せっかくロサンゼルスに居る/旅行でくるのだから、おいしい食事で、楽しい思い出を作りたいですよね。
しかしながら、心配なのは…
味がまずい・店員の態度が悪い・不衛生・お腹が痛くなった・治安や雰囲気が悪い・ぼったくり価格
・・・など、異国の地ならではの心配が。
家族旅行で子連れで来ている人は、特に心配も多いと思います。
ガイドブックに載っているレストランは、旅行者向けで価格が高かったり、実際は、期待どおりのお店ではないことも。
”現地に住む人達が、食べているもの(で、おいしいもの)を食べたいんだ!”
そんなあなたに、ロサンゼルスで、失敗しないおいしいレストラン選ぶ方法をご紹介。
まず口コミサイト/Yelpで検索しよう
アメリカには、大人気の口コミサイト “Yelp“というWEBサイトがあります。
読み方は「イェルプ」で、ローカルの人で知らない人はほぼ居ないと思うくらい、アメリカでは浸透していて、アメリカのほかの州でも使えます!
実際に私はハワイでも使っていました!
YELP
リンク:https://www.yelp.com/la
おすすめ度:★★★★★
わかりやすさ:★★★★★
使いやすさ:★★★★★
利用層:オールジャンル
おすすめの使い方:アプリダウンロード、マップ表示
ページ上部の赤いラインのところに、
Find: 探したいものを入力 Dinner, Lunch, Japanese, pho など
Near: 探したいエリアを入力 los angels, Santa Monica, Torrance などを入れて検索します。
*FindにMichelin star restaurantといれると、ミシュランガイドで登録されたお店が出てきます。
私が日本にいるときは、ぐるなびやホットペッパーをチェックすることが多かったのですが、Yelpも同じように、現地の人むけの情報源です。
違いは「口コミが主体」であること。
ぐるなびやホットペッパー等のように、広告主からの情報を集めたものではなく、Yelpは、一般の人が「あ、新しいお店(企業)が出来てるなー」と気づいたら、Yelpに住所や詳細を書きこみしていきます。お店版ウィキペディアみたいな感じ。「食べログ」のもっと更新頻度がスゴイやつ。もちろん、管理運営会社はありますが、広告用の良い評価のみではなく、批判的な口コミもガンガン表示されます。
そのため、出店側としては、評価が気になりますね。笑
レストランや企業を、☆5段階で評価します。
着目すべきは、口コミ数X評価の☆の数
小規模なレストランが多い中、口コミが100件を超えるのはなかなか評価が高い。注目されている話題のレストラン。
口コミ3件で☆5つの評価よりも、口コミ100件で☆4以上の場合は、失敗が少ないレストランだと言えます。
私の個人的な意見では、自分が訪れたところはすべて「Very Nice!!」だと信じている人も多いので(笑)、少数の☆5評価より、口コミ数が多く批判的な意見も多少ある方が信憑性があります。
日本人の味に合うかは、ジャンルにもよるので相対的に判断しましょう。
(最近では日本語対応されて、日本語の口コミもでてきましたよっ!)口コミをする人は、たくさん口コミ投稿するとYelpから表彰されるそう。
ちょっと奮発した外食なら、Zagat Surveyもチェックしてみよう
あの有名なザガット・サーベイ(Zagat Survey)のロサンゼルス版もあります。
Zagat Survey
リンク:https://www.zagat.com/los-angeles
おすすめ度:★★★
わかりやすさ:★★★
使いやすさ:★★★
利用層:やや高級
おすすめの使い方:アプリダウンロード、マップ表示
ザガット・サーベイ(Zagat Survey)とは…
1979年に発行されたニューヨークのレストラン案内書に始まった評価システムである。現在では世界70都市以上のレストランを始め、ホテル、航空会社、映画など各種の格付けを行いガイドブックとして発行、またインターネットで開示するなどしている。
Zagatで出てくるレストランは、雰囲気が良い感じのお店が多いです。
大衆的な店はそんなに乗っていないので、少し価格帯が上がりますが、日本食以外のおいしいお店を見つけるのにはもってこい。和食のお店は、高級店が多く並んでいます。
評価は、
FOOD(味)・DECOR(内装)・SERVICE(サービス)・COST(平均単価)で評価され、
単価以外は、30になるほど高評価だと言えます。
右上にマップがあるので、場所を見ながら探せます。
これから流行りそうなレストランに行きたいならEater LA
これから流行りそうなレストランに行きたいならEater LAがおすすめ!
Eater LA
リンク:https://la.eater.com/
おすすめ度:★★★★
わかりやすさ:★★★★★
使いやすさ:★★★
利用層:流行りに敏感な人
おすすめの使い方:WEBサイト、英語
月に5100万アクセスを誇るLA EATER。ロサンゼルスのレストラン系ニュースサイトで、とにかく情報を出すのが早い。
まだ工事中のレストランから目を付け始める素早さ。
「お得なランチをやっているお店」、「今イケてるコーヒーバー」など、特集としてまとまっているので行きたいジャンルがあると探しやすい。
ロサンゼルス情報局の日本語での紹介サイトは写真が魅力的
ロサンゼルス情報局が更新しているサイトは、写真がすごくきれいで美味しそうで行きたくなる!
ロサンゼルス情報局
リンク:https://jp.discoverlosangeles.com
おすすめ度:★★★★★
わかりやすさ:★★★★★
使いやすさ:★★★
利用層:行きたいカテゴリがある
おすすめの使い方:WEBサイト、日本語、SNSが日本語で更新されている
「テーマ別&シーン別-個性派レストラン」「セレブ御用達&ラグジュアリー レストラン」など気になるレストランのまとめがあります。
ツイッターもおすすめ!https://twitter.com/losangelesjp
ホテルや観光名所を起点に探すなら、トリップアドバイザーが便利
観光でロサンゼルスへ来るときは、軸になるエリアができると思いますが、その周辺で探せるので便利。
トリップアドバイザー
リンク:TripAdvisor (トリップアドバイザー)
おすすめ度:★★★★★
わかりやすさ:★★★★
使いやすさ:★★★★
利用層:ホテルと一緒に予約が便利、観光地やホテルの近くで探せる
おすすめの使い方:WEBサイト、日本語
ホテルと一緒に予約ができるので、家族旅行や出張にも便利。日本語で書かれた口コミが多いのが嬉しい。日本人として旅行に行った際の気づきはかなり役立ちます。
和食なら、日系情報誌フリーペーパーをチェック
日本の両親がしばらくLAに滞在することになったとき、
「ハンバーガーやピザなど、数回はOKだけど、毎回は正直ちょっと・・・」と言われました。
“人種のるつぼ”ロサンゼルスでは、日本人の味にしっくりくるレストランに連れて行ってあげることが可能です。
まず押さえるポイントは、 “Japanese”という分野のレストランが、二種類あるということ。
タイプ1
<アメリカ人向けの味つけで、主に日本人以外が経営もしくは調理しているお店>
看板に「SHUSHI, TERIYAKI, UDON」等の文字がでかでかと書いてあり、メニュー内容がミックスしている感じ。TO GO(持ち帰り)をメインでやっていたり。
アメリカナイズされた日本食では、スプーン付のお味噌汁にびっくりすることもありますが、お味はなかなか、おいしいところもあります。10ドルほどでお腹いっぱいにできることが多いので、ランチにもおすすめです。
タイプ2
<日本人向けの味つけで、主に日本人が経営もしくは調理しているお店>
客層は日本人や、上記以外のJapanese Foodを知っている人。
居酒屋のように、少量をみんなでシェアして食べる文化がアメリカにはあまりないため、
アメリカ人なら、注文した一品の量に驚くでしょう。
満腹になるまでたくさん注文したら、結構な金額になるので、日本食は高いというイメージがあるかもしれません。
上記のような、日本人向けの味つけで、主に日本人が経営もしくは調理しているお店に行きたい場合は
日系情報フリーペーパーに日本語で広告が出ているので、それをチェック。
→→ ロサンゼルス ライトハウス
月2回発行、日系スーパーや日系レストランに配布
https://www.us-lighthouse.com
→→ Weekly LALALA
毎週金曜日発行、日系スーパーや日系レストランに配布
バックナンバーからWEBでも読めます(後半がレストラン記事)
上記のようなフリーペーパーに広告を出しているお店は、集客対象が日本人向けなので、失敗が少ないです。
ロサンゼルスの日本人が居そうなお店にはほぼ確実に配布されているので、チェックしてみてください。
日系スーパーのNijiya market, Marukai, Mitsuwa もしくはDaisoなどです。
→→ びびなび
https://losangeles.vivinavi.com/
というインターネット掲示板でも、日本人の経営するレストラン検索ができます。
アメリカ在住の人のブログも参考に!
イマドキのおしゃれなお店や、雰囲気の良いお店、人を連れていきやすいお店は、現地の人がよく行くお店でもあります。
ロサンゼルスには日本人も多く住んでいるので、日本人ブロガーをたくさん見つけることができます。
→→ ロサンゼルスブログランキング
https://overseas.blogmura.com
和ごころLAの場合は、
日本人の味に合いそうな「日本あじ度」を5段階で評価しています。
あと、まずかったお店・お腹を壊したお店は、それを名指しでは書いていませんが、掲載しないようにしています。
これは著名なブロガーさんに言われ、見習っています。著名な人ほど「まずかった」とは書けないので、書かないようにしているので、頻繁に名前があがっているお店は確実に美味しいお店です。
現地の人にお勧めを聞くのはどうなの?
現地の人にお勧めを聞いて、食事するレストランを選ぶ場合、「誰に聞くか」がでかなり違ってきます。
わたしは、ユタ州の牧場など、田舎へ行けばいくほど、現地おすすめレストラン・おすすめ料理を思い出のひとつとして、聞くようにしています。
しかしながら、”美味しい”を求めて、ローカルの人にお勧めを訪ねるのはハードルが高いかもしれません。
ロサンゼルスには、かなり多国籍な人種が生活しているので、人によって「美味しい」と感じるものが全然違うからです。
アメリカの市販食品には、MSGという旨み調味料が使われていたり、保存料・加工調味料が多く入ってるので、”味が濃くないと、味がしない”と感じるアメリカ人も多いようです。
ゆえに、自然・天然食品を常に摂取している日本人がもつ、繊細な【旨み】の感覚自体を、もともと知らない人も多く、味覚のずれがあるのは、文化の違いとして仕方のないことです。
※ロサンゼルスでは、ローカルの人は「白ごはん」に醤油をかけて食べるものだ、と思っている人が多いです。
※ラーメンはすすれないので、レンゲに乗せて食べます。
ぜひ、旅行で来た際、日本食に行くことがあれば、となりの席をチラ見しよう。笑
お勧めされて、自分の好みに合わなくても、がっかりせず、雰囲気を楽しむのが大事だと思います。
でも、ワインや酒類については、ぜひ現地の人に聞くことをおススメします!!!
アメリカには、日本でよりも、はるかに多くの種類のお酒があります。
ドリンクメニューは、「白ワイン」「赤ワイン」などではなく、「シャルドネ」とか「メルロー」とか種類で(しかも文字で)書いてあるので、写真メニュー慣れしている日本の人には選択が難しいです。ドリンクこそお勧めは?とサーバーに聞いてみてください。甘いのが好き、辛いのが好き?などのコミュニケーションができるのも醍醐味です。
カリフォルニアではワイナリーが各地にあり、日本よりも安く・おいしいものが飲めます。どんなに高級なワインでも、やはり飛行機にのせてしまうと、多少味が変わってしまうと言われていますので、ぜひ現地でお酒を楽しんでみてください( *´艸`)