ハロー!和ごころLAです。
ひょんなことがあって、マジックで世界一の賞をとった一流マジシャンの方に、
会員制クラブ・マジックキャッスルを案内してもらえました。
マジックキャッスル・ハリウッド(The Magic Castle)
この写真を撮影した、背後にある本棚のような壁は、実はマジックキャッスルの入口です。
魔法の言葉を唱えないと開かないドアの向こうには、
普段なかなか味わえないような不思議な世界が待っていました〜!
扉を開ける呪文は・・・
「オープンセサミ!」(開けゴマ!)
発音の問題で何度かしくじりました。笑
マジックキャッスルって何なの?
マジックキャッスルは、観光地で有名なハリウッドブルバードから、一本北のフランクリンアベニューの沿いにあります。
お城のような風貌。周囲にはホテルが立ち並んでいるので、「なにかなぁ?ラブホテル?」なんて、勝手に思っていた謎の場所。
この先の丘を登ると、Yamashiroという門構えがものすごい日本食レストランがあります。
実はここ、
本来はなかなか入れない、会員制のクラブ。
世界中からあつまってきたトップクラスのマジシャンが集まり、それぞれが腕を見せ合う場所なのです。
そのため、会員はマジシャン、もしくはそれに関係するようなセレブな人たちが主な会員。
マジックをしている人には、あごがれの聖地であり、マジックの殿堂です。
日本でおなじみの有名マジシャン・セロさんやプリンセステンコーさんもこちらでショーをやっていたとか。
ばっちりWeb siteにも書いてある通り、
THE MAGIC CASTLE is an exclusive private club. Guests must be invited or accompanied by a Member.
=マジックキャッスルはプライベートクラブ(会員制クラブ)なので、招待客か、メンバーと一緒じゃないと入れません。
マジックキャッスルのドレスコード
格式の高いマジックキャッスルでは、
Dress Code strictly enforced = フォーマルなドレスコードがあります!
ドレスコードを確認したら、男性はもちろん「タイ着用」が必須。
女性はドレス、またはワンピース。パンツスーツはNGだけど、こういうのはOKです、とのこと。
え、キャッツアイ?・・・全身タイツ?持ってる人いる?笑
私は持ってなかったので普通のワンピースで行きました!
入口には重厚なドア。
残念ながら、
この先は、完全写真NG!!
マジックキャッスルの施設
写真撮影ができなかったのですが、施設内にどんなものがあったのかご紹介します。
1)ゆうれいピアノ
ピアノの前には、誰もいない。だけど、目の前で鍵盤がリアルにはじかれながらピアノ演奏がはじまる。
しかも、ピアノに向かって曲をリクエストすると応じてくれます。
「A whole new world!」ってリクエストしたら、「ん・・・」とちょっと戸惑った様子。
若干、ひき間違えながらもひいてくれました。
もちろん、ピアノの近くにはチップボックスがあり、曲をリクエストしてひいてもらったら、チップをいれましょう。(え!ゆうれいにチップ?w)
2)ふくろうバー
マジックキャッスルの建物内には、いたるとことにミニバーがありました。オウル(ふくろう)のバーエリアには、本物(?みえる)の、フクロウがいます。そのフクロウに話かけると反応がかえってくるんです。
ふくろうといえば、知恵の象徴。マジックにはふくろうの存在は大事ですね。
バーテンダーさんもみんなマジシャンなので、お酒をのみながらマジックを楽しむことができます。
3)電話ボックス
マジックキャッスル内には、いたるところに小さなマジックが隠されています。電話ボックスがあって、その中に入ると電話がかかってくるという、アトラクションの様な出し物もあります。
4)いたるところでマジックショー
一週間ごとにマジシャンが入れ替わって、マジックショーが行われています。
マジックキャッスルに入ってマジックをみるのは、相当なマジック好きか・世界の本業マジシャンたち。
観客が同業のマジシャンと考えると、出演する側はとってもドキドキでしょうね。
小さいショーは7個ほど、大きいショーは1つありました。
マジックキャッスイルでショーをされている、Masahito Yanagidaさんは日本人マジシャン。
日本の有名マジシャンShoot Ogawaさんのご師匠だそうです。
そんな彼も、マジックキャッスルの中をうろうろしてます。
5)マジシャン用のライブラリー 図書館
マジックキャッスルのマジシャン会員のみが入室でき、借りることができるマジック専用図書室。常駐の司書さんがいて、勝手にさわっちゃいけません。世界各国から集められた、マジックの指南書が壁中にずらり。
英語だけど、マジックを習いたい人には、本当に聖地だ・・・と思いました。
6)マジックを習うことが可能
マジックキャッスルでは、The Academy of Masica Artsというマジックを習う学校でもあります。とはいえ初心者むけではなく、本業の方のさらなるブラッシュアップ、という場所だそうです。
などなど、マジックキャッスルの内部には、いたるところにマジックや謎が仕掛けられていて、薄暗く、不思議な、夢の中にいるような空間でした。
マジックキャッスルに入店する方法
マジックキャッスルに入るには、マジックキャッスルの会員権を持っている人と同伴でなければはいれません。
もしくは、会員から紹介してもらって、会員権を購入する必要があるそうです。
そして、通常はディナーとセットで入店予約が必要なのだそうです。
(マジシャンと同伴であれば、予約は無しで入れます)←今回の私
テーブル予約ではなかったので、バーエリアで食事をとりましたが、なかなかおいしかったです。値段は、$$$くらいかな?想像してたよりかは、普通の値段でした!(想像=ステーキ一枚150ドルとか??w)
パンフレットに書いてありますが、The timeless art of magicを楽しんでほしいということで、マジックキャッスルでは、カメラ・携帯・腕時計などを外して楽しんでほしいそうです。
それもそのはず、、、
マジックってすごく、目の前で魔法を披露してるようなものだから、
カメラに必死で、ちゃんと見ないのは損ですよね。
と思って、必死で目をこじ開けて眼鏡かけてみたけど、
「目の前で、ハトがうさぎに変わった 」のにはおったまげました!!
目の前で行われても、さっぱりタネがわからないんですね。。
あの重厚で、神聖で、夢のなかのようなステージの光景は、まるで目の前で動画が流れているようでした!!
周りに聞いたら、「マジックキャッスルに行ったことがある」、
「ひょんなことで、マジシャンと友達になって」、
「人の紹介で会員になってて」など、意外とみんな知っててびっくりしました。笑
ロサンゼルスに住んでいたら、行く機会があるのかもしれません。
ぜひぜひチャンスがあったら、また行きたいです。
特に、日本から両親や、ビジネス接待で連れていくのは、ものすごく素敵かもしれません。