アメリカ移住ブログ、和ごころLAです。
1日のなかで、睡眠はすごく大事ですよね。
昨年結婚した際に、新しいベッドを購入することになり、いろんな家具屋さんを回りました。彼の身長が高いから、カリフォルニアキングで、フレーム込み1000ドル(10万円)くらいの予算かな?なんて思っていたのですが・・・
大幅に予算越えし、マットレスだけで3000ドル(約30万円)の、Tempur-Pedic(テンピュールマットレス)を購入してしまいました。
最初は、「高すぎ!贅沢品じゃやない?」と反対していたのですが、1年たっての感想は・・・
買ってよかったです。
3秒で眠りにつけます。
こんなに大きいベッドに広々と寝られるのは、アメリカ生活の醍醐味ですね。
そんな私の、テンピュールマットレスベッド(Tempur-Pedic)を1年間使用した感想をご紹介します。
California king bed (カリフォルニアキングベッド)
日本在住の方なら、カリフォルニアキングって何だよ?と思うかもしれません。
アメリカの歌手、Rihannaの歌で、”California King Bed ”という歌をがあるのですが、このタイトルは、王様のベッドじゃなくて、アメリカのベッドサイズのこと。とぉっても広くてアナタを遠く感じちゃうわぁ〜みたいな、歌だったと思います。(?)
アメリカのベッドサイズは、
シングル → ツイン → ダブル → クイーン → キングが定番で、
→その次がカリフォルニアキングです。サイズは72 in × 84 in(183 cm × 213 cm)です。
普通のキングよりも、10センチ長いので、背の高い人には愛用されているサイズです。
私の旦那さんはカリフォルニアキング以外のベッドだと、どうしても足がはみ出てしまうので、サイズはこれしかないと最初から決めていました。
日本だとなかなか置けない、大きなサイズのベッドはアメリカ生活ならではですよね!
Tempur-Pedic テンピュールのマットレス
Tempur-Pedicは、日本では「テンピュール」とよんでいますが、アメリカでは「テンパーピューデック」と発音します。(最初は聞き取れなくて、みんななに言ってんだよ?と思いました。笑)
テンピュール素材は、1960年代にNASAがスペースシャトル計画の中で宇宙飛行士の体にかかる重力を和らげるために開発された素材ヴィコエラスティックホームを基に、スウェーデンのファゲダーラ社が商品化したもので、独自の特性で体温と体圧を感知し、ゆっくり沈み込み体の一点に集中しがちな圧力を均一に分散させる素材である。
引用:wiki
NASA公認のこの素材は、一度横になると、他のマットレスとは全然違うことに気づくとおもいます。
ベッドのマットレス全体がテンピュール素材できているので、体が沈みこむ感覚がすごい。横になった瞬間、意識がスゥ〜〜と抜けていくとような感覚です。もう宇宙へ行っちゃいそうです。
テンピュール素材を使ったマットレスの特徴は、
- 体の温度や体重、体型に合わせて変化し、完璧にフィットする
- 不快な寝返りを最小限にするので、途中起きてしまうことが減る
- 振動を吸収するので、一緒に寝ている人を邪魔しない
試し寝してみて、すっかり気に入ってしまった旦那さん。
「俺は、眠りの時間を何よりも大切にしたいだっ!!」とか、
「眠りの質がいいと、体に良いんだっ!!」とか、
「忙しい時ほど、体力を効率的に回復させたいっ!!」とか、
「10年使ったら、一年あたり300ドルだよ!!」とかを、
なんやらおおげさにえんえん、熱心に言ってくるので、購入することになりました。笑
使用した感想
正直なところ、最初は、ベッドにつつまれながらスーッと眠りに入る感覚に違和感がありました。
というのも、私はずっとやや固めのマットレスが好きで、寝返りをバンバン打ちながら寝るタイプだったため、ふわっと包まれて寝ると、起きた時に「動いていない感」が残っていたんです。
寝ている間に動いてないから、筋肉が縮んで固まって、宇宙空間で小さくなってしまった感じです。特に首や肩がこっている感じがありました。
これは、普通の羽毛枕を使っていたのが、一つの原因だったようです。テンピュールマットレスに、普通の枕を使うと、どうしても体は沈むが、頭はひっかかった状態になり、寝苦しさが残っていました。
それで、枕も低反発素材にしたら、かなり楽に寝れるようになりました。それも女性用の、厚みが少ないタイプにしました。
今では朝起きてすぐに超活動的に動けるほど、すっきり熟睡できています。快眠、快調です!
衝撃を吸収するので二人で寝ていても、隣の人の寝返りが気になることはありません。
寝ているひとの隣にジャンプしても、私なら気づかず寝ていると思います。
旦那さんは、ちょっとの振動や寝返りで、頻繁に目がさめるタイプだったのですが、このベッドにしてから減ったようでした。
動けないかも?という懸念
新婚の私たちにとって、一番心配だったことは、「沈みすぎたら埋まっちゃって動けない」ということです。笑
体に合わせて沈んでしまったらどうなっちゃうんだろ・・・??
店員さんにもさすがに聞けないなと思っていました。
実際、確かに最初は苦戦しました。沈んでいるところから、頑張って這い上がろうとすると、大変です。
ですが、一年たっての感想は、慣れました!慣れです、慣れ!
ある意味、筋トレになっているかもしれません。笑
普通のマットレスよりも、ヒザが痛くなりにくいと思います。
そういう意味では、新婚さんだけでなく全年齢によいです。
暑いかも?という懸念
日本で暮らしていた時、厚み数センチの低反発マットシートを使ったことがありました。本物のテンピュール素材ではなく、安い類似品だったと思います。蒸し暑く湿気が高い夏は、低反発マットは暑くて寝苦しい印象がありました。
しかし、本物のTempur-Pedicマットレスは、さすがに全然違う!
カラッとしていて湿度の低いカリフォルニアの気候だからというのもありますが、全然夏でも暑苦しくないです。
マットレスに冷感プロテクターシートをしいていることもあります。高級マットレスのカバーは、300ドルとこちらもお高かったです。
安く購入する方法
Tempur-Pedicのマットレスは、おすすめですが、お値段が立派なのと、なかなかセールになりにくいのが難点。
まずいろんな店頭で、実際に寝っ転がって試してみて、好きな品番を押さえることが先です。
手段1
私たちは、Ashley Furniture で購入したのですが、そのほかにも家具(ベッドフレームやテーブルなどたくさん)も買ったので、家具込みで値切り交渉しました。結果的に全体で1000ドルほど引いてもらうことになりました。
手段2
ネットからキャッシュバックで購入する。セール時期をみはからって、少しでも安くなったら買います。こちらのサイトの設定をしてAshley Furnitureから買うと3.5%キャッシュバックで購入できます。
大きなベッドが置けるのは、アメリカ生活ならでは。
ちょっと値段は張りますが、毎日利用する幸せとおもえば・・・お金の出しがいがあるかもしれません。
睡眠の質でお困りの方は、ぜひ試し寝からやってみてください〜!