アメリカ移住ブログ、和ごころLAです。
今回は、永住権の面接までに絶対に準備しておきたい、ふたりの結婚が本物である証拠のお話です。
この証明内容によっては、面接結果が保留になる可能性があるので、しっかりと前準備をしていきましょう。
ふたりの結婚が本物である証拠とは?
アメリカ人との結婚を通して、永住権を申請すると、
申請者(私)は、アメリカ人と同じように、自由に仕事につくことができたり、社会福祉保障の恩恵を受けたりと、アメリカの市民同等の権利を受けることが可能になります。
アメリカに長く住む人にとって「永住権(通称グリーンカード)」の取得は憧れであり必須です。
なかには、アメリカ人にお金を払い「偽装結婚」をしてグリーンカードを申請する人もいます。
これは日本人だけではありません。自国の治安的に、アメリカに住みたいと思う人も、世界にはたくさんいます。
一度グリーンカードを入手してしまうと、さら別の家族を自国から呼び寄せることが可能になり、今トランプ政権で問題視されているような、移民が多すぎる国家になってしまう・・・
※私は本物の結婚です
そのため、永住権の面接では、
最初から「二人は偽装結婚じゃないか?」という疑い前提
でスタートします。
面接官は、家に来ることはありません。
だからこそ余計に、面接時に、「本当の結婚ですよ」と証明するモノを持参する必要があります。
永住権の面接日はいつ頃?
私たちが国際結婚の手続きを依頼した手続き代行業者によると、
”3か月と3週間めくらいが、面接決定(日程)の通知が来る目安”
とのこと。
(これはエージェントによって処理速度は異なります)
私たちは、9月半ばにグリーンカード手続き書類を郵送したので、
12月上旬に、面接日決定の通知が郵送されてきました。
そこに書かれていた面接日は、
郵送されてきた時点の、約一か月後の日にち。
面接には、「夫婦二人で」行く必要があります。
面接日の日程変更は、よほどのことが無ければ、日程変更せずに行くほうがベター。
平日なのでお仕事は休むことになりそうです。
ふたりの結婚が本物である証拠書類
面接までの数か月、二人の結婚が本物である証拠書類をできるだけたくさん集めます。
”結婚 イコール 一緒に住んでいること”
が大前提です。
<一緒に住んでいる証明>
◆同じ住所でかつ、両方の名前が記載された請求書
私たちが提出したものは、
*携帯の請求書
*電気代
*ガス代
*水道代
*住んでいるマンションの賃貸契約書
わたしたちは結婚と同時に一緒に住み始めたので、なるべく最初から二人の名前をあえていれてほしいと伝えました。
アメリカの手続きには、お願いしても1~2か月かかり、時間がかかります。
最初から請求書がペーパーレスになっている場合もあるので、あえて郵送で送るように設定しなおしました。
※この請求書類は、2年後の永住権条件解除の面接に、再度必要なので、紙で郵送する設定は2年間継続する予定です。
<一緒に生活している証明>
重要で、面接官がじろじろ見ていたのは、
◆2人名義の銀行の明細書
こちらには、二人の名前と住所だけでなく、
グロッサリーストアに買い出ししている、保険を支払っているなどの生活の実態の明細が出ているものです。
これは、二人が家計を合わせて一緒に生活している強い書類になると思います。
J&Hさんによると、なるべく二人名義の新規口座を作るのではなく、
”どちらかの既存の口座をもとにジョイントアカウントする”
ことがポイントだそうです。
要するに、偽装結婚の場合、お互いの貯金を見せ合う必要はないですが、本物の結婚の場合は、貯金も生活も二人一緒です!という証明になります。
<二人のカップルとしての証明>
◆二人の写真(自分たち・お互いの両親が映っているもの)
◆二人の写真アルバム
面接時は、写真を数点提出しました。
私たちはその写真にプラスして、mixbookというサイトからフォトブックを作っていきました。(mixbookもこちらのキャッシュバック設定するとお得です)
なぜフォトブックを作ったのかというと、アメリカでは、コンビニコピー機が近くにないので、一枚一枚印刷するのが面倒くさかったからです。
逆にこういったフォトブックサービスのほうが、
お金もかからないし、たくさん写真を乗せれるし、面接時に没収されなければ手元に残って思い出になるし、と思いつくりました。
案の定、印刷していた写真数枚は、提出しましたが、このフォトブックは返してもらえました!
もし万が一返してもらえなくても、もう一回注文すればいいですしね。
あと、旅行の際のレシートも持参していましたが、写真やほかの証拠書類が充分すぎるほどあったので、そこまでは確認されませんでした。
念のため、結婚祝いにもらった友人からのカード(英語)も持参しました。
証拠書類提出の際のポイント
実際に面接に行って感じたのは、
*きちんとまとめておくこと
きちんと書類をまとめておくと、面接官に対しても好印象になります。
ルーズな人という印象より、”ちゃんとしている人”と判断されるに越したことはないです。私は「タブ」をつけてバインダーにして、すぐに出せるようにしました。
*すべて提出してもいいように、コピーをとっておくこと
面接官の部屋にはコピー機がありませんでした。そのため、都度ほかの部屋にコピーに行くので待つのが面倒でした。
自宅にコピー機がある人は、自分のパスポートとIDのコピーもふくめ、全部提出して手元になくなっても大丈夫なように、コピーをとっておくとスムーズですよ。
国際結婚での永住権申請の体験談を記事にしました
アメリカ国内で申請する、アメリカ人との国際結婚で、グリーンカードを申請した体験談をまとめました。さまざまなケースがあると思いますが、基本概念は同じだと思うので、チェックしてみてくださいね。