アメリカ留学中です!低容量ピルが欲しいのですが、どすれば良いでしょうか?
という疑問にお応えします。
アメリカで低容量ピルをもらう方法
低容量ピルは処方薬なので、医師からの処方箋がなければ、薬局では購入できません。
アメリカで低容量ピルを処方してもらう方法は、以下の3つの方法があります。
①病院(ホームドクター)から処方してもらう:保険あり
アメリカの健康保険をお持ちの場合、ホームドクターに行って、その際に「生理不順だから」や「バースコントロールのために」などの理由で、ピルが欲しい旨を伝えると、処方してくれます。通常の薬と同様、ドラッグストアや薬局などのファーマシーで、処方箋と引き換えで購入します。
②Nurx:保険あり or 無しも実費で購入可
健康保険をお持っている方、持っていない方でも、低容量ピルをオンラインで配送してくれるNurxというサイトがあります。(州によって利用できませんので要確認)
初回診察料が$15かかりますが、一年間有効です。オンラインの入力で、実際に医師が状況を確認。その後、3ヶ月分の薬が無料で配送されます。保険が効く場合は、自己負担がゼロ、保険を持っていない方も、実費で購入できるようになっています。
私が「Tri-Sprintec」というピル(Ortho Tri-Cyclenのジェネリック)は、保険ありだと無料、保険を持っていない方でも1ヶ月分が$15とかなりお手頃です。
- 低容量ピル
- ニキビ治療
- レチノイド治療(保険適応外)美白
- ヘルペス薬
- モーニングアフターピル
- 家庭用HPV検査キット
などの提供も始まっており、ますます便利になっています。
特に私は「口唇ヘルペス」が出て、いつもバルトレックスを処方してもらっていたので、これは助かるサービスです。保険が効くので、年間15ドルの負担で、一年分処方・しかも郵送でもらえます。
\ アメリカで薬を配送 /
オンラインでピルを注文してみた
オンラインでピルを注文するには、サイト上から質問事項に答えていく必要があります。
「ピルを飲む理由」「妊娠の有無」「病歴」「薬のアレルギー」など。「6か月以内に血圧の測定をしましたか?」という項目で、数値がわからない方は、お近くのスーパーなどのファーマーシー付近に、血圧測定器があるのでチェックしてみてください。保険が効いたので、自己負担はゼロでした。
③Planned Parenthood アメリカ医療施設
アメリカには、プランド・ペアレントフッド(Planned Parenthood Federation of America、PPFA。全米家族計画連盟)という施設があります。望まない妊娠・出産や、性病の拡散を防止すべく設立された非営利組織です。
アメリカでは、日本のような国民皆保険制度が整っているわけではないため、低所得者や、無職、非合法移民などの人に対し、無料〜格安で医療サービスを提供しています。
- 低容量ピルの処方
- モーニングアフターピルの処方
- 人工中絶
- 性病検査と治療
- 子宮けいがん検診 (HPV検査) Pap smears
無料でピル処方や検査を受けられる Planned Parenthood 体験談
受付で提示したのは、IDだけでしたが、受診前に無料でサービスが受けられると言われました。性病検査は、必須でついてくるようで、尿検査も受けました。問題があれば、10~14日後に電話があるし、電話がなければセーフとのこと。診察中は、“性”に関する質問をたくさん聞かれました。もちろん真剣な診察ですが、当時は英語が苦手だったので、何度も聞き返してしまいました。
私は今まで飲んでいたピルがあるので、同じものを処方してもらえないか?と聞いたところ、OKでした。しかも一気に1年分も、薬局では無くその場でのお渡しでした!
すべて無料でしたが、最後に募金するか聞かれました。日本では1カ月約50ドル(5000円)するピルを1年分も無料でもらったので、感謝の気持ちに5ドル募金しました。
アメリカで低容量ピルをもらう方法:まとめ
アメリカで低容量ピルを処方してもらう方法は、「ホームドクター」「Nurx」「Planned Parenthood」などで処方してもらえます。
バースコントロールピル(低容量ピル)を飲むのは、アメリカでは一般的です。
避妊目的だけでなく、生理期間を正常に保つ効果もあります。私は現在は服用していませんが、妊娠前は卵巣脳腫の可能性があり、子宮を休ませるために服用していました。
健康のためには、定期的に、検診も受けましょうね。