最近のアメリカの情勢を考えると、”大人になってから海外生活を目指す場合、どうするのがベスト?”という質問には、やっぱり駐在員がベストだと思っています。
→「今アメリカに行くなら、駐在員案件を狙うべき5つの理由」
海外で働くために、駐在員案件&海外勤務案件を探す方法をご紹介します。
アメリカ+求人で検索すると
たとえば、グーグルで「アメリカ 求人」で検索すると、アメリカ国内にある人材派遣会社が表示されます。
例:パソナアメリカ、QuickUSAなど
こちらは、現在アメリカ在住で、かつ就労ビザがある人むけの人材紹介サイトです。
このほかに、求人情報が掲載されていて個別で応募できるようなサイトは、就労ビザがなくても応募できる場合もあります。しかし、短期インターンビザ(J)や、現地雇用むきの内容が多く、これらは私のいう駐在員の案件とは全く異なりますのでご注意を。とくにJビザやインターンをかこった案件は注意が必要で、短期間雇用の低賃金労働者を斡旋している業者もあります。
業界未経験でも・社会人経験が浅くても、応募できる駐在員案件はあるので、日本から渡航を考えている場合は、「日本の求人サイト」もいちどチェックしてみてください。
日本から駐在員案件に応募する方法
現在の日本では、求人が売り手市場になってきているので、よりよい条件を求めて転職活動をするのは、良いチャンスです。すでにスキルがある経験者の場合、すぐ経験を生かすことができますが、初めての海外勤務に不安になることもあると思います。その場合は、あえて数ヶ月〜数年、日本での実務をしたのち、海外赴任のパターンがおすすめです。
駐在員案件は、現地採用に近い定住型(例えば、現地の工場長など)と、期間限定の赴任型があります。
期間限定の赴任型タイプは、少なくとも数ヶ月〜1年ほどは、日本国内の会社で研修や実務を条件としている会社も多いので、早めに動くことが大切です。
おすすめサイト(1) マイナビエージェント
おすすめ度★★★★★【求人サポートが強い】
業界職種に精通したキャリアアドバイザーからの転職活動アドバイスや、ノウハウなどの情報提供を受けられる求人サイト。80%が非公開求人なので、あまりサイトには海外求人案件が掲載されていませんが、自分にあった海外案件を紹介してもらえます。技術職などの案件も多く、日本で働いた経験を生かしたい人にぴったり。
海外技術営業 年収400-600万円
入社6ヶ月~1年程度をめどに海外に赴任いただける方
システムインフラ開発エンジニア 500万円~1000万円
大手銀行向けのシステム開発。最終的には、同社アメリカ現地法人に勤務
おすすめサイト(2) リクナビネクスト
おすすめ度★★★★★【バラエティ豊か】
毎週2.6万人以上が新規登録する、人気の求人サイト・リクナビNEXTでは、海外で働く求人も紹介中。実際に転職した人の約8割がリクナビNEXTというだけあって、バラエティが豊かな求人があります。未経験・経験不問・第二新卒など若い人でも挑戦しやすいのがポイント。アメリカの人気エリアで働けるが嬉しいですね。
シリコンバレー勤務 学歴不問
<リクナビネクストの求人例>
飲食マネージャー 年収600万円
ニューヨーク
マーケティングプランナー 月給25万円~50万円
ロサンゼルス 20代歓迎・経験不問
おすすめサイト(3) Type転職エージェント
おすすめ度★★★★【大手企業が多い】
サイトデザインが固めの印象をうける求人サイトですが、こちらのTypeエージェントに登録すると、海外案件への紹介があります。大手企業の案件が多く、安心感があります。それぞれの仕事の「のやりがい」ポイントもきちんと教えてくれるサービスで、エージェントが年収の交渉まで担当します。
設計 年収450万円 ~800万円
勤務地北米、職務経験3年以上、TOEIC500
海外営業 年収400万円 ~650万円
勤務地北米、大手自動車メーカー
後悔しない渡米のために
いかがでしょうか?各サイトの応募条件を詳しくみると、業界未経験可・TOEIC500点など、思いのほか条件のハードルが高くないことがわかります。
海外勤務案件を紹介するのは、転職エージェントがつくタイプが多いです。履歴書を送ることで、あなたにあった企業を紹介してくれるので、手間がかかりません。それぞれ持っている案件が異なるため、たくさん登録しておくと可能性が広がります。
就労ビザの取得が非常に難しくなっているいま、また、ビザが落ちるとなかなかアメリカに入れなくなる現状があるいま…大手企業からのサポートを受けた就労ビザ取得はおすすめです。当サイトには、海外生活に希望を持った・可能性のある人方たちが連絡をしてくれますが、「海外で働く」を後悔しないために、駐在員案件もぜひ検討してみてください。留学し、アメリカの大学を卒業してから新卒で就労ビザを取るよりも、日本での勤務経験を生かした就労ビザ取得のほうが、可能性がグーーーーッと広がっているのです。(詳しくは「今アメリカに行くなら、駐在員案件を狙うべき5つの理由」)これは留学エージェントでは絶対に教えないことです。
また、2017年のアメリカの平均手取り月収は、$2587(284,442円) *くわしくは日米の物価比較参照ですので、上記の年収例を見ると、どれほど違いがあるかわかりますよね。
*海外で働きたい人
*英語力を生かした仕事につきたい人
も、意外と日本の求人サイトが穴場なので、チェックしてみてくださいね。