アメリカの耳かき・耳掃除事情と、耳かき除去薬(Debrox)の使い方をご紹介します。
アメリカの耳かき文化・耳掃除事情
アメリカでは、耳かきの習慣は日本ほど一般的ではありません。耳垢が自然に耳から出るのを待つか、出口付近を綿棒ですこし取る程度。綿棒を耳の奥深くに入れることは危険であると認識している方が多いようです。
アメリカの綿棒といえばこちら!固有名詞でもわかる「Q-tips」は、日本のものよりも若干サイズが大きめに感じます。(奥に入りすぎないようにするため?)
綿棒で耳掃除をしない場合、耳鼻咽喉科医に定期的に診てもらうか、以下の市販の耳垢除去剤を使うのが一般的です。
初めての方は、水洗浄のスポイトがついてるタイプを選んでくださいね
カメラ付き耳かき
アメリカに耳かきはないけど、最近では耳かきカメラが登場しているので、使ってみました!ライトが付いているので、子供の耳を見るのには、結構便利。先端がシリコンチップなので、硬いものよりも耳が傷つきにくく、カメラで見ながら操作できるのは、ありがたい。
フォロワーさんの中には、子供が画面をくいついて見てくれるので、耳掃除しやすいという声も。
自分の耳毛にびっくりした(笑)
耳垢を柔らかくして除去する:Debroxの使い方
今回、小児科を受診した際、5歳の息子の耳に耳垢が溜まっているので、Debroxという耳垢をやわらかくする製品を購入して自宅で取ってくださいと指示がありました。
商品説明には、対象年齢12歳以上、12歳以下は医師と相談となっています。
Debroxの使い方
5-10滴は大人の場合です。うちの子の場合は相当耳垢がたまっていたのか、4滴いれたら溢れました。
耳垢に反応して、小さな気泡が出てきました。立ち上がると垂れてくるので、その場合はコットンでおさえます。テクスチャはややベタっとする感じ。
この時点で溶けた耳垢が出てきたので、出口付近にあるものは綿棒で取りました。
奥を見てみるとまだまだ茶色い塊が見えていました。
これを最大4日(もしくはドクターの指示日数)行います。
ぬるま湯でやさしく水で流す、と書かれていましたが、うちの子の耳垢サイズがデカすぎたのか、最初はうんともすんともいかず。再度、水圧を利用してビュっと流してみたら・・・どどどどーーーーっと流れ出てきました。
閲覧注意!耳垢こんなに取れました
最終日、スポイトの水で流した結果がこちら!
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こういった茶色いものが3回くらい出てきました。中には直径1cmくらいあるものもあり・・・こんなのが小さな子供の耳に入っていたのかと思うとびっくりです。(全然きこえなかったんじゃないだろうか。。)
子供はこれを見て、
「これは、ぼくの、でんせつの・・・ゴミだ!!」
と、伝説のポケモン風に叫んでいました(笑)
本人は耳垢が取れてスッキリして「ありがとおおおおおおお〜」っと歓喜の舞。
小さいお子さんだと耳を触られることに慣れておらず、苦手かもしれませんが、
うちの子は平気なようでよかったです!
気になったかたはぜひやってみてください〜。