アメリカに住んでいても、知っているようで知らない、アメリカ50州の時差とタイムゾーンをご紹介します。
アメリカの50州の時差と、タイムゾーン
日本語でアメリカの50州の地図を作ってみました。
アメリカには、本土に大きく4つのタイムゾーンと、ハワイ州・アラスカ州独自のタイムゾーンがあります。
タイムゾーン: 標準時 | UTC | 日本との時差 |
---|---|---|
【太平洋】Pacific Standard Time (PST) | -8時間 | -17時間 |
【山岳部】Mountain Standard Time (MST) | -7時間 | -16時間 |
【セントラル】Central Standard Time (CST) | -6時間 | -15時間 |
【東海岸】Eastern Standard Time (EST) | -5時間 | -14時間 |
【ハワイ】Hawaii-Aleutian Standard Time (HAST) | -10時間 | -19時間 |
【アラスカ】Alaska Standard Time (AKST) | -9時間 | -18時間 |
上記は標準時で、夏はハワイ・アラスカ州以外はデイライトセービング(サマータイムのこと)を採用しています。
日本とアメリカの時差
アメリカと日本との間には「日付変更線」があるため、日付が異なります。
日本はアメリカよりも、先に時間が進んでいるので、日本からアメリカに行く場合は、”時間が戻ります”。
アメリカから日本に行く場合は、”時間が進みます”。
ロサンゼルスとニューヨークの時差
ロサンゼルスとニューヨークには、時差が3時間あります。東から太陽が上るので、東海岸から先に1日がはじまります。
アメリカで働いていると、連絡を取りたいクライアントや支店が、どの州にいるのか、意識しながらやりとりすることが多いです。たとえばニューヨークが、朝の9時でも、ロサンゼルスは、まだ朝の6時。出社している人は少ないので、電話するならもう少し後にしよう、等と時間を調整します。
アメリカのサマータイム(Daylight Saving Time)
アメリカでは、サマータイム制度のことを、デイライトセービング(Daylight saving)といいます。夏の太陽が出ている時間帯を有効に利用するための、標準時を1時間進める取り組みのことです。
アメリカのサマータイム期間:
3月の第2日曜から11月の第1日曜まで
実施していない州は、ハワイ・アリゾナ州。アメリカ領サモア、グアム、北マリアナ諸島、プエルトリコ、アメリカ領ヴァージン諸島なども、デイライトセービングを採用していません。
以前、ロードトリップでロサンゼルスからアリゾナ州へむかっていた途中、サマータイムで時間のずれがありました。スマホ携帯は自動で時間が変わったのですが、外付けGPSは時間が変更にならず。いったい何時につくの?とパニックでした笑
アメリカのサマータイムの始まり
アメリカでは、「Spring forward, Fall back」で覚えます。
サマータイムが始まると、深夜2時が深夜3時になり、1時間、時計の針を進めます。
サマータイムの始まりは、1時間、時間がすすんでしまうので、寝る前に1時間目覚まし時計をすすめておきましょう!遅刻や飛行機の乗り遅れに注意!
アメリカのサマータイムの終わり
サマータイムが終わると、深夜2時が深夜1時になり、1時間、時計の針を戻します。
サマータイムの終わりは、1時間、時間ふえるので、ちょっと得した気分になりますね
時計や携帯はどうなる?
サマータイムになると、iPhoneなどのスマートフォンの時間は、自動で時間が変更になります。
もちろん電波受信していないような、壁掛け時計や目覚まし時計は、手動で時間を変更します。
まとめ
領土の大きなアメリカでは、4つのタイムゾーンとアラスカ・ハワイ時間があります。
他の州にいる人に連絡する際は、時差やサマータイムを事前にチェックしてから、連絡するようにします。
ロサンゼルスでは、8〜9月は、夜の8時頃まで明るいです。