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オーロラを見るアラスカ旅行記:ロッジ滞在とチナ温泉

年末年始の連休をつかい、4泊5日のアラスカ旅行へ行ってきました。

目次

アラスカ旅行のおすすめの時期と日数

アラスカでオーロラを見るなら、寒い時期が一番適しています。オーロラ自体は一年中発生していますが、よく見えるのが通常、9月中旬以降から3月までの間です。北極に近い地域では、気温が下がるにつれて、より鮮やかなオーロラを見ることができます。

現地の方には、オーロラを確実に見るには、「少なくとも3泊」あると良いと言われました。

今日オーロラ見れる?オーロラ予想掲載サイト

アラスカ大学では毎日オーロラの観測の研究をしています。
http://www.gi.alaska.edu/AuroraForecast?
アラスカ付近に発生するオーロラの予想を掲載しているので、滞在中はたびたびチェックするのがおすすめです。

アラスカ旅行:おすすめの服装(冬)

ニット帽・耳あて・マフラー:吸い込む空気が冷たいので、喉周りに巻いた方がいい

防雪アウター+ファーパーカー+ニット+ヒートッテックインナー+下着
※防寒服はレンタルしませんでしたが、上記で大丈夫でした!
動いて服の中だけ汗をかくと、あとあと冷えるので、着替えは必須。

防寒スパッツ+スウェットパンツ+スノボパンツ
パンツの上は、三重で大丈夫でした。

靴下+厚手靴下+貼るカイロ足裏+耐マイナス30度のブーツ

薄い手袋+厚い手袋
雪遊びする以外は、厚い手袋は使わなかったけど、さすがに手袋なしではきついです。
ニット系一枚は少なくとも必要。

アラスカ旅行で持っていくもの

通常のアメリカ旅行持参品に加えて、持って行っておいてよかったものは

  • iPod音楽など アラスカでラジオが聴けるとは限らない
  • マスク →暖房を常につけているので乾燥する
  • スリッパ、ルームシューズ →アメリカには無いことがほとんど
  • 乾燥剤(カメラ携帯結露防止)
  • 水着・ビーサン → チナ温泉用
  • 保湿、二ベア
  • 保温用すいとう
  • シャンプーリンス石鹸→ロッジにない場合あり
  • 爪やすり → 乾燥しているので割れる
  • 自炊用食品(ロッジの場合)

アラスカ旅行記:1日目(アラスカグリスリーロッジ)

今回わたしが向かったのは、アラスカのフェアバンクスというオーロラ鑑賞で有名な場所。ロサンゼルスからは、ポートランド空港・アラスカのアンカレッジ空港を乗り継いで、片道約10時間。

1月の真冬のアラスカ。覚悟はしていたけど、寒い。 積雪がハンパない。空港についたのは、午後3時にも関わらず、もうすでに夕方のよう。アラスカの日照時間は四時間ほどと短い。

ただ、日本のような寒さとは少し違う。乾燥しているので、カラっとしている。冷凍庫にいる感じで、想像していたよりも全然寒くなかった。(ザ・田舎出身)笑

ヒートテックに、裏起毛のスウェットをかさね、さらにスノボウェア上下をがっつり着こんで行ったけど、そこまでじゃなかったかな。店内は、暖房もしっかりしてあるのでなおさら。

エミリー

現地の人は、真冬ですがTシャツで歩いている人もいました。さすがにびっくり。

アラスカで絶対お世話になるスーパーマーケットFread Meyer

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まず最初は、アラスカで唯一の大型スーパー 「Fread Meyer」

数日滞在なので、食料品やお酒を購入します。寒いので冷蔵庫入らず(笑)。現地の人も多く、カニからお米やしょうゆなども売られていました。店内のスタバに、「アラスカ限定マグ」を発見。陳列棚の商品が少ない…案内にはたまに天候が悪いと、野菜の配達がない場合もあるとの事。観光客も多いので、店員さんも対応はよかった。

1日目:グリズリーロッジ

アラスカの Grizzly Lodgeに宿泊しました。

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ロッジにはソファスペースやキッチンスペースがあります。 旅行者同士がコミュニケーション可能。一人旅の日本人男性を発見。

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カニ鍋つくってみた!

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夜12時ごろ、うっすらと北のほうにみどりのもやもや=オーロラが。 ハッキリこれがオーロラなの?っていうのがわからなかったけど。 なんとなく見えました。

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アラスカ旅行2日目:チナ温泉

2日目は、アラスカで有名な、チナホットスプリングリゾート(チナ温泉)へ
http://www.chenahotspringsjapan.com/

日本人には旅行会社で計画された直行便のチナ温泉ツアーが人気で、温泉に入りながらオーロラ観賞できます。

フェアバンクスからチナ温泉は、車で二時間と遠い。

「最寄りの町(フェアバンクス)から約100km離れた一本道の最終地点で、その道のリゾート側約半分の道のりには、殆ど人家も店舗も無い大自然の中にあるという立地から、現在でも電気、ガス、水道、電話線、郵便配達、ゴミ収集、交通手段など一切の公共機関や設備の届いていない場所になります。」
やばめ(笑)

アラスカの冬を知っている現地の人なら、その100キロもの雪道&山道の扱いを知っているでしょうが、
正直個人でレンタカーで行っていいか心配でした。。途中の道になーんにも、無いし。


アラスカの雪道

ガソリンも切れたら、マイナス30度の中でいつ来るかわかんない助けを待たなきゃいけない。アメリカ本土の携帯電話もつながりません!(チナ温泉のHPでも、雪の時期に個人レンタカーで行くのは非推奨です)心配な方は、送迎サービスを推奨。

アラスカの果てチナ温泉へ到着

1時間半ほどで到着(飛ばしすぎ?w)チナ温泉は、ひとつの”エコ村”のようでした。そのエリア内で、食べ物を育て、発電し、プールや飛行機等のアクテビティ・・・など。電波つながらず、昔の暮らしに戻った気分。

アラスカ、チナ温泉

豊富な日本人ガイドさんたち

面白い事に(?)、現地で働いている人は、日本人の若者たちがチラホラ。J-1ビザ(アメリカの研修ビザ)で働きながら生活しているそう。(最大1年半まで滞在可能) 研修ビザなので給料は微々たるものですが、自給自足の野菜等や宿舎が支給され、英語で話す機会もある。月に一回ほどみんなで乗りあいながら、フェアバンクスの市内に行き、飲みに行ったり服買ったり・・・が今の楽しみ。だそうです。防寒服着てたら、おしゃれはできないけど、買ったのは極地対応のブーツくらいでそんなにお金使わない!とのこと。

とにかく、日本語スタップさんがたくさんいるので英語が話せなくても安心です。

その日本人の女の子に、アイスミュージアムのツアーしてもらった。一人15ドル。

氷のマティーニグラスで飲むアップル・マティーニ 1杯 $15

チナ温泉、氷のグラスでマティーニ

中には氷でできたホテルもありました。寒くて寝れないよーw 時間があったので、発電所を見学。LEDで野菜の栽培もやってました。

我々が借りた、シグネチャー・ルーム

チナ温泉のホテルは…ものすごくきれいーっていうより、the宿泊施設って感じです。wまあ夜中オーロラ観測に出る人が多いので、関係ないかも。

レストランでの夕食

夕ご飯は、キッチンがないので、レストランで食事しました。アラスカのビールを気にいってます!アラスカ産のサーモンのパスタが本格的でおいしかった!

チナ温泉メインスポット=温泉!

温泉には、水着を着て入ります!

日本の露天風呂のように座ってゆっくりーではなく、広くて深いプールみたい!

外は極寒、中はぽっかぽか

頭から上、髪の毛が真っ白にバキバキ凍ってる。笑

チナ温泉で頭が氷る

ぷかぷか浮きながら、オーロラ待つのは最高!!しかし、そこからホテルの部屋に髪を乾かさずに走ったら、完全に湯ざめした。w

オーロラ観賞タイム

夜は、アクティビティーセンターでオーロラをみんなで待つ。まっくらな部屋でみんなでシーンっとw オーロラが出始めたら外へ。

お湯は無料であるので、コーヒーとかインスタント系を持参するのがベストです!わずかですが、山のむこうに、うごめくオーロラが見れました!

アラスカのオーロラ、シャッターがきれない

きらきら、ゆらゆら

残念なのは、シャッターが切れない!!オーロラは目には見えるのですが、自然光であるからか、

写真に綺麗に映すにはオーロラ用のカメラ設定が必要だった様子。

せっかく一眼レフを持っていったのに、AUTOモードでは、
カメラが光をとらえる事ができないので、なかなかシャッターが押せず。

これが最大の写真となってしまいました笑

博物館 University of Alaska Museum of the North

次の宿泊先のチェックインまで時間があるので、University of Alaska Museum of the Northという博物館へ行くことに。
市街から(そのフォー屋さん)からすぐ近くでした。
入場料はひとり12ドル。

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博物館には、アラスカに生息する生き物のことから、
意外にも日本人がアラスカにやってきた歴史についても展示がたくさんあった。
第二次世界大戦のときに、日本軍がアラスカを侵略しに来ているので、アラスカという地は、実は日本と関係がけっこう深い。日系人もおられるようです。(全然知らなかったぁー)

3日目:オーロラ観賞に最高なロッジ Aurora Borealis Lodge

このAurora Borealis Lodgeは、いろんなサイトでも評価がとっても高い!
http://www.auroracabin.com/JapanesePageOne.html

ここは熊谷さんという夫婦が経営されているロッジで、
ほーんとに、一番人気な理由がわかります。

あたたかい部屋で、ベッドで寝そべりながら、
オーロラの登場を待てるんです!!

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しかもベッドサイドには、「トランシーバー」

ロッジオーナーさんに連絡する際や、

夜中中、オーロラが見えたら、他の宿泊者とオーロラ発生情報をシェア

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キッチン完備だし、もう至れりつくせり。炊飯器もあります!

日本語でぜんぶ説明してもらえるので楽ちん!

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夜ご飯ははりきってシチュー

雪国といえば、シチュー

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寒い日にぴったりでした。

2泊目・・・

アラスカの冬シーズンの日照時間はとても短い。
お昼の10時から午後の3時くらいしかないので、出かけるとしたらその間がベター。
Aurora Borealis Lodgeから車でほど近くのゲレンデにスノボをしに行くことに。

アラスカでスノボしてみた

ロッジからほど近くにあるゲレンデ。
来ているのは現地の人ばかりで、みんなとっても上手。

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正直、私・・・スノボできると思っていた。爆
うまくはないけど、立つくらいはできるはず!といきこんでいたけど、

日本のゲレンデ状況とは全く違う。。
サラサラ雪でふっかふかで、厚さが深い!!!気温が低いので粉雪が分厚く積もってる感じ。

そして傾斜がものすごい角度!笑

立つのもままならず、傾斜にしがみついております。笑

もちろんコースの難易度はいろいろありますが、一番低いコースでも難しい。ヘルメットかぶれって言われる理由がわかります!雪がふわふわな分、こけるとずっぽりはまってしまうので、怪我したら危なそう!

オーロラ観賞の結果は?

ですが、残念なことに天気が悪く見れませんでした・・・天候は自然現象なので仕方ないですね。

雲の合間から見える、星達はすばらしく、しんしんと降り積もった雪の中の世界は、

それだけでも十分に美しい。

ロッジからきんきんに冷えたワインを片手に、温かな部屋から、

空を見つめるのも素敵です。

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憧れの犬ぞり体験

午後2時のお昼に予約したにも関わらず、なかなかの寒さ&暗さ。w

指定場所に到着すると、すでに犬をつれたツアーガイドさんの姿が。

犬たちのウォーミングアップのあとは、
私達乗る方の準備。

結構寒くなるから・・・と、防寒着の上のスーパー防寒着。笑

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ほとんど目しか出てない!

あれよあれよと、川の上を犬そりで出発!!!
ひとりは前、もうひとりは後ろに立って乗りました。

(感想)
結構楽しみにしてたんですが・・・なんというか、思ったより、地味?w
前のそりに、防寒布でくるまれて引っ張られると、まるで救護のために引っ張られているようなw
そして一人で乗っているし、話すことも動くこともできないので、45分もわんこたちのうんちの匂いと葛藤しながら引きずられる。笑笑

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