アメリカ在住ママのエミリーが、自宅に常備している市販薬をご紹介します!
アメリカでの薬の買い方
アメリカで薬等は、薬局で購入できます。
アメリカは、気軽に病院へ行く人は少ないため、処方箋なしで購入できる薬「over-the-counter drug、通称OTC」が豊富です。
同様に第三の薬:Behind-the-counter (BTC)というのも存在します。それらは、病院の処方箋なしで買える薬ですが、薬剤師さんとお話ししないと購入できないタイプの薬です。
アメリカの市販薬(鎮静剤/解熱剤)
『タイレノール』(Tylenol)
500mgのアセトアミノフェンを含み、発熱を抑え、軽い痛みに一時的に対応することができます。頭痛、背中の痛み、歯痛、関節炎の軽い痛み、風邪、月経前や月経痛などの痛みを和らげます。
『アドビル』(Advil)
アドビルには、イブプロフェン200mgが含まれています。頭痛、筋肉痛、腰痛、歯痛、生理痛、軽い関節炎やその他の関節痛、風邪による痛みなど、アドビルは必要なところに緩和をもたらします。アドビルのコーティングされた錠剤は飲み込みやすく、最大6時間まで痛みを和らげることができます。
『モートリン』(Motrin)
モトリンIB錠は、1錠あたり200ミリグラムのイブプロフェンを含有しています。一時的に熱を下げ、風邪、頭痛、筋肉痛、関節炎の軽い痛み、歯痛、腰痛、月経痛などによる小さな痛みを和らげます。
タイレノール、アドビル、モートリンは、ほとんどの医療機関でも発熱や頭痛のときなどに、購入して飲むように言われます。体質によってアセトアミノフェンか、イブプロフェンか相性の良さがあるように思います。
アメリカの市販薬【風邪薬・高熱】
日本では、のど飴でおなじみのVICKS(ヴィックス)というメーカーが出している「デイクイル」「ナイクイル」。多少の発熱では病院へ行かないアメリカでは、高熱が出たらとにかくこれ!アメリカ英語のいうFluは、Bad Cold(重症の風邪)を意味します。
実際に熱を出してドクターに行っても「37度程度は発熱とはいえない・風に効く薬なんて今も昔もない」と言われてしまいました。(食中毒などは別ですよ)なので、水をたくさん飲んで、この薬をのんでしっかりと寝るしかない!
DayQuil は昼用で、NyQuilは夜用です。夜用は眠くなる成分が入っているので運転などは注意しましょう。シロップタイプもあります。
日系の病院の先生から教えてもらった風邪薬は、このVicks Day/ NyQuilのほかに、Sudafedや、Tylenol Cold and Flu Severeというのも、おすすめだそうです。
アメリカの市販薬【アレルギー薬】
日本の花粉症は移住してから出なくなったのですが、まったく違う時期にアレルギー症状がでることがあります。
くしゃみ(Sneezing)、鼻水(Runny nose)、痒み・涙目(Itchy, watery eyes)、鼻やのどのいがみ(itching of the nose or throat)など。
アレルギー薬は、眠くなる成分が入っていることが多いので、眠たくならないようにするには「Non-Drowsy」と表記されたものを選ぶのをおすすめします。
眠くならないアレルギーの薬=クラリチンのNon-Drowsy (抗ヒスタミン)
クラリチンは、抗ヒスタミン薬で、1錠に10mgのロラタジンが含まれています。くしゃみ、鼻水、目のかゆみ・涙、のど・鼻のかゆみなど、屋内外のアレルギー症状を24時間、眠くならないよう強力に緩和します。
効き目の長さに応じて種類があり、こちらは24時間有効で眠くなりにくいタイプです。
クラリチンのジェネリック: Loratadine
クラリチンのジェネリックの薬名です。値段がクラリチンよりお手頃で購入できるので、利用頻度の高い方にはおすすめです。
ジルテック(抗ヒスタミン)
ジルテックは、1錠あたり10ミリグラムのセチリジン塩酸塩を含みます。鼻水、くしゃみ、かゆみ、涙目、鼻や喉のかゆみなど、花粉症やその他の上気道アレルギーによくある症状を24時間緩和します。アレルギー専門医が推奨するOTC経口抗ヒスタミン薬のNo.1ブランド。ほこり、カビ、ペットのふけによる室内アレルギーや、木の花粉、雑草、草による屋外アレルギーにも効果的に対応します。この24時間のアレルギー緩和薬は、1時間目から効き始め、翌日に再び服用すると2倍の効き目を発揮します。ジルテックは抗ヒスタミン剤なので、眠気を催すことは少ないですが、運転などは非推奨になっています。
アレルギー薬:ベナドリル(Benadryl)
ベナドリルは、ピンクのパッケージ抗ヒスタミンのエルギー薬です。小さな楕円形で飲み込みやすいサイズの1錠に25ミリグラムの抗ヒスタミン剤ジフェンヒドラミン塩酸塩が含まれており、くしゃみ、鼻水、喉と鼻のかゆみ、目のかゆみ、鼻水とくしゃみの風邪症状などの花粉症や上気道炎によるアレルギー症状を一時的に緩和させることができます。効き目は強いのですが、非常に眠くなります。
私はベナドリルを飲むと、ほとんど目が開けられないほどの睡魔に襲われます(涙)
飲んでみて副作用を感じる場合は、すぐにお医者さんに相談しましょう。特に、妊娠を考えている女性は、飲むならClaritineシリーズのほうがいいよっと言ってました。
先生いわく一年中、ずっと症状が出ているような人(アレルギー性鼻炎)は、長期的にアレルギー薬を飲み続ける事で、鼻の通りがよくなりいびきの改善にもなるらしいです。
アレルギーは長期戦になることが多いので、自分にあった薬がみつかるといいですね。
アメリカのアレルギー用、鼻スプレー
この眠くならないアレルギー用の鼻スプレーです。くしゃみ、かゆみ、涙目、鼻水、鼻づまりを緩和します。
これと同じ成分をドクターから処方されたことがあり、処方薬なら$50、市販薬なら$20以下!だったらこのほうがいいよと薬剤師さんに言われました(なんてこったアメリカは)
アメリカの鼻うがい【NeilMed】
アレルギーなどで鼻水がとまらないときは、鼻うがいでかなり楽になります。こちらは専用パウダーを水に混ぜて、専用ポンプでプシューっとすると、反対の鼻から出てくる仕組みです。これだと痛くないです!
アメリカ乗り物用の薬
アメリカで乗り物用の薬といえば、このDramamine。ポケットサイズで持ち歩きやすく、Non-Drowsyタイプ。天然のショウガを使用しているため、旅行先でも毎日安心して使用できます。
Non-Drowsyタイプを利用して、ヘリコプター長時間乗りましたが、大丈夫でした
アメリカの傷薬(切り傷すり傷)
アメリカのオロナイン的な存在のネオスポリン。局所用抗生物質軟膏は、小さな傷の感染を24時間防ぎます。こちらはしみない処方がされているタイプで、2歳以上から使えます。アメリカのプリスクールでも、怪我したらとりあえずこれをぬっています。
アメリカの塗り薬【口唇ヘルペス】
アマゾンで一番人気、Abreva Cream はヘルペスの治癒期間を短縮するとされている塗り薬です。1日5回、最大1日間塗布。
【エミリー的アドバイス】
私は長年口唇ヘルペスと戦っていますが、正直一番効果があるのは「処方薬」に限ります。予防策として「リジン」サプリを飲んでおくのが有効で、ピリピリが出始めたら valacyclovir (generic Valtrex)等の薬を飲むと1日程度で撃退できます。保険を持っている人・持ってない人も「 Nurx」というサイトでヘルペス薬をオンラインで処方購入できます(州によって制限あり)
アメリカの口内炎に効く市販薬・パッチ
アメリカで口内炎の塗り薬として人気なのがこちらのジェルタイプの市販薬。 透明なジェルタイプで、痛み止め成分が入っているので滲みにくい。治るまでのカバーに最適。
アメリカで口内炎ができて、かなり辛かったときに試したのが、この口内炎パッチ。患部に貼り付けるとかなり膨らみます。メンソール主成分なので、貼り付け時はかなり痛いのですが、30分ほどしてパッチがジェル化すると、痛みがやわらぎます。飲食可能ですが、異物感はかなりあるので、寝る前に貼って寝るとかなり効き目あり。
アメリカの湿疹・痒み止めの薬
アメリカの病院で湿疹が出たときに、利用するように言われるのが、ステロイドの外用薬のヒルドコルチゾン1%です。日本では処方薬ですが、アメリカでは処方箋無しで購入できます。2歳以上から利用できるので、子供の湿疹には毎回これを処方されています。
アメリカの睡眠向上サプリ【メラトニン】
メラトニンはサプリメントとしてアメリカでは購入可能です。この商品はいちご味のタブレットでラムネみたいです。寝付きにくいときに利用しています。
アメリカの整腸剤【プロバイオテクス】
アメリカでは整腸剤のことをprobiotics(プロバイオテクス)と呼び、サプリメントとして取り入れている方が多いです。スーパーなどでは、整腸剤の冷蔵ディスプレーセクションがあるお店もあります。
私は腸内環境をととのえるべく、こちらを服用中
アメリカの目イボ・めばちこ・ものもらい
コンタクトレンズをやめてから久しくできていなかったのですが、目イボ(めばちこ・ものもらい)ができました。即効性あった目薬がこちら。近くの薬局に売ってなくて、アマゾンで注文したらすぐ届き、1日で治りました。すご
アメリカの妊娠検査薬
アメリカの妊娠検査薬は、生理予定日の6日前から利用できるタイプが売られています。