アメリカ移住ブログ、和ごころLAです。
私は、大人になってから歯列矯正をしたので、ついつい「人の歯」に目がいってしまうのですが、
アメリカでは、”歯並びの綺麗な人”が多いですよね。
反対に、日本では、アメリカほど歯並びに敏感ではないように思います。
アメリカは、歯の綺麗さは就職や出世に影響するともいわれるほど、歯を綺麗に保つのが、好きで好きでたまらない文化!デンタルフロスも、歯のホワイトニングシートも、たくさんの種類が市販されています。
アメリカで生活をはじめて特に、歯列矯正はやっておいてよかったと思いました。わたしは歯並びを目立たずに直せる、マウスピース矯正(invisalign)で歯を治しました。体験談を写真付きでご紹介します。
アメリカ人は歯列矯正が好き!ファッション感覚の歯列矯正
歯の矯正の器具のことを、英語でBracesといいます。これはワイヤー矯正のことです。
アメリカでは小学校世代に、歯列矯正を行う人が多いため、抵抗なくワイヤー矯正を受ける子供達が多いようです。ワイヤーの固定部分に色をつけて、ファッション感覚で楽しむのは、アメリカならでは。
また、アメリカでは、大人でも、結構堂々とワイヤー矯正している人がいます。
日本では、上下前歯にしっかりとワイヤー矯正していると、ちょっとびっくりされてしまいそうですが、アメリカでは「よくするためにお金をかけてやっていること」なので、悪い印象は与えないようです。
日本人は「歯がガタガタ」というイメージ
私がアメリカで出会った人でこんな人がいました。
高級住宅に住んでいる、20歳の男性(アメリカ人)で、
「君は日本人なのに、歯が綺麗だね!日本人は、歯並びなおさないと思ってた」
と言われたことがあります。
(褒められてるのかけなされているのか?謎)
最初は、非常に偏った意見だな〜と思ったのですが、これは私がいた場所が、日本の駐在員が多い場所だったのもひとつの理由かもしれません。
この場合、世代的にも、日本人で歯列矯正している大人は少なめです。
そんな風に見ている人もいるんだな、それだけ歯に関心があるんだな、とびっくりしました。
歯列矯正はなぜ良いのか
私は、24歳の大人になってから歯科矯正をしたため、決心するには時間がかかりました。
女花盛りのこの年齢で…ワイヤーが見えたら恥ずかしい!痛い!ダサい!話しにくい!と、すごく悩んだのですが、
最終的にやってよかったです。
結局、年齢に関係なく、歯を大事にするためには、人生に一度は考えた方がいいと思いました。
歯並びは人によって違いますし、歯を動かすことは、歯ぐきが下がる原因にもなりうるので、始める年齢によっては、治すほうがいいのか、治さないほうがいいのかがあります。
でもできれば、子供時代に治したかった・・・!!というのは本音です。
綺麗な歯を、健康で長く保ちやすいからです。
歯並びが良くなると、
- 上下の噛み合わせがよくなるので、呼吸がしやすい
- 歯の生存率をあげる
- 審美的に美しい
- 話しやすくなる
- 噛み合わせが良くなると、集中力や発揮できるパワーがあがる
などが、あります。
特にスポーツ選手や、集中力を発揮する仕事の人は、グッと噛む時の噛み合わせがは合っている方が良いです。
どんな歯列矯正プランが合うのかは、先生によって考え方が、びっくりするほど異なります。
私は4軒ほどカウンセリングに行きましたが、みんなプラン(歯科矯正の計画・期間)はバラバラでした。
歯列矯正は長期戦なので、いろんな先生に聞いた方がいいですよ。
ちなみに、日本でも”芸能人は歯が命”と言われていますが、デビュー時は歯がガタガタのアイドルが、いきなり歯が綺麗になっている子がいますよね。
それは、ワイヤーなどでひっぱって矯正しているのではなく、歯を抜いて差し歯で綺麗に揃えています。
時間をかけずに綺麗にできますが、費用もかかりますし、一度、偽の歯にしてしまうと、いつかは寿命がやってきます。
元気な歯は一生ものなので、差し歯での審美治療は老後が怖いです〜。。。
日本でも、今ある歯を健康的に長生きさせる、歯列矯正文化が広まると良いですね。
マウスピース矯正【インビザライン(invisalign)体験談】
インビザライン(invisalign)とは、透明なマウスピースをつけて、歯列を矯正していくものです。
これは、強めの矯正は難しいので、前歯の傾斜の調整など、そこまでガタガタでない人におすすめです。
強めの矯正が必要な場合は、ワイヤー矯正とマウスピースの合わせ技になります。
私の経験談ですが、
まず最初に親知らず4本を抜歯してから、3ヶ月ワイヤー矯正で調整。
その後インビザラインを1年半やりました。
ワイヤー矯正は、最初は結構痛くて辛かったです。歯に挟まるし、見えるし、集中できないほど痛い。
ですが、ワイヤー矯正のほうが調整をしやすいので形を整えやすく、全体の矯正期間が早めに終わります。
一定期間のことだからと頑張りました。
その後、やっとインビザライン(invisalign)を始めることができました。
1ヶ月半に1度、歯医者に行って新しいマウスピースをもらうというサイクルだったので、しょっちゅう歯医者に通いました。
インビザラインは、食事の時以外は、ずっと透明のアライナー(マウスピース)を装着します。
レストランに食事に行った時は、「あ、ちょっと失礼・・・」とトイレでマウスピースを外す生活をしていました。
簡単に外れないように、歯の色にあわせた突起物(ポッチ)を、アライナーに合わせて、先生がつけます。
他人から見ると、ほぼ見えません。
ゆっくりじわじわ動いていくので、ワイヤーよりは痛みがありません。1年もたったらさすがに慣れて、ほとんど気にならなかったです。
途中経過では、あまり変化がわからないですが、最初の0のアライナーから最後のアライナーの形の違いを見ると、なんだか達成感をかんじました。笑
まとめ
私の場合、日本で受けました。当時はまだインビザライン(invisalign)は日本で登場してすぐくらいでしたが、今では人気の選択肢で、受ける人も増えていています。
インビザライン(invisalign)は、アメリカの技術なので、私の場合、
マウスピースはアメリカで作って日本に輸入していました。
そのため、実はアメリカに住んでいる人は、こちらで受ける方が費用が安くなる場合もあるんですよ。
日本でもマウスピース矯正は自費治療なので、長期でアメリカに住む人はこちらで考えてもいいと思います。
(私の友人も大人になってコッチで始めた人もいますよ〜)
アメリカでも、日本でも、歯を大切にしていきたいですね。