- すすめ方がわかわらない(途中で飽きてしまう)
- 一回分のボリュームが大きいと、そのうち時間が取れずにやらなくなってしまう
- 教科書的で、ネイティブが使うリアルな会話ではない(勉強しても、実際に使えない)
- 付属のCD音源はゆっくりスピードなので、実際の英会話ではついていけない
特に日本の英語市販本は、「多聴の本」「多読の本」「文法の本」「長文の本」・・・と、それぞれ勉強の役割が分かれている商品が多い。
でもこれって、机上の学問でのスコアアップには役立ちますが、実際の英会話では役に立たないんです。
英語を話せるようになるには、部門ごとに分けずに、バランスよく積み重ねて力をつけていく必要があります。
そのため受験勉強の際に、単語暗記が得意だった人は、案外”リスニング”はできたりします。
でもやはり、「英語が話せる」とは言えません。
実際の英会話を、”たくさん聞いて、意味を理解し、たくさん真似すること” が一番の近道なんです。
ネイティブが実際に使う会話集で、
英語耳(リスニング)を育てる練習、
英語を話す(スピーキング)練習、両方をサポートしてくれて、
自分のペースでできる
ネイティブイングリッシュ
おすすめしたい英語教材 No1のネイティブイングリッシュの中身とは
ネイティブイングリッシュは、20代〜60代におすすめしたい英語教材No.1なんだそうです。
それは一ヶ月間挑戦してみて、「たしかに~!」と思う部分がありました。
私が思う、もっとも確実な英語学習は、
英語を聞く → 意味との紐づけ → 口慣らし(使う) → 定着までのルートをひたすら繰り返し行うこと。
特に、間違っていたらどうしよう?、この動詞に続くのはTo?forだった?と、不安になってしまう人は、そもそも「口慣らし」が足りていません。
実際に声で出す練習をしていると、フレーズはセットで覚えているので、考えなくても出てくるようになります。受け身の日本式授業で、高得点がとれていたタイプの日本人は、特にこの部分が弱いなと感じます。
発声していないと、絶対に通常生活で出てこないので、繰り返し声に出すのは重要です。
その点、ネイティブイングリッシュは、リスニングだけでなく、スピーキングも練習できるように工夫されています。
効率的なネイティブイングリッシュの学習の進め方
【1】Listening CD【通常版】を聞く
ネイティブイングリッシュのListening CDは、
高速英語 → 高速日本語 → ナチュラルスピード英語 → ナチュラルスピード日本語
まず英語が読み上げられ、次に日本語で読み上げられます。一曲の中に、高速バージョンと、ナチュラルスピードバージョンが収録。
【例】英語(Where are you from?)→ 日本語(出身はどこですか?)
そのため、テキストを見ながらでなくても、”英語の音”と”意味”を紐づけて、覚えることができます。
★アメリカ移住者としてリアルな評価★
たまに「意味はわからないけど、英語のテレビや洋楽を聞き流しているのよ~」という人に出会うのですが、本当に英語を勉強したいというのであれば、単なる聞き流しはおすすめしません。なぜなら、大人になってから英語を習得する場合、第一言語の日本語で脳内が形成されているので、単純に英語を聞いても、音の「意味」を理解しなければ、それは単なる雑音でしかありません。子供は、その状況(意味)と音をリンクさせて言語を習得していくので、大人の学習であっても、意味と音の紐づけをいかに効率的に取り入れられるかが、英語習得のポイントです!このネイティブイングリッシュは、英語と意味を一緒に聞くことができるので、
一回の再生で、音と意味の紐づけ / リスニング力アップ
両方が一度にできるので効率的です。先に高速音声、そのあとにナチュラルスピードで収録されているので、最初に聴き取れなくても、ナチュラルスピードで再確認できます。(戻るボタン押さなくてもオッケー!)
【2】Speaking CD【通常版】を聞きながら、ブツブツ言う
Speaking版のCDは、Listening CDと同じ内容が、低速と高速スピードで読み上げられます。
ナチュラルスピード日本語 → 低速英語 → 高速英語
【例】日本語(何人家族ですか?)→ 低速英語( How many people are in your family?)→ 高速英語( How many people are in your family?)
※英語が二回ゆっくりながれるので、その合間に声を出しながらシャドーイング
★アメリカ移住者としてリアルな評価★
リスニングCDは、日本語の意味のあと、2回英語が続くので、意味をとることと、英語の口慣らしが一緒にできます。日本人の場合、It’s will be rainningのようにLLが二回かさなっている部分や、Thの発音は難しく感じるので、ゆっくり聞きながらネイティブの発音になれるのが大切です。
今まであらゆる英語CDを聞いたけど、この日本語→低速英語→高速英語は、素晴らしい!よく考えられている~!こんな英語CDは初めて!
【3】ニュアンス解説CD ネイティブが英語の微妙なニュアンスの違いを知る
ネイティブイングリッシュの会話は、ネイティブがよく使うもの/実際に使いそうなシーンがたくさん収録されています。
このニュアンスCDは、英語を学ぶ日本人が陥りやすい失敗や、海外で気になる不安点が解説されています。
ラジオ番組のように語られているので、通勤時間など、空いた時間に気軽に聞けて楽しい!
★アメリカ移住者としてリアルな評価★
音源のDJは、Michael Rivasさんというアメリカと日本のハーフ。MCとして活躍し、カリフォルニアのバークリー大学卒業とのことで、アクセントがなくすごく聞きやすい英語だと感じました。※英語にも地域によってアクセント(方言)があり、人によっては聞きにくいですが、とても聞きやすいです。日本の文化をよく知っているので、日本人が気になるポイント「ひとりでホテルの受付にタクシーを読んで欲しいときの表現はどうすればいい?」などに答えてくれます。
Can you call me taxi ? と Can you call me a taxi?の違いなどは、言われると確かに〜と思い、聞いていておもしろいですよ!そのほか、海外では支払いの際に、チップが必要であるとか、人によっては40ドルは、ダラーではなく、バックスでいうとか、海外が初めての人にはぜひ聞いてほしい内容がたくさんあります
【4】ナチュラルスピードで英語のリスニングの仕上げ
上記のリスニングとスピーキングCDが、ひととおり終了したら、ナチュラルスピード版のCDリスニングを仕上げます。日本語訳はなく、英語のみのCDです。
自分がどこまで理解できるようになったかチェックできます。
★アメリカ移住者としてリアルな評価★
このナチュラルスピードCDは、アメリカ生活ではナチュラル~やや遅めのスピードです。実生活ではさらに早いことが予想されるので、少なくともこのナチュラルスピードCDのレベルは、聞けて当然にしておきたいところ!英語は発音の際に、省略される音が多いので、基本の知識がないと、全体の意味が拾えません。
このスピードで聞こえたものをノートに書き出す勉強もおすすめ。
通常の市販本は、ナチュラルスピードのCDしかついてこないですよね~。
【5】テキストを見ながら、フレーズの解説を学ぶ
1日1テーマのこのテキストには、ネイティブが日常会話の中で、頻繁に使うフレーズがまとめられています。
例文だけでなく、さらに英語への理解と表現の幅が広がる解説があります。
【例】
Do you have any brothers and sisters? 兄弟はいますか?という質問ですが、
「きょうだい」が男か女かわからないので、実際にアメリカでは、ブラザース&シスターズよりも、
Do you have any siblings? (シブリングス)として聞くことが多いです。
とか、
Where are you from? 出身はどこですか? という質問は、
where do you come from?だと現地出身ではない外国人に対して出身地をきく。
など、少しの表現の違いでもニュアンスが変わってくるフレーズでかつ、実際に使いそうなフレーズが収録されています。
★アメリカ移住者としてリアルな評価★
フレーズの解説は、アメリカで生活している私でも「ふむふむ・・・」と、勉強になることがたくさん。
海外在住社の場合、なんとなく音の雰囲気だけで聞いてしまっているフレーズも、しっかりテキストを見ながら音を聞くと、気づきを与えてくれます。
ネイティブイングリッシュのテキストは、本当に生活で使うフレーズが凝縮されています。コンパクトで軽いので、市販の本より断然持ち出しやすいです。
ちょっと高い?!ネイティブイングリッシュの値段
これから英会話を学びたい人には、たしかにおすすめだ~!!と感じた英語教材ですが、
値段はちょっと高いと思う人もいるかもしれません。
私は自分で試してみた結果、値段は高いとは思いませんでした。
大きな理由は3つ。
(1)月5000円を6ヶ月と思ったら安い
私は自分の将来のために、自己投資は収入の月2割までを目安にしています。本もだいすきなので、定期的に購入しています。
ネイティブイングリッシュは、6か月分構成になっているので、5000円を6か月と考えると、手を出しやすい価格設定です。
もちろん勉強しなくなったり、身にならなかったら高いですが、それはどんな勉強も同じ。このテキストはしっかりやれば身になる内容です。
(2)海外での費用に大きな差が出る
ロサンゼルスの有名大学 UCLAに付属する語学学校( UCLA Extension )で英語を学ぶ費用はいくらかご存知でしょうか?
対面授業で、入学金300ドル+4995ドル!つまり、約50万円です。テキストや渡航費、生活費用はもちろん別で、学期ごとにレベルをあげていくため、日常会話ができるまで、早い人で3~4タームはかかります。
海外に行ってから、英語をなんとかしようとすると、お金がかかりすぎてしまうだけでなく、「現地でやりたかったこと」や、「現地の人とのコミュニケーション」が十分でないまま、海外での時間が過ぎてしまうことも多いです。有意義な留学や海外赴任のためには、ぜひ日本で、あらかじめ英会話力の底上げをしてきてください。
3)効率よくレベルアップできる
ネイティブイングリッシュは、リスニングとスピーキング、ネイティブのニュアンスやシーンごとの理解など、
日常英会話に関しては、この教材だけで勉強できます。
なので、自分で手当たり次第、勉強するよりもずいぶん効率がいいです。
効率がいいか悪いかは、自分の時給で考えてみてください。もしあなたの時給が、993円だったら、このネイティブイングリッシュは30時間に相当します。
英語本を手あたり次第に挑戦しては、続かず・・・
どの教材だったら自分が英語を習得できるだろうか・・・
悩んでいるだけで30時間過ぎていませんか?
ネイティブイングリッシュなら、その悩む時間なく、学習に集中できますよ!(*^^)v
60日間の返金保障がついていて、2年間はメールサポートがつくので、挑戦してみて損ナシです!!
しかも「ビジネス版」のCDとテキストもついてます。
\ 渡米前の英語学習におすすめ /
ぜひ、ネイティブイングリッシュで、英会話に挑戦し、ネイティブとのコミュニケーションを楽しんでください(*^-^*)