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アメリカの現地校:良い学校の探し方(小学校、中学校、高校)

アメリカの学校

アメリカの現地校での探し方、選び方をご紹介します。

目次

アメリカの現地校:良い学校の探し方(小学校、中学校、高校)

これから子供の学校(現地校)を選ぶ際のポイントをご紹介します。

子供の学校しの参考(アンケート結果)

渡米前に子供の学校をどのようにして決めたのかという、インスタのアンケート結果は以下の3つがもっとも多い回答でした。

1)Great Schoolsの評価
2)前任者・友人の口コミや推薦
3)不動産会社、リアルターに相談

エミリー

アメリカでは学区が最重要!学校を決めてから、家を探します

駐在家庭は、会社の人からの推薦、他の駐在家庭のお子さんが進学している学校を選ぶという意見が多いようです。

そのほかは、

  • 海外子女教育振興財団(JOES)に相談
  • 家から近い学校に行って見学
  • Google Mapの口コミ(プリスクールは、YelpやFacebookなども参考)
  • 近所の口コミ(ついてから公園で知り合ったママたちに聞いて情報収集)
  • 日本人コミュニティでの評判を調査

などでした。

アメリカの現地校:公立か私立か

アメリカには、「公立学校」「チャータースクール」と「私立学校」があります。

私立学校は、主に宗教系の学校と、教育進学校系の学校の二種類があります。公立に比べて少人数で先生からの目が届きやすいです。反面、費用がかかるという点があります。

私立学校などでは、生徒ひとりあたりの先生の数が、公立学校よりも充実しています(例:公立は24人にひとりの先生、私立は5人にひとりの先生)

公立学校は、授業料は公的な補助がありますが、アフタスクールが有料かどうかは学校によって異なります。学校によって教育の内容やレベルに大きな差があります。そして、住んでいる住所によって入学する学校が決まります。

つまり、公立に行かせる場合、事前に「良い学校かどうか」を調べておくことが重要なんです!!!

学校評価サイト(Great Schools)

アメリカで良い学校を探す方法は、Great Schools (https://www.greatschools.org/) という学校評価サイトを利用します。

住む予定のZIPコードや都市名を入力して検索します。ここでは、公立の小中高の学校の情報がわかります。

グレートスクールズでわかる項目は、
・学生の人種構成
・低所得者の割合
・テストスコア(州平均と比較)
・先生の数や給与
・総合評価(10点満点)

などです。

アメリカの公立現地校のスコアを比較

一例として、私の住むロサンゼルスエリアでの比較をしてみたいと思います。

ロサンゼルスのトーランス市の日本人が多い学校と、コンプトン市という全米でも犯罪率の高い地区の小学校を比較してみます。

Anza Elementary School (トーランス市)Compton Avenue(コンプトン市)
テストスコア102
人種アジア人35%
白人30%
ヒスパニック18%
ヒスパニック73%
黒人25%
アジア人1%
低所所得世帯の
学童のスコア
84
生徒一人あたりの先生の数23人に1人23人に1人

この二つの学校は、車で30分程度の距離と、そこまで遠い距離ではありませんが、人種構成がまったく異なることにお気づきになると思います。

トーランスの学校は、テストスコアは、州平均を大きく上回っていますが、コンプトンの学校は非常に低い。

低所得者世帯の学童(Low-Income Students)のスコアは、たとえ塾など学校外の勉強をしていなくても、公立学校の授業内容でしっかりと学習できている、という指標になるものと考えられます。

アメリカの学校は飛び級制度があり、高校在学中に大学の授業を受けることも可能です。そのため、教育熱心な家庭や富裕層は、家庭教師を雇ったり、KUMON(アメリカにもあります)などに通わせている親御さんが多いのです。そのような場合、学年の1〜2年先の学習を受けていることがあり、テストスコアに開きが出るのです。

公立学校は市の予算から運営されているため、低所得者エリアは税収入も低くなります。そのため、学区の良し悪しは、学校運営や教育水準にダイレクトに影響するものと考えられています。

エミリー

日本は地方であっても教育内容に差はありませんが、アメリカでは学区によって極端に異なるのです

駐在妻・在米日本人ママが学校選別ポイント

インスタでアンケートを取ったところ、以下のようなポイントで選んでいることがわかりました。 

  • 日本人が少しでもいる学校(先生が日本人に慣れているか)もしくは、あえて日本人率が少ないところ
  • 人種の偏りが強すぎないかを確認
  • 学校の周辺をグーグルマップで見て安全そうか(ゴミや家がぼろぼろだったりしないか)
  • 実際に見学してから決定
  • どんな親御さんがいるのか見ると地域がわかると言われ、お迎えの時間にあえて見学に行った
  • アフタースクールの費用
  • スクールバスの有無

などの声もありましたので、ぜひ参考にしてください。

アメリカの学校:入学・転入の手続き


学校が決まったら、学校のサイトもしくは地域の教育期間などで確認し、Registration方法を検索します。直接、必要書類(入学パッケージ)をとりに行くか、書類をダウンロードなどで取り寄せます。

日本から転入する場合、アメリカの学校で要求される「予防接種」が異なります。小児科医と相談して、接種計画をたてましょう。

アメリカの学校:日本からの転入時期は9月がおすすめ

日本から転入する場合、アメリカの学校は9月始まりなので、この時期に転入されるのをおすすめします。(※新学期が8月半ば開始の学校もあります)

アメリカの学校は、一年を通してクラス単位のイベントなども多く、年次途中での転入は、お子さんが馴染みにくいと感じる可能性があるためです。

通常アメリカでは6月が学期末となり、7月8月は夏休みです。

夏休みシーズンは、サマースクールという学校外の課外プログラムや、旅行に出かける家庭が多いです。

そのため、夏まえを目指して渡米し、サマーキャンプに参加。英語に慣れさせてから、9月の新学期から転入がおすすめです。

エミリー

サマーキャンプは2〜3月頃に募集開始され、人気のプログラムは受付終了が早いですので、申し込みはお早めに

この記事を書いた人

エミリー

LA在住ママブロガー

アメリカ生活12年目。英語力ゼロで単身渡米し、留学・就労ビザ/出版社勤務・国際結婚・海外出産を経験。アメリカの生活・育児情報をリアルな視点で発信中(累計1000万PV)
インスタグラム(エミリーinアメリカ)では1.5万人のフォロワーさんとつながってます
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