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アメリカの引越し&手続き!意外と知らないポイント

意外と知らない!アメリカの引越し&必要な手続き

アメリカに初めて引越しを予定している方も、すでにアメリカ国内にいて、別の場所に引っ越す方も、知っておきたい引越し手続きをご紹介します。

エミリー

インスタでアンケートを取ったところ、約50%の方が知らなかった!と答えました。

目次

アメリカでは、引越し挨拶は必要なし

アメリカでは、基本的に引っ越してきた人が、近所に挨拶をしてまわる習慣はありません。

フレンドリーな文化なので、近所の人が話しかけてくれることはよくありますが、菓子折を持って回る必要は全くないです。

日本から引越し予定の方はこちらもチェック:
海外生活で日本から送ってほしいもの・持って行きたい物!300名の在米日本人のリアルなアンケート結果

アメリカで引越しの際の「穴埋め」とは?

アメリカの多くの住宅が、木造・ドライウォール・ペンキ文化です。そのため、壁に絵や棚を取り付ける際、ドライウォールに穴が開いてしまいます。

多くの賃貸では、借り手が変わるたびに、壁のペイントを塗り直すため、退去時には開いた穴をふさいでおくように指導されます(そのままにすると、前払い金から差し引かれる)。

その場合、こういったリペアキットで簡単に穴埋めができます!再ペイント費用などは契約時の書面にかいてあるので、チェックしてみてくださいね。

アメリカ国内引っ越し:業者か?自分で?

アメリカの国内の引っ越しは、U-HAULなどの時間貸しのトラックを借りて、自分で行うことも一般的です。

私は小さな子供が居たので、業者にお願いしました。アメリカの引越し業者は、梱包から手伝ってくれるのですが…土足で入ってきて、丁寧に梱包というよりは、ざっくり大量にバブルラップを巻いていきます。結構大胆に引っ越しするので、日本的サービスに慣れている方にはびっくりするかもしれません。

おすすめは、事前にホームセンターなどで、段ボールを購入し、自分で梱包しておく。荷物・家具の搬入だけを業者に頼むのがおすすめです!

アメリカでは引っ越し業者の一人ひとりにチップを渡します

アメリカで引っ越したら:在留届の提出

海外に3ヶ月以上滞在する日本人は、領事館に「在留届」の提出をします。現在は、オンラインでも可能です。

初回渡米時のみおこなっている方も多いのですが、引越しするたびに住所変更の申請が必要です!忘れないようにしましょう!

アメリカで引っ越したら:イミグレーション(移民局)への手続き

もうひとつ忘れがちなのが、移民局への手続きです。日本人の場合、ビザや永住権などを発行してもらってアメリカに滞在しているので、イミグレーションにも住所の変更手続きを入れます。郵便局の住所を変更しても、移民局のデータとは連動していません。永住権の更新や重要な書類を見逃すことがないよう、届出が必要です。

▶︎https://www.uscis.gov/addresschange

アメリカで引っ越したら:アメリカの郵便局の転送届

アメリカでは、オンラインで郵便物の転送届を提出します。一年で転送が終わってしまうので、それまでに自分が利用している通販や保険、銀行などの住所変更を行います。

郵便局の転送届けは、約1ドルかかりますが、ベッド バス&ビヨンドの20%OFFクーポン券などがもらえます。

アメリカで郵便物の一時停止や転送届を出す方法

Official USPS® Change of Address(https://moversguide.usps.com)のサイトから手続きします。

Permanent(永久)か、Temporary(一時的か)を選べるので、完全な引越しだけでなく、一時帰国などで、一定期間郵便物を停止する手続きも可能です。悪用防止のために、クレジットカード支払いで本人確認と、旧住所と新住所にもアドレス変更届が出されたという通知がクーポンと一緒に届きます。

よく前の住民のレターがごみ箱に捨てられている光景をよく見るので、転送届けは出しておくほうがいいです。開始日付を予約することも可能です。

エミリー

駐車禁止のチケット等を受け取れずにいると、大変なことになるので必ずやりましょう

アメリカで引っ越したら:免許証の住所変更

DMVで免許証の住所変更手続きを行います。パンデミックの影響で、DMVのオンライン手続きシステムの利便性が向上しました。カリフォルニアでは、オンラインで住所変更手続きが可能です。(SSNを持っていないなどの方は出向く必要あり)免許証の再発行ではなく、常時携帯する紙を渡されます。

リアルID法により、2023年からリアルIDの免許証でないと、国内線の乗車にパスポート携帯が必要になってくるので、この機会にリアルIDに変えるのがおすすめです。

子連れ引越し:鉛(なまり)のチェック

アメリカでは、いまだに鉛が使われている住居が多く残っており、鉛中毒による子供への影響が懸念されています。一児検診でも血液検査項目にはいっています。子供が中毒になると、神経障害などを引き起こすといわれているため、小さなお子さん連れて引越しの際、なまりのチェックもやってみてください。

①建物の築年数をチェック

まず建物の築年数を確認してみましょう。私の住んでいるエリアでは、1978年以降はなまりの使用が廃止されているので、それ以降に建てられた建物は、基本的に安心です。

②水道の水をテストする

鉛は、水道管・ドアや窓枠のはげかけたペンキに含まれています。築年数が古かったり、水道管などの管理に不安がある場合は、自分でチェックすることができます。

エミリー

私はこれを、物件の下見のときに持って行って、内覧した数件の物件で、ぜんぶチェックしました!

どの場所も、なまりは安全圏で安心しました。場所によって、アルカリのバランスなども違ったので、水質が気になる方は、やってみてください。

アメリカの水質テスト・鉛の濃度に注意

アメリカの引越しで気を付けるべきこと:まとめ

アメリカでの引越しは、「在留届」「移民局への住所変更」「免許証の住所変更」「郵便物の転送届」などが必要です!

この記事を書いた人

エミリー

LA在住ママブロガー

アメリカ生活12年目。英語力ゼロで単身渡米し、留学・就労ビザ/出版社勤務・国際結婚・海外出産を経験。アメリカの生活・育児情報をリアルな視点で発信中(累計1000万PV)
インスタグラム(エミリーinアメリカ)では1.5万人のフォロワーさんとつながってます
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