この記事では、アメリカの新学期がいつ始まるのか、その時期や特徴を解説します。さらに、揃えておくべき学用品や、親が心がけるべきポイントも詳しくお伝えします。初めての新学期でも、安心して迎えられるよう、ぜひ参考にしてください。
アメリカの新学期はいつ?始まりの時期と特徴
アメリカの新学期は通常、8月末から9月初めにスタートします。州や学区によって若干の差はありますが、多くの学校ではこの時期が新学期の始まりです。日本とは異なり、夏休みの後に新しい学年が始まるため、親子にとっては大きな節目となります。また、新学期に向けて「バックトゥスクール」という一大イベントがあり、文房具や衣類のセールが行われるのも特徴的です。
みんなの地域はいつから?新学期の開始時期アンケート結果
新学期の開始時期に関して、アメリカ在住の日本人家庭を対象にアンケートを行いました。結果によると、8月前半が44%、8月後半が34%と、約80%の家庭が、「8月新学期スタート」になっているということがわかりました。
アメリカの学校といえば、“9月始まり”と言われていますが、実際近年の傾向では、どんどん開始時期が早くなってきています。
(先日、インスタグラム(ありがとうフォロワーさん1.5万人)で、アンケートを実施しました。)
アメリカの開始日、州によって異なり、早い場所では7月中にはすでに開始している場所もあります。一部の地域では、夏の猛暑が厳しいため、学校のエアコン設備にかかる負担を軽減する目的で、新学期を早めに開始し、早めに終了するスケジュールに変更していることがあるようでうす。
学用品はこれを揃えよう!リストとおすすめアイテム
新学期の準備には、学校から指定されるリストをもとに学用品を揃えることが基本です。一般的には以下のようなアイテムが必要です。
- リュックサック(Backpack)
- 水筒(Water bottle)
- くつ(Shoes)
上記は必ず必要になってくるアイテムです。年齢によってはタブレットやパソコンなどを利用することがあります。
アメリカの公立学校は多くが私服で、ヘアスタイルの規定などはあまりありませんせんが、中にはドクロ等デザイン的に良しとされていないものもあります。子供らしいデザインのものが無難です。
お弁当・ランチボックス
アメリカのお弁当箱として大人気なのがこちらのベントゴーシリーズ。これは縦向きに入れても漏れないのがすごい!アメリカではリュックサックは雑に投げられることも多く、きちんとした向きで保管されることなんてほぼありません(笑)
こちらのアイテムは、少し大きめでサンドイッチなどにも対応。さらに、保冷用トレイが付いているため、それを冷凍庫で冷やしておくことで夏でも利用ができる便利品です。
ランチボックスはバックパックとは別に、このような保冷機能つきバッグに入れて持参する子も多いです。
スプーン&フォークのセットも忘れずに入れます。
スナックバッグは、お菓子を入れる袋です。フルーツやサンドイッチなどの軽食を入れます。使い捨てのビニール袋でも良いのですが、最近はエコの観点からこちらの再利用できるタイプがアメリカでは定番人気です。
ファイルフォルダ
プリントや宿題を整理するために、ファイルフォルダは必要でした。学校によって指定が異なる可能性がありますが、うちの子の学校の場合、2 Pocket Folder with Prong Fastenersという指示があり、こちらのフォルダを利用しています。
アメリカの学校で購入を依頼される文房具
アメリカの学校では、新学期に学校から購入して持ってくるように言われるアイテムリストには、一般的に以下のようなものが含まれます。実際の具体的なリストは学校や学年によって異なる場合がありますので、詳細は学校からの案内に従ってください。
アメリカでは日本のように各個人で文房具を所有し利用するのではなく、クラス共有で利用するケースが多いです。
アメリカの鉛筆
アメリカで定番人気の鉛筆は、「Ticonderoga」「Dixon」「Staedtler」「USA Gold」などがあります。どうしても日本製品のクオリティと比較してしまいますが、こればかりは仕方ないので、アメリカのメーカーの購入で良いでしょう。
日本の鉛筆を持たせたらクラスで取り合いになってしまいました…(フォロワーさん情報)
アメリカの消しゴム
アメリカで定番の消しゴムと言えば、ピンク色の消しにくい消しゴムです。そのため、もしメーカー指定がないのであれば、以下のようなペンテルの消しゴムがおすすめです。
アメリカのクレヨン・色鉛筆
アメリカのクレヨンや色鉛筆で定番なのは、クレヨラです。
色鉛筆はこちらが定番アイテムです。クラス用であればこいったタイプの指定がありますが、個別所有にする場合は、TOMBOWなどを利用しています。
アメリカ定番のスティックのり
アメリカで定番のスティックのりといえば、Elmer’sです。紫色ですが、乾くと透明になるタイプ。
アメリカ定番の紙・コピー用紙・画用紙など
アメリカのコピー用紙は、 Copy Printer Paperです。サイズはA4ではなく、Letterサイズ(8.5インチ x 11インチ)のものが最も一般的に利用されているものです。
色画用紙はこちらです。日本製のよりはやわらかな質感です。
より硬さのある厚紙(Cardstock)はこちらです。
新学期に向けた親の心構えと子供のサポート方法
新学期をスムーズに迎えるためには、親の心構えが重要です。特に、子供が新しい環境に適応するためのサポートが求められます。以下のポイントを意識してみましょう。
- 早めの準備と習慣の見直し:夏休みの終わりには、早寝早起きの習慣を再開し、新学期の生活リズムに慣れることが大切です。
- コミュニケーションを大切に:新しい学年に対する不安や期待を話し合い、子供の気持ちに寄り添いましょう。
- 学校との連携:学校からの連絡をよく確認し、必要な手続きや準備が漏れないようにしましょう。
うちの場合、TKとキンダーの生徒は、初登校の前に先生との顔わせのオリエンテーションがありました
特に現地校が初めてとなるお子さんは、とっても不安な気持ちも多いはず。初日登校日は一緒に門まで送っていくなど、できる限りのサポートはしてあげたいですね。
バス通学・忘れ物対策にエアタグ
バス通学や忘れ物対策にアップルのエアタグを服やカバンにつけて対策しているアメリカのママさんも多いです。心配な方はぜひ参考にしてください。
まとめ:アメリカの新学期を安心して迎えるために
アメリカの新学期は、親子にとって新しいスタートの時期です。準備することが多いですが、早めに取り組むことでスムーズに進められます。参考になれば幸いです!