アメリカで妊娠し、30週目に3D・4Dエコー検査(ウルトラサウンド)を受けました。
ウルトラサウンドとは、超音波(エコー)検査のことです。
アメリカでは、日本のように受診のたびにエコー検査ではなく、出産までのうち数回しか受けられません。そのため、3D/4Dを自費で受ける人が多いです。健康の確認ではなく、お腹の赤ちゃんの様子をみたい!という時に利用する人が多いです。
3D/4Dウルトラサウンドをうけるタイミングは、私の病院では「28週目から遅くても32週目までがもっとも可愛く撮影できる時期」ということになっていました。
体内の赤ちゃんは脂肪が少ないため、早すぎてもシワが多い老人のようになってしまう。32週をすぎると、大きくなりすぎて超音波検査の画面に入らないそうです。ということで、ベストタイミングの30週目に予約を入れました。
アメリカで3D・4Dウルトラサウンドとは
3D・4Dウルトラサウンドとは、日本でいう3D・4Dエコーのことです。
従来の3D超音波検査は、三次元(長さ・幅・奥行)の超音波でお腹の赤ちゃんの様子を見ることができます。私が最初に産婦人科で受けたエコー検査も、この3Dでした。
4D超音波検査は、3Dに時間の概念を加えたもので、お腹の中で元気に動いている赤ちゃんの仕草や表情を動画でみることができます。動画といっても、数秒のミニ動画です。
しかし、こちらは、医学的な検査のために使われるものではなく、「どんな顔なのかな〜」と生まれる前の赤ちゃんの顔を見る”楽しみ”のために行わるものです。
そのため、検査をしてくれたのは、医師(ドクター)ではなく超音波検査技師さんです。
3D・4Dウルトラサウンドの費用とプラン
3D・4Dウルトラサウンドを提供している病院と、そうでない病院があります。
私の通っている産婦人科では$85でのプランが提供されていました。(推奨時期28-32週のもの)
- 8枚の白黒超音波写真
- 30分の3D/4Dウルトラサウンド→DVD
- 赤ちゃんの心拍をきく
- 赤ちゃんの体重予測
写真と動画のデータはDVDに焼いてくれるか、USBでのお渡しが可能でした。もうひとつ上のプランは、Heartbeat Bear(赤ちゃんの心音を録音したテディベア)の中にいれて、記念としてもらえるプランもありました。
病院以外でも行われているようで、ロサンゼルスでは、Yelpで「Ultrasound」+地域名で検索すると、3D / 4D Ultrasound Studioというような民間施設がたくさん出てきます。
やる?やらない?3D・4Dウルトラサウンド
3D・4Dウルトラサウンドは、基本的には”楽しみ”目的なので、必ずしも受けなければいけないものではありません。
しかし、アメリカでは通常、赤ちゃんが順調に育っているとSecond Trimesterのウルトラサウンド以降、保険適用の超音波検査がありません…。
20週目以降から、生まれてくる40週目までのあいだは、赤ちゃんの姿は見れないんです。
20週ですよ…結構ながい…「ああ〜赤ちゃんを見たい!!」と、そりゃぁ思っちゃいますよね!!
周りに聞いてみると、やはり3D・4Dウルトラサウンドを受けている人が大多数でした。医学的な診断にはならないとしても、無事に逆子じゃないかどうかは、見てわかるので少しでも安心できます。
毎回超音波検査が受けられる日本が羨ましい。
アメリカで3D・4Dウルトラサウンドの様子
妊娠30週になり、わくわくで超音波検査へ。
診察台に横になり、ジェルをぬってお腹の上から機械をあてました。まず3Dウルトラサウンド(白黒)で見る場所を特定し、そこから4Dに切り替え動画の動きを撮影していきます。
子供の顔はこんな顔らしい!笑 ちゃんと目を閉じて寝てますね。周りに聞くと、「3D 4Dウルトラサウンドと同じ顔で出てくるよ〜」と言われるので、楽しみです。
3D/4Dウルトラサウンドで測定した項目
- 3D/4Dウルトラサウンドで測定した項目は以下です。
- BPD(赤ちゃんの頭の幅) 83.9mm
- GA(エコーの予測する妊娠数週) 32week
- HC(赤ちゃんの頭の周囲) 281.6mm
- AC(赤ちゃんのウエスト) 267.9mm
- FL(太ももの長さ) 54.7mm
- EFW(赤ちゃんの推定体重) 1636g → 翌週には1800gになっていた
GA(エコーの予測する妊娠数週) が、本来は30週なのに、32週となっていました。しかし、これはかなり誤差が大きいそう。30週なのに、33週の頭の大きさ?ということは出てくるのが早いのかしら?なんて、ちょっと心配になりましたが。
基本的には、医学的なチェックはしませんが、通常の産婦人科での健診も行う検査技師さんだったので、色々話を聞けました。
とくに、プラセンタ(胎盤)の位置は大丈夫か?、逆子じゃないか?などは、長らく超音波検査していないので、確かめられなかったのですが、この時期にみれてよかったです。
赤ちゃんは、ベストポジション(下向き・うつ伏せ)になっていて安心できました!
超音波検査で具合が悪くなった
わくわく台に横になったのですが、平らな診察台に横になっていると、胃が上に上がってきてしまい、20分ほどでかなり具合がわるくなってしまいました。途中リクライニングをあげてもらったのですが、それでも超音波検査でお腹をグリグリするので、胃が圧迫…
途中休憩もいれましたが、続行は難しいという判断に。
ウルトラサウンド・再挑戦
前回顔をしっかり撮影できなかったのと、具合が悪くなってしまったので、翌週に再度挑戦させてもらいました(追加料金なしで)。
それなのに、今度はどうしても顔を見せてくれないベイビーさん!!!笑
手で顔を隠しちゃった!!!
旦那が声をかけたり、私がお腹を押すと動きの反応はあるのものの、顔の上に手をおくのが好きなのか、まったくもって離してくれず…!
40分ほど粘りましたが、この写真でギブアップ!生まれてきたら、格好のネタになりますね。笑
アメリカで3D・4Dウルトラサウンドまとめ
アメリカでは、3D・4Dウルトラサウンドを医療的な検査目的ではなく、「楽しみ」のために受けることができます。これは保険適応されず、実費になります。
アメリカでは、順調な妊婦の場合、20週のScondTrimesterから出産まで、超音波検査がないこともあります。そのため、30週前後に、ウルトラサウンド希望して受けるのがおすすめです。
生まれるまでちょっとの間ですが、楽しみになりますよ!!
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